しょうが焼きビジュアル大作戦
基本的におうちごはんのメニューをテーマに、記事を書いているので、振り返るとおなじメニューが、何度も登場してきます。
🏠️おうちごはんは安定感
料理は素材の組み合わせと、味付けの掛け算だと思うので、ある程度料理慣れしていれば、レパートリ自体は無限にあるはずなのですが、食べたいものつくりたいものとなると、話はまた別。
突然閃いたアイディアの食べたことのないメニューより、慣れ親しんだあの味、お気に入りのひと皿を食べたいことのほうが多くなり、おのずとまたあの料理をつくってる。そうなりませんか。
そんなメニューに求めるのは安定感。おうちごはんって、たぶんそういうものですよね。
✨️しょうが焼きビジュアル大作戦
そんな我が家のお気に入り、リピート無限回のメニューのひとつといえば、豚肉のしょうが焼きです。
実際何回もnoteに記事を書いたテーマですが、その度にいろいろ角度を変えてきました。
2つ記事を紹介しましたが、実際にはもっとたくさん書いてます。
今回はそんなしょうが焼きを、見た目で盛り上げて、食卓に出した瞬間、おおっと期待値の上がる感じにしてみようというお話です。
名付けて、しょうが焼きビジュアル大作戦。お付き合いいただければ、幸いです。
🍳グリルに無敵のスキレット
まず、食卓に出すときの食器選びから。これはもう文句なし。焼き物、グリル系には無敵のスキレットを採用します。
スキレットとくれば、付け合せはいつものもやしキャベツ。
もやしをじっくり焼いたら、端に寄せます。
その上に千切りキャベツ。キャベツは生のまま、その下のもやしはキャベツの蓋で、蒸し焼きになるというのがポイントです。
🐽薄切りポークをカリカリに
さて、続いて豚肉。
しょうが焼きには、いろんなスタイルがあって、それを決めるひとつの要素にどんなお肉を使うかがあります。
ポークソテー用、それより薄めだけど厚みもある、しょうが焼き用、薄切り、細切れ。今回はその中から、しょうが焼き用ではない、ロースの薄切りを使います。
ポイントは両面にしっかりまぶした、天ぷら粉。我が家は常備粉が天ぷら粉なので、それを使いますが、もちろん小麦粉でOKです。
フライパンに油を熱したら、火を落としてお肉を広げて並べます。
カリッと焼けたら反転。
カリカリとなるのは、粉のおかげです。このカリカリは、タレをからめることでなくなりますが、そのかわり味がめちゃくちゃからみやすくなります。
両面焼けたら、スキレットに並べます。
粉をはたいた分、1枚1枚の存在感がくっきりと輪郭を持っていて、細切れとはひと味違う存在感がありますよね。でも、ポークソテー用やしょうが焼き用より、軽くて食べやすく仕上がる厚みです。
💧タレはおろしマシマシ
さあ、あとはタレづくりです。ベースになるのは、いつもの自家製万能だれ。
我が家では常備してるのでこれを使いますが、なければみりん、醤油に砂糖を溶かして、おろししょうがとおろしにんにくを合わせておけばOKです。
このタレをスキレットに流し込んで、ジュージューいわせるのが、ビジュアルポイントの切り札。
そしてここで、味方面のポイントを加えます。
追いしょうがと、甘みの玉ねぎ。これをたっぷりおろして、タレに加えておきます。
そして、スキレットの豚肉の上に豪快に。追いしょうがと玉ねぎでおろしマシマシです。
お肉を持ち上げて、タレとしょうが、玉ねぎをお肉の下にもいきわたらせます。
🔥じゅわーのビジュアル
タレがじゅわー。いい香りがぶわっと、立ちのぼってきます。
味がお肉にからんだら、バターを載せて、刻みパセリをぱらぱらと。
このビジュアルが食卓にやってきたら、どうですか。テンション、あがりませんか。
📝ホール・ポイント・オブ・Theミッション
今回のポイントをまとめると、こんな感じ。
📸ビジュアルのポイント
スキレットでタレをジュージューいわせる
豚肉は粉をはたいて存在感を立たせる
バターを載せてパセリで飾る
もやしとキャベツの彩りもアクセント
茶色に仕上がるお肉の上の白と緑、付け合せの白と緑、なんとなくアースカラーな組み合わせが、スキレットの上でジュージュー踊る。食欲たまらないビジュアルですよね。早く食べたい。
そして味のポイントはこちら。
😋味のポイント
玉ねぎをタレに加えて旨味を出す
豚肉に粉をまぶしてタレをまとわせる
バターの風味がタレに溶け込む
そのタレをもやしとキャベツが吸っておいしい
もう絶対おいしいやつです。
バター醤油系で、ビールのおつまみとしてはもちろん、白いごはんも止まらなくなる味付けです。
見た目と味、どちらも優秀な豚のしょうが焼き、ビジュアル大作戦。ミッションコンプリートな食卓になりました。
この記事が参加している募集
お読みいただきありがとうございます☺️いただいたサポートは新作メニュー作りに役立てさせていただきます🍴🙏