ハムカツって懐かしい。
好物って名前を挙げていくときりがありません。
チキン南蛮、コロッケ、ハンバーグ、肉じゃが、ウナギのかば焼き、鶏の唐揚げにゆで卵。オムライス、キャベツの千切り、ナポリタン、焼きそば、ビーフシチューにお刺身と次々頭に浮かんできます。
そんな好きなものの中でも、素材に関係なく、この調理方法で作ったらだいたい好き、というお気に入りが揚げ物。
🍤揚げ物大好き特にフライ
特にパン粉の衣をまとったフライが大好きです。
たとえばミックスフライ。
ひと皿に何種類かのフライが盛り合されて、それぞれに合わせたソースがかかっているなんて贅沢すぎます。
ちょっと珍しい変わり種としてはスコッチエッグなんかも捨てがたい。
半熟卵を包んだメンチを切ると断面が輝いて見えます。
🥓おやつ? おつまみ?
そんな大好きなフライものって、献立の中のポジションでいうと、いわゆるメインのおかずだと思うのですが、ちょっとかわった立ち位置のフライものがあると思います。
それがハムカツ。
最近は塊のハムを分厚く切って具にした、おかず的なごちそうタイプもありますが、どこか懐かしい定番スタイルは薄いハムを使ったもの。
軽くてさくさくクリスピーな食感は、夕飯のメインというより、お子さんのおやつや晩酌のおつまみにぴったりな存在です。
子どもの頃、ポッケの100円玉を握りしめて近所のお肉屋さんに走った、懐かしい想い出があったりします。そのときの定番はハムカツかコロッケ。メンチカツはちょっと高価で、ボリュームもあって夕飯の前に満腹してしまうので、軽いハムカツがお気に入りでした。
🥓というわけで作ります
今回はそんなペラペラしたタイプのハムカツを、お気に入りのアレンジで作ってみます。
アレンジのポイントはチーズ。
これを挟んでチーズハムカツに仕立てていきます。
🥓材料(カツ1枚につき)
・ハム…2枚
・スライスチーズ…1/2枚
・天ぷら粉(水で溶いておく)
・パン粉
ハムとハムの間にチーズを挟みやすい大きさにちぎって挟みます。
このときチーズはなるべく真ん中に集めておくと、衣がつけやすく、揚げるときもハムの隙間からチーズが漏れ出しにくくなります。
加熱するとチーズが溶けて、ある程度は自然と端のほうにもいきわたるので、迷わず真ん中にどどーんといきましょう。
さて衣をつけます。
水で溶いたてんぷら粉を両面にしっかりつけます。
全体を包むようにしっかりとパン粉をつけます。
あとはからっと揚げるだけ。
火通りの心配はない具材なので高温で一気に揚げていきます。
底になった面の衣が固まったら返して両面きつね色に。
🥓できたできたよ、ハムカツできた
揚がったらしっかりと油を切ります。
丸いまんまだとサイズ的にも盛り付けにくいのと、見映えもなんだかいまいちなのでカットします。
こんな感じで並べて盛り付けるといい感じ。
フライものの付け合わせにキャベツの千切りは安定の相性。
茹で玉子も彩りよくてお気に入りです。
薄くてカリカリ、クリスピーなハムカツ。
なんだか懐かしさを感じます。
ウスターソースたっぷりでいただきたいですね。
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