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沖縄そばのあるとき、ないとき。
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たまたま乗り換えた駅の改札内の広場で、沖縄物産展と遭遇したのが今回のご当地グルメアレンジ再現のはじまりでした。
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購入したのは沖縄そば。
そうなるともちろん、作ることになるわけです。
ちなみに沖縄そばは“そば”といっても蕎麦粉の“蕎麦”とはまったく別物。
中華麺を太くしたような個性あるご当地麺です。
🍜再現ポイント
今回のアレンジ再現のポイントはこちら。
具とか薬味的なところもアレンジしつつ再現してみる
スープは自作する
沖縄そばの麵が手に入らないときどうするか考える
ではさっそく再現アレンジスタートです。
🌶味変調味料も作ります
まずはコーレーグース(みたいなもの)。
島とうがらしを沖縄の焼酎、泡盛に漬けた調味料的なもので、うどんにかける七味、ラーメンにかけるコショウみたいな存在です。
今回は青唐辛子が1パック99円というお買い得だったので、それを使います。
🌶材料
・青とうがらし
・泡盛
・酢
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へたを落とします。
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小瓶に詰めたら、お酢と泡盛を同量。
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このまま冷蔵庫で一週間くらい漬けこんで、唐辛子のエキスをしっかりと染みださせます。
🐽トッピングだってこだわります
続いてトッピングのメインになる煮豚です。
普通のチャーシューでもいいのですが、たまにいくお肉屋さんにいつも皮付きの豚バラが売っています。
今回はそれを使って、沖縄の郷土料理ラフテー的な感じを目指します。
🐽材料
・皮付きの豚バラブロック
・水
・泡盛
・しょうが
・ねぎ
・醤油
・砂糖
・みりん
・昆布
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皮付の豚バラって珍しいですよね。
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水、泡盛、しょうがのスライス1枚とねぎの青いところを一緒に鍋へ。
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そのまま40分ほど煮ます。
これが下茹で。ここでお肉を柔らかくして、余分な油を抜いておきます。
茹で汁はのちほど使うので捨てません。
冷ましてから一度冷蔵庫で冷やしておきます。
さあ、茹で汁はさておき、ラフテー風の煮豚を仕上げていきます。
あ、紹介するのを忘れてました。
今回は煮卵も一緒に作るので、ゆで玉子も用意しておきました。
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昆布、みりん、砂糖、醤油、水と一緒に下茹でした豚肉とゆで卵を煮ていきます。
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20分ほど煮たらこんな感じ。冷ましてからスライスします。
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🍜スープも作りますよ
ここで冷やしておいた下茹での茹で汁登場です。
これをスープにしていきます。
🍜材料
・豚肉の下茹で汁
・かつおぶし
下茹での汁が冷えたら、表面に油が固まっているのでそれを取り除いて鍋に入れます。
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おかかを投入。
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火にかけて沸騰したら火を止めます。
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濾したら、スープのできあがり。
🍜さあ、仕上げるぞ
いよいよ完成まであと少し。
麺を茹でていきます。
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袋に表記されている時間どおりに茹でました。
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器にスープを注ぎます。
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そば投入。
今回のトッピングはこのとおり。
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🍜トッピングオールスター
・ちょっと厚めにスライスしたラフテー
・煮卵
・おしゃれに斜めスライスしたさつま揚げ
・紅しょうが
あと、彩りに万能ねぎも用意しました。
そうそう、あれも。
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漬けておいた青とうがらし。
自家製コーレーグースです。
🍜沖縄そば爆誕
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どうでしょう。
沖縄そば。
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太さが独特で、美味しいです。
かつおと豚肉の出汁がきいたスープはどこかほっとする味。
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自家製コーレーグースでちょっと味変したりしつつ、楽しみます。
🍜沖縄そばのないとき
我が家ではチャーシューは常備菜なので、豚肉の下茹で汁は定期的に登場します。
カップラーメンに使ったり、煮物の煮汁に使ったりいろいろ活躍してますが、その味を最高に楽しめる花形が沖縄そばのスープだったりします。
今回たまたま沖縄そばの麵と出会いましたが、これはホント偶然。
もし、沖縄そばがなかったらどうしよう。
というわけでおまけ企画。
🍜それっぽい麺を比べてみた
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蕎麦とか素麺でないのは最初っからわかってるので、今回用意したのは稲庭うどんと“細麺”と記載されていた讃岐うどんです。
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太さ比較。上から稲庭、沖縄、讃岐。
こうして見ると、沖縄そばってけっこう太いですよね。
ただ厚みはすべて近い感じです。
あと、今回用意したものの特徴なんでしょうけど、長いぞ、稲庭。
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茹でてみます。
袋に表記されている茹で時間が沖縄そばと讃岐うどんは6分、稲庭うどんは3分だったので、まず沖縄と讃岐から。
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途中で稲庭も仲間入り。
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こんな感じに茹で上がりました。
乾麺のときと太さが変わったりしたら面白いなと思ったりしてたのですが、そのまんまでした。
興味深いのは、やっぱり沖縄そばって中華麺由来なんですね。
袋にも“たまご入”と書いてましたが、そもそもの麺の色が違います。
黄色い。
だからこそのご当地グルメなんでしょう。
沖縄そばは麺も個性をアピールしていました。
ただ手に入れにくいのも事実。
なので代用麺を探そうと思ったわけです。
その結論としては、細めのうどんで食感とか雰囲気は出せそう。
たまごとか黄色いとか、かんすいにこだわるなら、ラーメンの麺がよさそう。
という感じでした。
でもどっちもやっぱりあと一歩、沖縄そばにはなれない。
だからこそ、沖縄そばの個性は輝いているのです。
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