農家跡取りが伝える！農業を始めるなら○○○を攻めろ！
はじめまして。Kentaと申します🙆
僕は、生まれた瞬間から農家の後継ぎで、実家は静岡のお茶農家です。
肥料やお茶の香りの中で育ち、工場も経営しており、全国的なペットボトル飲料にも卸し、工場の中ではお茶師と呼ばれる仕事も行い、日本茶アドバイザーの資格も持っています。
仕事で関わってきた作物
・日本茶
・芽キャベツ
・レタス
・トウモロコシ
・お米
・ブロッコリー
・プチベール
作物以外には田んぼの暗渠作業という水はけ作業にも携わっており、小型車両系建設機械を所得し、コベルコのバックフォー（ユンボ）も使っておりました。
30代半ばで工場経営を廃業し、農業を一時期離れ、他業種で働いていますが、今でも土づくりや植物の魅力から離れられずにアルバイトや趣味として農業をしています。
こんな僕が伝えたいのは、農業を楽しみたいのなら
土づくりを楽しめる人は農業を制す
と言う事です。
半導体が足りなければ車は作れません。作物の半導体となるのは土壌の良さです。観葉植物や多肉植物などの家庭菜園レベルでも、これは同じ事で、土作りが成長に多大な影響を与えます。作物に大きな影響を与える土づくりを研究する事です。
愛すべきワークライフ
農業は自然との調和、伝統と技術の融合、そしてコミュニティとの絆にあります。これらの要素が組み合わさり、農家の生活や仕事は、独特の魅力を持っています。
他業種の製造業に行った僕が感じた事は、作るモノに対して作り手の気持ちが希薄だなぁという事。農業は、雑な仕事をすれば、すぐに反応のある繊細な作物が多い為、分かりやすいです。人間とは違い、正直な反応しかできないため、素直な感想を成長という形で見せてくれます。人との駆け引きが必要な営業とは正反対な感覚なので、相手の感情を読み過ぎてしまうHSP気質な自分には、合っていました。
対自然の貴重な仕事
まず、農家の生活は自然との深いつながりに満ちています。畑は美しい風景を生み出し、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。農家たちはその中で季節の移ろいを感じながら、作物に手をかけることで、自然と共に生きる喜びを味わいます。朝早く起きて畑に出ると、鳥のさえずりや風の音が耳に心地よく響き、清々しい空気を吸い込むことができます。このような自然の恵みに触れることは、農家たちにとって生きる活力となります。
朝早く寒い事もありますが、とにかく空気が美しく心が表れます。朝採れレタスの収穫時期は太陽の浴びながら爽やかな朝を迎えられました！
モノ作りの伝統を受け継ぐ
また、農家の魅力の一つには、伝統と技術の融合があります。作物栽培や製造は古くからの伝統に裏打ちされていますが、同時に最新の技術も取り入れられています。伝統的な手法を守りつつ、新しい技術や知識を取り入れることで、より品質の高い作物を生産することが可能となります。この伝統と技術の融合は、農家たちにとって誇り高い仕事の一環となっています。
他業種も一緒かと思いますが、研究と挑戦を重ねている農家は将来的に伸びやすい傾向があります。土地の地質に合った肥料や生育方法があるので、一概に、一つのやり方で美味しさが決まるわけではありません。これを知る為には何年も研究し、出来た作物の糖度や色合いとして結果が出ます。
農業で繋がるあたたかさ
そして、農家の生活はコミュニティとの絆を築くことも重要です。地域の人々や仲間と協力し合いながら、お茶の栽培や製造に取り組むことで、地域社会の結束を強めます。また、お茶を通じて多くの人々と交流する機会も得られます。農業を愛する人々との出会いや、イベントに参加することで、新たな友人や繋がりを築くことができます。このようなコミュニティとの絆は、農家たちにとって心地よい支えとなります。
JAや地元が開催する農作物の勉強会などが定期的に開催されており、ここで今年度の傾向などを知ります。稲作では、タニシや台風による影響が毎年あり、病気の出方などの弊害となる事柄の傾向が知る事が出来ます。
土づくりを楽しめたらあなたの天職
ざっくり、農業の魅力を書いてみましたが、僕が伝えたいのはすべて土作りから成り立つものだという事。半導体がないから車が作れないレベルの話と同じくらい農業の基盤は土づくりです。逆を返せば土づくりが上手い人は農業に向いていると思います。これを遊びの一環として楽しめる人には農業が楽しめる人であると言えます。
土に触れあうというストレスケア
土とメンタルの関係性について考えると、まず土が僕たちの生活に果たす役割を理解することが重要です。土は私たちの食物を育て、自然界の生態系において重要な役割を果たしています。土は単なる物質の集合体ではなく、私たちの精神的な健康にも影響を与える可能性があります。
ストレス軽減効果
まず、土が私たちのメンタルヘルスに与える影響を考える際に重要な要素の一つは、自然療法の考え方です。自然療法では、自然の中で過ごすことが心身の健康に良い影響を与えるとされています。そして、土は自然の一部であり、その中で過ごすことはストレスを軽減し、リラックス感を促進することができます。例えば、庭や畑で土を触ったり、植物を育てたりすることは、多くの人にとってリフレッシュや癒しの時間となります。このような活動は、心の安定や精神的なリフレッシュにつながります。
また、土とメンタルの関係性は、農業や園芸活動を通じてさらに深く探ることができます。農業や園芸は、自然との関わりが非常に密接な活動であり、その過程で土との触れ合いが欠かせません。
農作業や園芸活動に従事することで、土とのつながりを感じることができ、それが僕たちのメンタルヘルスに良い影響を与えると考えられます。実際、農業や園芸はストレスを軽減し、自己成長や充足感を促進する効果があるという研究結果もあります。
腸内細菌と土壌の微生物の親和性がある？
さらに、土とメンタルの関係性は、土壌中の微生物との関わりも含まれます。土壌は様々な微生物の生息地であり、その中には僕たちの腸内に存在する微生物と同様に、私たちの健康に良い影響を与える可能性があるようです。土壌中の微生物との触れ合いは、免疫力の向上や心の安定につながるとされています。特に、農業や園芸を通じて土との触れ合いを増やすことで、土壌中の微生物との関わりを強化し、その恩恵を受けることができるでしょう。
心と土は似た者同士
最後に、土とメンタルの関係性は、土壌の状態と心の状態との類似性にも関連しています。土壌が健康で栄養豊富であれば、作物は良好な成長を遂げることができます。同様に、私たちのメンタルヘルスも良好な状態であれば、より充実した生活を送ることができます。したがって、土壌を栄養豊富に保つように努めることは、農業の観点からだけでなく、私たちのメンタルヘルスにも良い影響を与えることができるのです。
総括すると、土とメンタルの関係性は、自然療法の観点から考えることもできますし、農業や園芸活動を通じてさらに深く探ることもできます。土壌中の微生物との関わりや、土壌の状態と心の状態との類似性など、様々な側面からその関係性を考えることができます。土との触れ合いが、僕たちのメンタルヘルスに良い影響を与える可能性があることを考えると、自然とのつながりを大切にすることは重要です！
人付き合いに疲れたら土いじりをおすすめ
僕はHSS型HSPで、人付き合いに疲れてしまう事があります。農家を離れて、人との関わりが多くなった仕事をして、自然と触れ合う事がどれだけ癒しだったかを感じました。表現しがたい解放された心地の良い感覚が忘れられず、アルバイトで農業を続けていたり趣味で多肉植物、観葉植物、花を楽しみ、土づくりという研究を楽しんでいます。
今後は多肉植物の鉢作りを企てています。手軽に始められる植物ライフ皆さんも楽しんでくださいね！
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