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#068 ミアネヨ 俳優座 千秋楽

私は、演劇が好きだ。
仕事にしたかったくらい好きだ。
しかし、高3で対策なしに日本映画学校俳優コースを受験して落ちた。それ以外、演劇系は受けなかった。
大阪芸大にも憧れたが、我が家にとっては学費が高すぎたし、文化圏も違うのと、過去問をみてもできる気がしなかった。選択肢から外れた。
日芸も大ブームだった。賢い人、ペーパーテストで点数が取れるのは当然のことだった。さらに求められることに応える力が必要だった。もちろん、学費も。私には力が足りなかった。専門学校も選択肢に入れ、あちこち資料を取り寄せ見学にもちらほら行ったが、やめた。的を絞りすぎるのと金銭的にも高額なため、業界職種を絞り込めずにいた。
そのためその時点での選択は良くないと思えた。当時はスタッフの養成が主であった。

受験をして、気づくことが多かった。自分がその学校のニーズに応えていないこともわかった。違う用事も多かったので、その道には進まなかった。

そして、25年後。
俳優座。お客さんとして、観劇。

撮影者、私
俳優座の前にて。
2024/03/24

エントランスには脚本の伊藤さんらしき方もいらした。「こんにちは。」と挨拶するだけにとどめた。「こんにちは。」と返してくださり、とてもうれしかった。

俳優座はもう一つ劇場があり、養成コース?の方の公演も同日にあり、行列がてきていた。そちらと間違わないようアナウンスも生音声で案内していた。

お話の舞台は「鶴橋」。
私は関東で生まれ育った。鶴橋は、お好み焼き屋さんの名前として知っていた。後に、地名であると知る。その内容は詳しく知らないまま当日を迎えた。

友人が関西の大学に進学して、遊びに行ったことがある。1日2日ではとてもその歴史や特徴を捉えることはできなかった。スーパー玉出がすごいことは前々から伝え聞いていた。

〇〇新田が遊郭的な建物が集まるエリアであることは友人からの情報や、インターネット上の資料などからなんとなくわかってきた。

さて、鶴橋は?
正直、わからない。
映画「焼肉ドラゴン」は映画館に観に行った。

今回の場所は「赤い城」。
焼肉屋さんらしくない焼肉屋さんとして現代に残るこの店は、むかし女性スタッフの接待のある飲み屋さんだった。
〇〇組と△△組。覚えられないけど、対立しているということはわかった。
たっちゃん、があのポスターの人物であるとわかったのは帰宅して、よーーーーくみて、ん?ん?ん?ん?22時頃になっていた。

生きる。
スパイ。
国の命令。
差別。
在日。
子ども。
ごめんね。
ハングル。
お母さん。
戸籍。
入籍。
内縁の夫婦。
警察。
工作員。
組。
地下組織。
しま。
シマ。
カラオケ。
生アクション。

脚本を作るうえで、モチーフとなった事件や作品はあるだろうか。おそらくあると思う。今回このタイミングになったのは、コロナ禍の影響で遅延しているようだった。

千秋楽をむかえられたこと、心よりお祝い申し上げます。

ほんとうに、おめでとうごさいます。
見てよかったです。
これからまた理解を深めていきたいと思いました。
エンターテインメントとして、単純に楽しませてもらいました。
ありがとうございました。

うまく書けないのですが、見てよかったです。
終わると、緞帳(どんちょう)がおりた。
また上がるのはわかっていたけれど、久しぶりに見た。座・高円寺1では緞帳が降りない。
ヤッシーが「物販はこちらでーーーす!」と上手の通路から元気よく現れた。
ミアネヨも、担当の方が物販の告知をせっせとやっていた(^o^)。

同行者は「劇場によってちがうんだねぇ。」と感心していた。「大道具の移動、ほとんどなかったねぇ。」たしかに、第五福竜丸のときは、少ないながらもたくさんの場面転換があった。

今回の俳優座ミアネヨでは、ほぼ固定で、光と闇、俳優さんたちの動きや、いる、いない、止まる、などの演出で時と空間を表現していた。

またいろんな演劇を見に行きたい。

やっている方、
どんどん宣伝して欲しい。
それぞれの方の次回作を楽しみにしています!