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【中国人との恋愛・結婚・育児】#29 男は稼いでなんぼ!?妻(中国人)と結婚して変わった価値観

こんにちは!
2018年12月に中国人と結婚したトミーです。
中国人との恋愛や結婚についてこれまでの経験を基に記事にしています!
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さて、今回は「男は稼いでなんぼ!?妻(中国人)と結婚して変わった価値観」です。

まず、前提として私の父親は昭和25年(1950年)、母親は昭和30年(1955年)生まれ。1947年から1949年までに生まれた世代を「団塊の世代」。いわゆる「金の卵」と言われた世代のちょっと後ろの世代です。

そのため両親世代の家庭では男は外で働き、妻は家を守る(=専業主婦)という価値観が形成されており、自然と子供たちもそういう意識が深層心理にある方もいらっしゃるかと思います。

私もそのような1人で「男は稼いでなんぼ!」というような発想でした。

日本もそうだと思いますが、付き合っている時は結婚後の生活スタイルについての価値観を共有することはあまりなく、いざ結婚を意識した時にお互いの共有していくと思います。

もちろん価値観はひとそれぞれなので、正解はないと思います。
ただし、この価値観が合わなかったり、後々合わないことが分かると悪い方向にいったりすると思います。

さて、私達夫婦はどうか?


正直なところ価値観というより、そもそもの文化が違うので見て見ぬふりをして結婚したというのが本音です。

 私達夫婦は2016年2月に付き合い約3年後の2018年12月に日本、中国どちらに住むかを決めないまま結婚しました(今更考えたらおかしいですが)。
 その後日本に住むことで決着したのですが、妻から「日本に行ったら私は働けるか分からないため、すべてあなたの一人の力(収入)で頑張らなければならない。一方、中国であればあなたは働くことが出来ると思う。冷静に考えたら、あなたが中国に来た方がいいと思う」

 
完全に日本に来ると思ってた私は土地を購入して自宅建設に奔走。。。
※以前、書きましたが中国では結婚する際夫側が自宅を用意する必要がある

 そんな時にそのようなことを言われても困るといろいろ言っていたのですが、そうこうしている間に妻の妊娠が判明。
 私の母親が中国人に対してあまり良い印象を抱いておらず、関係は微妙。
初めての出産でストレスを抱えて子供に影響があっても困ると思い、最終的に中国に行くことを決心。
※日本には購入した空き地だけが残る。。。

 そのように二転三転しながらの渡航であったためもちろん中国では無職。
事前にどうするか話していたのですが、身重の妻から「あなたは別に働かなくていいよ。まずは中国語を覚えて」との要望。

上記の通り私は「男は稼いでなんぼ!」というような考えの持ち主。
身重の妻に働いてもらいながら私は中国語の勉強=学生なんて絶対あり得ない!と妻の反対を押し通し働くことに。

そもそも「あなたは別に働かなくていいよ」なんて言われると思ってもみなかったので、ある時妻に質問。

妻曰く「中国語は絶対必要だし。貧乏だけど私の給料でご飯は食べられるからその方が家族にとって良い方向にいくと思ったから」

この言葉を受けた時、私自身は正直自分のプライドしか考えてなかったし、女性に頼るのは恥ずかしいという固定観念の元に生きていたと改めて気づかされることに。

妻は続けて「夫婦って夫と妻の側面もあるし、一生の友達=親友の面もあるでしょう。だからあなたが辛い時は私が頑張って、逆に私が辛い時はあなたが頑張れば問題ないでしょう」とのこと。

そのような考えなので、より一層妻には負担をかけたくないと思い、一生懸命仕事をして今は少し余裕のある生活を手にすることが出来ました。

余談ですが、上記のような考えのため、炊事、洗濯などの家事全般は常に平等。ちょっと残念なのは中国に来た当初より多少給料があがった(妻の給料の2倍以上)のですが、給料日に送金したら「好的(わかりました)」と一言だけ。

お疲れ様とかないんかい!って文句言ったら
「家族のために働くのは当たり前でしょう。私も働いていますよ」
と一言。。。
性格もあると思いますが、平等というより最近は妻優位に。。。
まーそれで夫婦関係が保たれるのならいいか、と半ばあきらめていますが。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた!






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