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【第1回プレゼン資料が簡単に作れるようになるコツ講座】目的とスケジュール

こんにちは!
トミーです。

さて、私はこれまで大学院生→大学教員→大手コンサル→大手建設・インフラ業営業とPowerPointで数えきれないほどの授業資料や提案資料を作ってきました。
今回はそれらの経験からたどり着いた資料作成術を講座形式で教えていきたいとおもっています。

尚、私の経歴に興味がある方は以下をご参照ください。
【自己紹介】noteをはじめたきっかけ|トミー@広州|note

■対象となる方
・プレゼン資料に苦手意識を持っている方
・PowerPointに抵抗意識がある方
・上司から資料が見づらいと指摘を受けたことがある方

■到達目標
・この講座が終わるまでに資料作成能力を向上させる。

 →この講座で習ったことを実践すれば100%能力はあがります!
 ※途中で挫折しないようにしてください。100%フォローします。
・自分なりのフォーマット(ベース)を作る。
 →基本的に自分好みのフォーマットをつくり資料作成。次回資料作成の際はその資料をコピーして別の資料を作ります。そうすることで作業時間の短縮になりますし、前回の資料で指摘された事項を次回修正すればフォーマットおよび自分の技術が向上します。

■注意事項
・私のやり方がすべて正しいとは限りません。
 →これまで学んできたことを取捨選択して自分のスタイルを作っています。私から学んだことを生かして自分が作りやすい方法(スタイル)を確立してください。
・アニメーション等の技術は教えません。
 →プレゼンテーションを

■スケジュール
・合計10回の予定です。
但し、こういう時にはどうしたら良いのか?という疑問や悩みがあると思います。その場合はコメント欄に書いて頂ければ追加の記事を用意致します。
尚、更新頻度は1回/2日を予定しています。

■プレゼン資料作成講座受講前の注意事項
・以下に講座を受講する前に気を付けなければならない3つのことを記載しています。とても重要なことなので以下を読んでから講座に進んでください。

注意事項A「①優先順位を守ること」
早速ですが、ここで皆さんに質問です。
上司から資料作成の指示を受けた場合以下の3つのうちどれが正しいでしょうか?
①「デザインがとても良い」+「頼まれた期日までに作成できなかった」
②「デザインがとても良い」+「上司が求めてた内容が入っていない」
③「デザインは良くない」 +「上司が求めた内容が入っている」

答えはもちろん③となります。

当たり前のことですが、優先順位はあくまで内容になります。
繰り返しとなりますが、

伝えたいこと > デザインにこだわる


となります。
よくデザインにこだわり過ぎて期限に間に合わなかったという話を聞きます。ここは前提としてまず理解してください。

注意事項B「②PPTで作成する前に基本構成を考えること」
よくありがちなことは最初からパワーポイントで作り始めることです。
この方法ですと100%失敗します!
まずは手書きやWordで書きたいことをまとめてから作業に移ってください。

注意事項C「③聴き手が理解できる言葉で作成する」
よくあるのが呪文パターン業界用語・社内独自の言葉を多用することです。例を挙げてみます。
まず呪文パターンの例です。

「今回のイシューですが、弊社がイニシアティブをとって業界のオピニオンリーダーになるために開設したA事業部についてご説明致します。
 A事業部が展開しているシステムはクリティカルポイントを明確にし、今ストリダクションするためのシステムのコンバージョン率を高め、コンセンサスを遵守し、サスティナビリティしていきます!

となります。皆さんは取引先の営業からこのような提案説明を受けた場理解出来ますでしょうか?

私はもちろん理解できませんし、そもそもこのような説明をされたら1行目で聞く気がなくなりますよね?
よくわからない言葉ばかり出てくると聴き手にストレスを与えることになりますので注意してください。

次に業界用語・社内独自用語を多用することです。
不動産業界を例にすると「青田(あおた):建物がまだ建っていない土地を、建物付値段で販売すること」、「金消(きんしょう):金銭消費貸借契約書の略。」という言葉。

不動産業界以外に従事されている方分かりますでしょうか?
知っている前提で話すとお客様に伝えたい内容が伝わりません。
またお客様によっては不機嫌になる方もいらっしゃいます。

以上3つが大前提となります。
まとめますと
①優先順位を守ること
②PPTで作成する前に基本構成を考えること
③聴き手が理解できる言葉で作成する

となります。

以上が今回の講座内容となります。
次回からは実技中心でやっていきます。

お疲れ様でした。


ぜひぜひ、サポートをお願いします。現在日本円での収入がなく、いただいたものは息子の日本語教材の購入にあてます。本当にありがとうございます。