【過去の自分】を現在の私に当てはめてモヤモヤ思考をリセットする方法

「私っていまなにしてるんだっけ」
「毎日なにもしないまま時間だけが過ぎていく」
「私、なにしてるんだろう」
「なにも持っていない私になにか意味があるのだろうか」
「私の人生はどこで間違ってしまったのだろう」
「やり直したい」

2021年7月から3ヶ月間休職し、9月末に退職。現在休職から数えて約4ヶ月が経ちました。現在の私の仕事は「自分が幸せと思えるまで休むこと」です。

休職当初は「何もできないことへの焦りに対する劣等感」が心を締め付け、その状態から解放された今でも、「自分にはなにもない。そんな自分には意味がない。」とたまにふと感じたりします。

なにもせずにあっという間に過ぎてしまう日々が、徐々に自分を締め付け始めているような気分になってなんとも言えない不安感とやるせ無さ。

「なにもない。私にはなにもできない。なにもない。」と繰り返し思っては、重りがついているような負の感情が渦巻いている感覚に陥る時があります。

私が感じる「自分に対するなにもなさ、無意味さ」の例を挙げてみるとこんな感じです。

・世間体や年齢などある程度自分の限界が見えてきた気がしている。
・これに興味があるからって、今さら勉強して将来何になるっていうの？
・頑張ったってこの年齢からだと手遅れ。どうせ無駄だし、無理。
・こんなのお金にならないし、稼げない。
・ちょっとこういうのに憧れるけど、世間体が気になる。
・今の私には何もない。行動する勇気もない。
・別に楽しくもないし、こんなことやりたくもない。
　でも、お金稼げるからこの仕事するか。

「自分に対して諦めて、なにもしない。私にはなにもない。なにもできない。価値がない。将来性もない」ということを私の場合指しています。

この感情自体は、誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

（ちなみに私の場合、睡眠が乱れているとこのような負の感情が出てくるようです。）

この感情を和らげる為にはどう考えてみたらいいのか。

マインドフルネスでは過去でも未来でもなく、現在（いま）にフォーカスします。なので過去の自分の状態や未来への不安に焦点をあてることはせず、ただただ「現在」に思考を戻します。

ということは、過去に起こってしまったこと、未来への不安も「現在の自分」は一旦持っていないことになります。

その今しかない状態の「現在の自分」に「20歳の頃の自分」を当てはめて戻ってみます。

私が思う「20歳の自分」というのを数例を挙げてみます。

・これをやりたいからやる。
・興味があることをとりあえずやってみる。
・将来に対してあれこれ考えずに思うがままに行動。
・お金を軸にするのではなく、楽しいからやる。
・年齢に縛られない。
・自分の気持ちに忠実。
・この仕事がしたい。
・ジョニーデップと仕事したいから海外の大学に行く。
・シンガポールなんて国知らないけど、とりあえず行ってみるか。
・親とか関係ない。
・婚期について考える。
・世間体ってなに？気にしなくていいでしょ。

こんな私が思う「20歳の頃の自分の思考」を「いましかない状態の現在の自分」に当てはめて考えてみると、とてもシンプルになります。

ただ興味があること、やってみたいことをやってみればいい。
行きたいと思うなら行ってみればいい。

このように考えがシンプルになると、「なにもない私」「自分は無意味だ」といま思っていることにも意味があるような気がしてきます。

なぜなら「いまからまた20歳の時の自分の思考で自分をやり直すことができる」と思えるようになるからです。

18歳でも、19歳でも20歳じゃなくてもいいと思います。純粋だったと思える頃の自分で考えてみてください。

「自分に対するなにもなさ、無意味さ」を感じてしまう自分を私はこんなふうに考えてみて、和らげてみました。

「自分を無意味に思うこと」ってなくなればいいなと思います。