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昔のジブリに比べて今のジブリは面白くないなんて言うことは

船越英一郎が出るようなサスペンスドラマより
サッカーW杯の方が面白い、
と言うのと同じようなものだ。
暴論と言ってもいいだろう。

念のため予防線を張っておくが、あくまで私の個人的な感想です。

これでひろゆき氏に突っ込まれても大丈夫。


結論から言うと、

今のジブリ作品もしっかり面白い。

それは昔と比べて異なる要素があるとか相対的なことでなく、絶対的に面白い。 


アニメ映画で製作会社が同じだから一括りにされがちだが、なんとなく近年のジブリ映画が貶められるような風潮があるような気がする。

そういった派閥が言いたいことが全くわからないわけではない。ハウルの動く城を境に、なんとなく雰囲気が変わっている感じはある。
(もちろん宮崎駿さん以外の監督作品が多くなったことは承知の上で。)

だとしても、ラピュタが最高だっただの千と千尋がピークだのと言う人たちは、「なんとなく雰囲気が変わった」ことを受け入れず、昔のジブリのままとして見ているような気がする。

色眼鏡をかけずに見れば、大抵の作品は普通に面白いはずである。それがスタジオジブリというフィルターが発動すると、「なんか違うなぁ」と思ってしまうのではないか。

フィルターが発動することは人間として自然なことなので仕方がない、だがもったいない。一度色眼鏡を外して、比較的近年のジブリ作品を是非見てほしい。

私が好きな近年の作品は、

・風立ちぬ


⇨3回見て3回泣いた。実はエヴァの庵野監督が主演声優。音楽も素晴らしい。


・思い出のマーニー


⇨米林監督(現スタジオポノック)監督作品。自然と建物の描写が息を呑むほど綺麗。アリエッティの時も自然の描写が美しかった。ミステリアスなストーリー展開も魅力。

・コクリコ坂から


⇨まさにジブリらしくない作品。ジブリの過去作を忘れてゆったり見てほしい。宮崎吾郎監督のゲド戦記以来の長編。


ちなみに私の一番好きなジブリ作品は

もののけ姫です。


🦍「ニンゲン、クウ。」

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