Tokyo Saikai Showcase とは
こんにちは、Saikaishop&Showcaseチームの髙野です🐨
2023年10月にオープンした、東京西海の新しいスペース「Tokyo Saikai Showcase」について。完成するまでも完成してからも様々な出来事があり、たくさんの人の想いがあり。どんな言葉で表現すればよいか悩み、何度も書いては消してを繰り返していました。
今日は、会社としてのご案内の言葉を少し拝借しながら、わたしなりに、まずはどんな場所なのか書いてみたいと思います。
わたしたち東京西海は、長崎県波佐見町をルーツにもち、陶磁器ブランドを企画開発・運営している会社です。日々の暮らしの質を高めるロングライフのブランド作りに、国内外のデザイナーと共に取り組んでいます。
「Tokyo Saikai Showcase」は、展示会やワークショップなどのイベントを開催するギャラリースペース、ウェブショップ(Saikaishop)の梱包や発送を行うワークスペース、地域とのつながりを深めるガーデンテラスから構成され、これまでとは異なるタイプの可能性を追求するショールームです。
設計は、東京を拠点に活動する増田信吾+大坪克亘設計事務所の皆さんが担当。雑誌『新建築』2024年1月号にも掲載いただきました。
現在ショーケースのある場所は、グループ会社 西海陶器の店舗と駐車場でしたが閉店し、数年間は閉じられた空間でした。コロナ前に、ひょんなことから東京西海が空間を活用できることになり、現在オランダにいるディレクター玉木さんがプロジェクトを立ち上げます。
玉木さんは、まず、東京西海とこの空間の印象に大きなギャップを感じたそうです。活動の幅が広がっていく東京西海と、閉じられた空間…。自分たちの姿を体現するためには、駐車場のゲートをとっぱらってオープンにしたい。明るく、楽しく、開かれた場所にしたい。この想いが、Showcaseの軸になっていきました。
また、東京西海のルーツである長崎県波佐見町は、地域の人たちの結びつきが強く、助け合いを感じる町です。出張に行く度に、よく来たね〜元気か〜とあたたかく受け入れてくれる空気にホッとします。わたしたちも、ここ世田谷で、地域の方に頼られる会社になっていきたい。そんな想いも込められた空間です。
ここからは、わたしの話です。「Saikaishop&Showcaseチーム」の一員になり、玉木さんの想いを聞いた時から、ひとつだけ、自分の中で決めていることがあります。
毎日Showcaseに出社しているわたし自身が、「楽しい!」を発信するということです。
わたし自身が1日の中で楽しさをたくさん見つけてチャレンジし、スタッフや地域の方と楽しくつながっていく。「楽しい!」をこの場所で、自分らしく表現していくと、構想していたような空間に少しずつ近づいていけるのではないかなと思っています。
Showcaseへ引っ越してから約4ヶ月が経ち、毎日自然体で過ごしながら「楽しい!」をたくさん感じ、ありがたいことに輪の広がりも感じる日々です。
次回以降も、Showcaseのこと、日々の出来事をご紹介していきます。
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