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ワーホリ記7 ニュージーランド編 ラスト侍

ワーキングホリデー生活も残り数ヶ月となり、色々と帰国後の事や、残りの期間の過ごし方など色々と考えながら、とりあえず仕事を探していました。

仕事をしなくても帰国まで節約しながら生活できる余裕はあったのですが何となく仕事探すのが癖になっていて、色んな求人情報を見て回ってました。

すると、2週間後から北島で、アノ記憶に新しい?Tomoクルーズ?主演のラストサムライのエキストラ募集がやっていて、アジア人を大量に募集しており、コレは面白そうだしネタになるって思い、さっそく応募して、北島のオークランドに飛びましたが。。。

気合いは十分なのに、全然連絡が来ない。。。

それに首都のオークランドはやはり他の地域に比べれば物価も高いしって事で、小旅行に出る事に。

旅行と言えば、ニュージーランドではメインの移動手段は車🚙、持ってなければバス🚌、金持ってなければヒッチハイクっとの事で、セカンドハンドのお店でテントを調達して、友達から譲り受けた寝袋を持って今回はヒッチハイクで出発する事にしました。

やはり旅に出るなら、何らかの目標?目的?があった方が面白いと思うので、この時に掲げた目標は、ニュージーランドの最北端に行く❗️っと言う事で、出発しました。

ヒッチハイクは一台目こそ、捕まえる場所が分からず苦戦しましたが、その後はスイスイと北上できて、暗くなる頃に何処かテントを張れそうな場所に落としてもらってっという感じでした。

中には寝場所決まってないなら、ウチに数日泊まって行っても良いよーっと言ってくれる人も居ましたが、ちょっとヒヨってしまったのと、先を急ぐからっという言い訳で泊まりませんでしたが、それならご飯はご馳走してあげるっという事で、ご飯をご馳走してくれた人もいました。

話はずれますが、旅行だけでなく、学校や日常や仕事などでも人との出会いが1番大事だなって思います。

自分の周りにどれだけ良い人間関係を築けている人が多いかで、その人の人生の充実度が変わってくると思っています。

お互いが相手を大切にしたいっという気持ちを持って関係を繋げていけると素晴らしいですね。

話を戻して。

ニュージーランド最北端を目指して、ヒッチハイクで地図を見ながら話を聞いていると、最北端の手前に90マイルビーチという直線のビーチがあるとのこと。

バスや車でビーチを走るアクティビティもあるし、歩けるよ!っと聞いたので、これもネタになるっと思い、90マイルの長さを知らずに、挑戦してみる事に!

若気の至りから、1泊で余裕と思ったので出発地点で下ろしてもらって、近くのショップで水とか缶詰などを買い込んで出発!

1泊目は感動の嵐🥺

海に沈んでいくサンセット! まさに無限にある星⭐️ ニュージーランドに来た当初にも、地平線のすぐ上にも星があるのを見て感動したが、ビーチから見る星空も格別だった!

2日目はあいにくに小雨が続く日で、テンションも落ちペースも遅く、ここでふと考え、どこまで続いているのだろう??っと考えるようになる。

昼間はバスが通ったり、車が通ったりして、バスや車に手を振りながら楽しいが、夕方ぐらいになると誰も居ないし暗いし、懐中電灯はあるけど月が無いとさらに暗く、怖い。。。

まぁ天気の悪い夜はそういう気分になるけど、3日目の朝は晴れたのもあってまた楽しく歩き出し、途中で通りがかった車を止めて、現在地を確認する事に。

なんと、まだ半分をちょっと超えたぐらい。。。

え。。。 ところで90マイルって何キロ??

こんな疑問を持ちながらも、現在のようにスマートな電話は無いし、とっくの昔に電源は切れてるので、どうしようも無く歩き続け、4日目についに水と食料が無くなる事が判明したので、またまた車を止めて(本当は乗せて帰ってって言おうかとも考えたけど)水を恵んでもらい。せっかくココまで来たしっと思い気合いを入れて歩き続けました。

5日目の昼過ぎぐらいに、行き止まりっというか歩ける場所の無い所にぶち当たり、横道の砂漠の様な道に入るしか無い状況になり、とりあえず進める方に進んでいくと、森のような場所が見えてきて、視界に入るのは遠くに崖と海、反対方向には川と森、足元は砂漠。

進む方向も分からず、持ち合わせていない野生の勘で歩き続け、夕方が過ぎて少しづつ暗くなってきて、この旅で初めて

ちょっと本当にヤバいかも。。。っと思いました。

そしたら、たまたま砂漠で砂滑りしてノンキに遊んでるカップルに遭遇!!

事情を説明すると、最北端はまだまだ先だし、ココから先は車の通る道路だけだよっと言われ、ココで90マイル制覇っと言う事にして、彼らも翌日に最北端まで車で行くっという事で、便乗させて頂きました。

帰りはテントも疲れてきていたので、普通のホステルなどに泊まりながらヒッチハイクでオークランドまで帰りました。

世界一周に出るまで書こうかと思いましたが、長くなりすぎたので次回にします。

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