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夏といえば冷しゃぶ

いつの間にか7月になりました。少し前まで、桜が咲いたとか、ことしも新玉ねぎが出はじめたとか、菜の花の季節ですねとか、そんなことをいっていた気がするのに、時間の流れは早いものです。

夏本番への入口がきたならば、夏の定番メニュー、豚肉の冷しゃぶの出番です。

☀夏の定番は実家の味

この冷しゃぶ、実家で食べていたメニューをもとにアレンジしたものです。野菜たっぷりであっさりした味付けだからか、メインではなく一人前ずつ小鉢に入れて、おつまみ的なひと品として食卓に並んだ料理でしたが、あまりにも気に入ってしまって、学生の頃はおかわりを2回、3回とくり返していました。

その頃の味付けが、我が家の定番だった市販の青じそドレッシングだったことは、けっこうあとになって知りました。

実家を出て、自分でごはんの用意をするようになると、懐かしくて何度か作ってみたりもしていました。あるとき、市販のドレッシングじゃなくてもできそうな気がして作ってみたら、うまくいったのが今回紹介するレシピです。

活躍するのは、トケイヤkitchen特製の自家製だれ。

このタレをベースにして、味付けしていきます。タレがない場合は、醤油、酢、砂糖、みりんにおろしたにんにくとしょうがを合わせても大丈夫。詳しい分量は記事の最後に紹介します。

🐽では冷しゃぶの準備スタート

バットに自家製万能ダレ、酢を合わせて、少し醤油と砂糖をプラス。おろしにんにくとしょうがも投入します。

このあとで茹でた豚肉と玉ねぎを漬けこむので、タレの味は多少なりとも薄まります。なので味を見て、お好みで醤油、お酢、砂糖の分量は増やしてもOKです。

まず玉ねぎの準備から。

玉ねぎはごく薄切りと、少し厚めのふたとおりに切り分けるのがポイントです。薄いほうはしっかり漬け汁を吸って味わいのポイントになり、厚みのあるほうはしゃりしゃりした食感の役目です。

それぞれの厚さごとに、沸騰したお湯でさっと茹でます。茹で時間は30秒ほどでOKです。余熱でも火は入るので、ほんとにくぐらせるくらいのイメージです。

水気を切って、バットに玉ねぎを広げます。

続い豚肉。

豚肉はしっかりと色が変わるまで茹でればOK。

水気を切ってバットに入れたら、玉ねぎとまんべんなくなるように、全体を混ぜてそのまま冷まします。

冷めたら、そのまま冷蔵庫で2~3時間。冷やしつつ、しっかりと味を吸わせたら、いよいよ盛り付けです。

まずは冷えた冷しゃぶをお皿に。いい色です。ひと口つまみ食いしたくなりますね。

🌿トッピングは夏の香り

みょうがはななめにスライス、大葉は千切りに。刻むたびに、夏の香りがただよってきました。

みょうがを入れて、全体をさっと混ぜます。

香りだけでなく、食感のアクセントにもなるので、まんべんなくみょうががいきわたるようにするのがポイントです。

仕上げに大葉をトッピングしたら、夏の定番おつまみ、冷しゃぶが完成しました。

🍚おすすめの味変アレンジ

いかにもおつまみな感じのひと皿ですが、お醤油風味の甘酸っぱいタレなので、これがまたごはんにもぴったりです。食欲の落ちやすい暑い季節、たくさん作ってもりもり食べられる、口当たりのよさも夏に活躍する秘密だと思います。

ちなみにおすすめの食べかたが、マヨネーズを添えること。全体にかけてしまうのではなく、お皿の端にちょんと小山を作って、それをときどき付けたり付けなかったり。味変しながら食べると、ますますお箸が進みます。

青じそドレッシングを作ってみた話(有料記事です)もよかったらご一読ください。

🐽レシピと分量~from“クラシル”トケイヤkitchen

🐽材料(2人分)
・豚薄切り…100グラム
・玉ねぎ…1/2個
・みょうが…2本
・大葉…2枚 ・酢…1/4カップ
・醤油…1/4カップ
・みりん…1/4カップ
・砂糖…大さじ2
・おろしにんにく…小さじ1
・おろししょうが…小さじ1

🔪作り方
①バットにお酢、醤油、みりん、砂糖、おろしにんにくとしょうがを合わせて漬けだれを作ります。
②玉ねぎは1/3をごく薄切り、残りを少し厚めに切ります。
③お鍋にお湯を沸かして玉ねぎと豚肉をさっとゆでて、よく水を切って①のたれに漬けて冷まします。
④冷めたら冷蔵庫で2~3時間冷やします。
⑤よく味が染みたら斜めに薄く切ったみょうがを合わせてお皿に盛り、千切りの大葉を飾ります

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