蠍座の彼 〜ホロスコープ解釈実例 〜
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【 さそり座の彼 〜ホロスコープ解釈実例 〜 】
この方との出逢いは、2009年の愛知県蒲郡市。
2泊だったか、3泊だったか、
とあるセミナーで出逢いました。
今回、さそり座のモデルとして書かせてもらっているのは
経営者として活動されている方です。
最後にお逢いしたのは2014年の名古屋。
SNSでサーフィンの投稿をけっこうされているんですが、
なんか・・・、いちいちカッコいい(苦笑
男性の僕からみても、
「絵になる人」という言葉が、とてもしっくりきます。
実は、初めてお逢いしたときから、
印象があまり変わっていないんですね。
すごくセクシーなんですが、
僕にとっては「近所の優しいお兄ちゃん」みたい。
剛柔併せ持つ、
この深みある雰囲気が、さそり座っぽいんですよ(笑
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「どんなホロスコープなんだろう」とドキドキしますね。
生年月日、出生時間、出生地を入力して
「ホロスコープ作成」のボタンを押す瞬間が、
たまらなく好きなのです。
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ホロスコープのいいところのひとつとして、
その人の見えない部分も浮き彫りになりやすいところ。
大胆なようにみえているけど、
実は繊細な部分がとても多いとか、
おとなしい印象があっても、
決めるときはとても強いとか・・・
言葉にできない、なかなか表には伝えにくい・・・
そのような部分までカバーできるのが、
いいなぁと感じています。
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【 11/18生まれ さそり座 】
太陽 さそり座
月 さそり座
水星 さそり座
金星 やぎ座
火星 てんびん座
木星 てんびん座
土星 おひつじ座
Asc しし座
MC おうし座
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火:1
地:2(冥王星あり
風:3(天王星あり
水:4(海王星あり
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エレメント的に火が少ないので
勢いや感覚で動くことは少なそう。
だからといって動かないタイプでもないんです。
むしろ動きはあります。
動くモチベーションは
精査された情報、かつ人情的なもの。
理性と感情、両方のバランスで動かれる印象です。
水のエレエントが多いからといっても
「流される」というわけではない。
クオリティ的にみると、
柔軟宮のウェートがとても小さいため、
その場の雰囲気やノリで決めることも、
非常に少ないと思います。
さそり座とてんびん座のコントラストから、
この方の人間関係の雰囲気がそのまま感じられます。
ホロスコープから伝わってくるのは
明確な自分軸を持ちながらも、
まわりとの調和をいつも意識されているような感覚。
この方は経営者ですが、
仕事における大前提は「自分を律する」ことだと感じられます。
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個々の惑星だけの解説もいいんですが、
すべてをひっくるめた、
その方のトータル的なストーリーを綴っていきます。
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さそり座の太陽は
「強い目的意識を持つ、人と深く関わる」ですが、
この方にとって、大切なことは
自分のカラーを深く出しながら、
まわりとの調和をはかるというスタンス。
ここで「調和」という言葉を
チョイスした理由は後ほど説明しますが、
人と関わっていくときに、
一番大切になってくるのは「快適な距離感」だと思うんです。
自分を抑えつけてしまうことも、
同時に相手を抑えつけてしまうことも、
ともに長続きはしません。
自分のカラーが深いがゆえ、
相手との距離感への気遣いは相当鋭いんじゃないのかなと。
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さそり座の月は
「ものごとの本質を見抜きたい」ですが、
さらに深めていくと
「自分の信念を貫きたい」という感覚。
まわりへ流されて、
自分を偽って生きることはありえません。
自分の鼓動を忘れてしまうくらいなら、
生きていても仕方ないと、本気で考えています。
ヘビーで激しい信念こそがさそり座のカラー。
この方の祈りは
「どこまでも真実へ近づきたい」ということ。
もしかして、今の時代において、
この「自分を貫く」という言葉は
考えている以上に、色褪せやすいのかもしれません。
あまりにも情報が流動的すぎて、
何へ向かって貫いていいのか、それ自体が曖昧だからです。
ただ、このような時代だからこそ、
まわりではなく、
自分の内面へ意識が向いていくものかもしれません。
「真実は自分にしか存在しない」という感覚こそが、
この方のポリシーなのかなと。
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水星のさそり座ですが、この方にとっては洞察力が命!
専門性への学びの深さもさることながら、
本物の情報や知識を見抜くセンスが高いはず。
スマホでネットサーフィンをしている時間があるなら、
自分にとって必要なものを取捨選択できるよう、
感覚を研ぎ澄ませてくれるものへ、
いつも時間を投資している気がします。
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金星のやぎ座はリスペクトこそすべて。
惚れたものが人であれ、仕事であれ、それは一緒です。
この方にとっては楽しさ以上に、尊敬の念が持てるかが必須。
サーフィンというものは、海や自然に対して、
尊敬以上に、もはや畏敬の念が湧いてくるもの。
畏敬の念とは
「その存在の前では無意識にひれ伏してしまう」という意味。
自分の身を投げ出してでも、一体化したいという感覚は、
実はさそり座のエッセンスでもあり、
この方にとって、サーフィンとは単なる趣味や娯楽ではなく、
もっと深い意味合いを持っていると思います。
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火星のてんびん座は、
自分の衝動や怒りを必要以上に抑えていないか、そこがカギ。
太陽のさそり座が我慢強さを与えますので、
感情は内へ向きやすいのではないでしょうか。
基本的に、
人間関係においてはスマートな印象を与えているはずです。
頼ること以上に、頼られることが、きっと多いはず。
ただ、大切なタイミングで、
目上の方や人生の先輩と呼ばれる方々に、
自分の内側をさらけ出して、気持ち的に救われたこと、
きっと多いんじゃないでしょうか。
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木星のてんびん座が意味するもの。
鏡リュウジ先生によれば、
木星とは「幸運を手に入れるうえで欠かせない態度」とのこと。
つまり、そこにてんびん座があるので
「自分の容姿を最大限に磨くこと」が必要不可欠。
これはエレガントで社交的なてんびん座を
最大限に活かすための手段にもなります。
確かに、人は外見だけではなく、内面だって大切。
それでも人の第一印象は一瞬で決まりますし、
視覚からの情報が55%を占めます。
「外見」の力はあなどれません。
実際に、この方は「身体を整える」ことを
仕事の一環にされていました。
見た目もカッコいいんです。
僕が「アニキ」と慕っている理由、
まわりからも慕われる理由、ここも大きい気がするなぁ。
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土星のおひつじ座。
その人らしいなぁと、感じるポイントは
みな、それぞれ違いますが、
僕がこの方のホロスコープのなかで、
なぜか気になるのが
土星にあるおひつじ座だと感じています。
おひつじ座のキーワードとして
「挑戦、闘争本能」があります。
ここが試練として、その人を鍛えてくれるものであり、
乗り越えるべきテーマ。
この方がチャレンジ精神に乏しいということを
言いたいわけではありません。
ここまでに出てきた「さそり座、やぎ座、てんびん座」。
これらは、おひつじ座と対極に近いニュアンスを持つんです。
土星におひつじ座があるので、
本来は「自分がやりたいようにやりたい」もとても強いはず。
それが素直な気持ちではないかと(苦笑
それでも、それ以外のところが、
強烈な自制心を授けているため、
「まわりと競うことで、何かを得る」という感覚には
惹かれるところがあっても、どうもしっくりこない。
ただ、そんな感覚のなかで得たものが、
結局「戦うべきは自分自身」というスタンス。
感情や思考が乱れそうなとき、
その原因をまわりへ求める以上に、
最終的には「自身のあり方」へ帰結させている気がします。
この方にとって「自我は克服してこそ」。
土星のおひつじ座が与える試練に、いつも挑戦している、
そんな気がします。
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この方の人生のストーリーが凝縮されているのが、
Ascのしし座とMCのおうし座。
Ascのしし座は、この世界で
「創造するため」に生まれてきたことを表していて、
MCのおうし座は「五感で生きること」が、
いつまでも追いかけていく光のようなもの。
この方にとって創造とは、
自分の身体を通して成されるものであって、
それこそが、自分の五感を歓ばせてくれるもの。
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この方は自分を常に高めていきたい、
そんな想いで活動している人なんだと感じています。
秘めている想いは相当に強くて激しいものですが、
それを荒々しく主張するようなことはしない。
あくまでも、
律するべきは自分と強く言い聞かせている。
自分にはストイックですが、
まわりへ同じようなものを求めているわけでもないんです。
表現が難しいんですが、
まわりへ働きかけていくこと以上に、
自分自身を変えていくことへ
意識を向けることのほうが、俄然強い人です。
自身の内面をいつも追求することで
得た感覚をどのようなカタチで表現していくことが
「本当の自分らしさ」なのか、
仕事でも趣味でもいつも問いかけている。
哲学者ではなく、
あくまで実践者でありたいんだと感じられます。
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あくまでもリアルな体感こそが、
求めている真実。
それがポリシー。
さそり座のあなたの生き方をリスペクトしています。
いつも応援しています。
時正でした。
○蠍座の彼のストーリーをさらに深めた続編はこちら
○さそり座のあなたへのメッセージはこちら
【セッション】
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