【退職時の誓約書】交渉した本当の目的
「どうせ会社を辞めるだけだし、適当に誓約書にサインをしておけばいいだろう」
「サインしないとどっちみち会社辞められないし。考える必要もないや」
私は今年の9月末で会社を退職しました。大半の会社では、辞める際に誓約書にサインをすると思います。
少し疑問に思う内容も一部あったとしても、適当にサインをすることもできました。
正直言ってしまえば、誓約書の内容について変更しようがしまいがどちらでもよかったのです。
それでも私は誓約書の内容について一部交渉しました。
うっとおしいと思われても、たとえ変更できなくても、正直どうでも良くても、最後の悪あがきのように交渉をしたのははなぜか?
自分のために行動を起こすことをしたかったからです。
今まで散々自分に妥協して生きてきました。
「どうせなにをしても変わらない。めんどくさい。嫌な人と思われるかも。」
自分自身や自分の未来を置いてけぼりに。そして他人のことを優先してきました。自分を大切にする、将来の自分のための行動は遥かに尊く、大事なことなのにです。
その代償として、自分の心が悲鳴を上げて動けなくなり、苦しむことになったわけです。
自分のために欲張っていい。自分本位になっていい。自分を真っ先に守っていい。
たとえ何も変わらなかったとしても、自分のために行動するということが私にとって重要でした。
なので、今回「誓約書にサインをすること」を使って「自分のために行動する」をしました。
「自分を一番に考えること。欲張ることは悪ではない。」
「もっと欲張って、図太く、なかったことにせず、一生懸命になにか自分のために行動を起こせたら、何か変わるのかもしれない。」
そう思ったからこそ結果がどうであれ、少し自分のために戦ってみたかったのです。(結果的に私が有利になるように内容一部変更できました!)
「他人のためでなく、自分のために行動するのってなんて清々しいのでしょう!」というのが私の感想です。
以上、私が退職時の誓約書の内容を交渉した本当の目的についてでした。
コツコツと自分を犠牲にしない生き方ができたらいいですよね。
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