【読書録】4 Focus 脳が冴えわたる4つの集中(青砥瑞人・著)
なぜ、読んだ本を公開するのか
毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』というオンライン読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、最後に何をするのかを宣言します。
いつも発表するときに、引用箇所を入力したり、Kindleでコピペしたりするのですが、それを消すのってもったいない。
あ!noteに残しておけば一石二鳥。
ということで、発表内容をまとめた記事を書き続けています。
お試し参加もできるので、興味のある方はぜひ!
読書が苦手な方も、読書習慣が手に入ります!
読書が得意な方は、ワンランク上の読書が身につきます。
今回読んだ本はこちら。
脳関係の本は定期的に読んでいるのですが、Kindle Unlimitedにはいっていたのですぐに入手。青砥さんの本はやっぱり内容が良いですよね。
それでは早速ご紹介しましょう。
【引用その1】違うという感覚を大切にする
「たしかに、これは自分にも当てはまる」という部分がある一方で、「これは自分の感覚とは違う」と感じるところもあるはずです。できれば、その「違う」と感じた部分を大切にしてください。
これは「差分認識」と呼ばれ、脳は差を感じ取ったとき、「どうすれば差が埋まるだろうか、埋める必要があるだろうか、埋めるとしたらどうすればいいだろうか」と目まぐるしく、さまざまな可能性について検討します。
つまり、差分があると脳は学習状態に入り、自分なりに「なんとかしよう、解決しよう」とするのです。
「差」を見つけられないと、できていると勘違いするかも知れません。「差」を知ることで、できていないと理解してその差を埋めようとする。これは本当にその通りだと思います。
勉強でも「できていない」という差が分かることで、その差を埋めようと思って勉強をしていました。足らないことを知ることが学習のスタートなのですね。
できないことが多い人は「これは学習のチャンスだ!!」と思うくらいがちょうど良いのかも。
【引用その2】マインドセット
成長する人はグロース・マインドセットを持っていて、「自分の知能、能力は可変的である」と信じています。
一方、フィックスト・マインドセットの人は「変わるのは無理」「変化のためにコストをかけるのは無駄になる」と考えるので、なかなか成長しません。
グロース・マインドセットはいわゆる「努力の天才」と呼ばれた人たちが持っている性質で、「自ら努力・行動することで、自分も世の中も良い方向に変わっていくはず。だから、がんばろう」と信じられるわけです。
やってもやってもできないということがあると、限界を感じる人がいますがそれと同じなのかも知れませんね。
グロース・マインドセット、フィックスト・マインドセットこの2つは面白いですね。これが共存している人もいるような気がします。
私は、一人の力で政治は変えられないと思っているので、そこについてはフィックス・マインドセット。でも、自分が頑張ることで、一部や身の回りは変えられると思っています。だからその点においては、グロース・マインドセットなのだと思います。
ベースとしては、自分の能力はすべて変えられると思っているので、スポーツをしたり、勉強したり、本を書いたり、人前で講演したり……常に成長を意識して新しいチャレンジをしています。
メルマガも『0.1%の成長』というタイトルをつけていますから、ベースにあるのはグロース・マインドセットだったと分かります。日々0.1%の成長を続けたら、1年で1.44倍になっています。10年では、38倍くらいになります。これって凄い成長ですよね。私のベースにあるのはこういった数的思考であり、それを信じてうまくいった成功体験があるからあ、グロース・マインドセットが作られたのだと思います。
このマインドセットをもっと大切にしていきたいですね!
【引用その3】快に注目する
いきなり「ポジティブになれ」「日常の中のハッピーな瞬間を探そう」と言われても困るかもしれませんが、日頃から「快」の感情に注意を向け、意識し、味わっていれば、ここでも「Use it or Lose it」の原則が働くわけです。 それは結果的に、変化に強い脳、集中できる脳を作ることの第一歩となり、あなたに「VUCAの時代」を乗り越えられる力を与えてくれます。
自分の「快」「不快」を常に感じ取るようにしているとそれがセンサーのように働き、よりよい状態にむかえると思います。「Use it or Lose it」(使わないと駄目になる)、本書ではこのフレーズがよく出てきます。
「快」の状態を見つけるという活動をしないと、自分の「快」にすら気付かなくなるのかも。とにかく、自分との対話を増やして、快の状態に気付きたいですね。これができなくなると、今自分がどんな気持ちなのかもわからなくなるかもしれません。
【引用その4】よく遊び、よく学べ
もし、あなたの周囲に仕事や勉強で憧れるほどの集中力を発揮している人がいるとしたら、その人たちは「よく遊び、よく学べ」を実践している一種の遊びの天才という横顔を持っていないでしょうか。
彼らは遊びを通して培った楽しむ能力、楽しめる能力を仕事や勉強という文脈にも活用することで、ドーパミン、ノルアドレナリンともに適度に分泌され、βエンドルフィンも働いている高い集中状態を持続させているのです。
子供のころから「よく遊び、よく学べ」と言われてきた気がします。ただ、あるときから「勉強が中心」とか「成長」とか、学びがメインになったような気がします。ただ、今は毎週山に登っていますし、毎日お酒も飲んでいます……つまり、かなり遊び回っている状態です。
今の状態の方が仕事がうまくいっている気がします。結局、高い集中力を発揮するためにも、遊ぶときはしっかり遊び、学びや仕事はその場に没頭する。それが一番良いのでしょうね。
ただ「遊ばねばならない」と義務感が発生すると、そこには喜びが生まれないでしょう。やりたいように遊ぶ。それと同じように、働きたいから働く。それが良いなぁ~と思います。そう思うと、今は本当に恵まれた環境に居ます!
まとめ&宣言
脳をもっと活用し、パフォーマンスを高めます。
よく遊び、よく学び、自分の「快」に気付き、自分との対話をする。
なんでも自動で考えなしにすぎる一日は、ドンドン減らしたいと思います!
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