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【就活】グループディスカッションに50回連続で受かった方法【必勝テンプレ】

こんにちは、TOMです。就活の大きな関門の1つ、「グループディスカッション」。今回はこれを突破する必勝法について解説します。

僕は就活時代、50回ほどグループディスカッションを受けたのですが、全て合格することができました。今回は、そこで使っていた「進め方のテンプレート」を紹介します。

■自己紹介

・経歴:都内私大➔新卒でリクルート➔ベンチャー➔外資コンサル(今)
・就活時代は、リクルート・楽天・サイバーエージェント・NTTなど様々な企業に内定。就活ノウハウを学生に届けたい。
・20代後半の社会人。仕事の傍ら就活支援をしています。
 志望動機、自己PRなどの添削を以下で受け付けています。
 https://coconala.com/services/1622602

YouTubeでも解説しているので、文字を読むのが辛いという方は、動画でご確認ください!(ちょっと音声が悪くすみません…)

1.戦いは入室時からスタートする

オフラインのグループディスカッションなら、入室する時から勝負は始まっていると考えてください。

まずやることは「真ん中の席に座る」ということです。
以下のような6人テーブルなら、真ん中(黄色部分)の2つどちらかのイスに座りましょう。

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この理由は、真ん中の席は物理的に議論に参加しやすいからです。

端の席だと、

・声が届かない
・真ん中を陣取っている学生に無視される
・印象が薄くなる

といったマイナス面が多くあります。座る位置で既に優劣が付くということです。まずは物理的な障壁を無くしましょう。

真ん中の席を確保するには、他の学生よりも早く会場に到着する必要があります。時間に余裕を持って臨みましょう!

2.議論の流れを掌握する【勝利のテンプレート】

グループディスカッションは闇雲に進めるものではありません。僕が常に使っていた「進め方のテンプレート」を紹介します。

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使い方を詳しく解説します。
テンプレートを基に以下の流れでディスカッションを進めます。

①現状(スタート):問題が発生している現状はどんな状況か?
②あるべき姿(ゴール):それをどんな状態に変えたい?ゴールを設定する
③Gap(課題):ゴールにたどり着く上で、どんな課題を乗り越える必要がある?スタートとゴールのGapを分析する
④解決策:課題を解決し、Gapを解消する解決策を考える

例えば、「売上が落ち込んでいるカフェがある。この売上を伸ばす方法を考えて下さい」というお題があったとして、以下のように考えます。

①現状(スタート):売上が落ち込んでいる状態
②あるべき姿(ゴール):売上が増加した状態(具体的にいくら増加させるかも定義する)
③Gap(課題):売上が落ち込んでいる原因を考える
④解決策:原因に対して解決策(売上を伸ばす方法)を考える

グループディスカッションが始まったら、まずこのテンプレートを提案しましょう。

あなた:「すみません、今回のディスカッションですが、時間が限られていることもあって円滑に進めたく、こんな枠組みで進行できればと思うのですが、いかがですか?」

という感じで、ホワイトボードにテンプレを書いて提案しましょう。
この時点であなたのリーダーシップ、論理的思考力をアピールできます。

全体の流れを決めずに、いきなり「どうしましょっか?」と話し始めるのはNGです。まずはテンプレに沿って、進め方の骨組みを作るところからスタートしましょう。

3.時間配分を決める

いきなりタイムキーパーに立候補する人とかいますが、これもあまり意味がないです。

以下のように時間配分を決めましょう。

1.まずはテンプレートに沿って議論の流れを決定
2.「現状(スタート)の部分を5分で議論して、あるべき姿(ゴール)は5分、Gap(課題)と解決策はそれぞれ10分ずつ意見を出し合いましょうか」と、議論の流れから逆算して時間を決める

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重要なのはタイムキーパーをやることではなく、進め方の枠組みを決めた上で、残り時間から逆算して、それぞれの議論パートの配分時間を決めることです。

あなたがテンプレートを提案する際、一緒に時間配分も決めてしまいましょう。リーダーシップを更にアピールできます。

実際のタイムキーパーは、その上で誰かに役割を振りましょう。

この時点で、以下4つの素質を採用担当者にアピールできます。
①課題解決の流れを構築する「論理的思考力」「課題解決力」
②メンバーに方向性を示す「リーダーシップ」
③時間配分を決める「計画性」
④役割を振る「マネジメント力」

この時点であなたの合格はほぼ決まっているでしょう。

この後はテンプレートに沿って議論していくことになります。
正直、あとは他のメンバーが勝手に意見を出してくれるので、ほぼ「自動運転」です。笑

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4."I agree but"のコミュニケーション

他のメンバーと会話する上での注意点も書いておきます。

納得できない意見が出てきた時、相手を頭ごなしに否定するのはNGです。ではどうするのか?

「確かに一理ありますね!ちなみに、こんな考え方はどうですか?」という話し方で反論しましょう。一旦受け入れ(agree)て、その上で別の考え方を提案する(but)というコミュニケーションを心がけましょう。

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仕事は常にチームプレーです。自分の意見を強行することはできません。

グループディスカッションでは、あなたにチームプレーの素質(協調性)があるかも見られています。

5.意見をどんどん振る

仕事はチームプレーなので、一人で完結するものではありません。他者のケアが重要です。

グループディスカッションを進めていくと、会話に上手く入れない人もいると思います。そんな時は、その人を積極的に会話に入れてあげましょう

「○○さんはどう思いますか?」「全員の意見も聞いた上で議論を進めましょう」など、あなたが先頭に立って、全員を巻き込みましょう!

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自分が受かることを考えるのは大事ですが、それと同じくらい「皆で受かるにはどうしたらよいか」を考えることも重要です。

6.終盤に全体整理をする

グループディスカッション終盤で、枠組み通り議論が進んでいることを確認しましょう。

①現状(スタート):問題が発生している現状はどんな状況か?
②あるべき姿(ゴール):それをどんな状態に変えたい?ゴールを設定する
③Gap(課題):ゴールにたどり着く上で、どんな課題を乗り越える必要がある?スタートとゴールのGapを分析する
④解決策:課題を解決し、Gapを解消する解決策を考える

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7.このテンプレートでアピール出来ること

内容をおさらいすると、このテンプレートを使うことで以下をアピールできます。

①課題解決の流れを構築する「論理的思考力」「課題解決力」
②メンバーに方向性を示す「リーダーシップ」
③時間配分を決める「計画性」
④役割を振る「マネジメント力」

その他、"I agree but"のコミュニケーションや、話に入れていないメンバーに積極的に話を振ることで、協調性や思いやりもアピール出来ると思います。

僕はこのやり方で50回中50回のグループディスカッション合格を達成しました。

ぜひ皆さんの就活にも役立ててもらえると嬉しいです。

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