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金沢洋食ハントンライス

“トケイヤkitchenおもてなし”の新しいプロジェクトとして、日本全国のご当地グルメを再現してみることにしました。

というのも、“トケイヤKitchenおもてなし”の記事の素材になるのはおうちごはん、すなわち家での調理…つまるところは自炊です。

そうなると我が家の定番みたいな料理はたびたび作ることになります。noteを始めて日を重ねるうちに、おなじ料理のくり返しではネタが持たないなぁという漠然とした不安が生まれていました。

それであれば新作を作るしかありません。ただこれだけたくさんのレシピ情報がネットの世界に溢れるいま現在、まったくの新しいレシピを生み出すのはなかなかにハードルが高そうです。

そのとき頭に浮かんだのが、ご当地グルメ再現レシピでした。これならお手本になる料理があるぞ、と。でも地元の人以外はふだん食べられることがなかったり、そもそも知らなかったりするわけで、情報としておもしろいかなと思ったのです。

そして洋食好きな自分にとっては嬉しいことに、もともとフレンチを中心とした西洋料理をベースに育った“ニッポンの洋食”には、ご当地グルメが多そうだ。よし、これだ。これにまちがいない。

作って楽しい、食べて美味しい、そして新作が書ける。いいことずくめのプロジェクト爆誕です。

🍽今回はハントンライス

というわけで今回のメニューは“ハントンライス”にしてみました。

ハントンライスって実は比較的最近知ったメニューです。実際に食べたことはないのですが、金沢のご当地グルメで、オムライスに白身フライを載せてタルタルソースを添えた料理とのこと。

説明を読んで写真を見るとまったく見知らぬ素材や調理法ではなく、親しみのある料理を組み合わせたひと品で再現チャレンジもしやすそう。“大人のお子様ランチ”系で、わくわくするタイプのひと皿ですよね。

🍽バターのきいたケチャップライス

ご飯部分はいわゆるチキンライス。バターを利かせるのが定番のようなので、具材とごはんはバターで炒めることにします。

鶏肉、玉ねぎ、えのきをバターで炒めます。
えのきを入れるのはかさましと食感のアクセントの意味もあるのですが、カロリーセーブも目的のひとつです。細かく刻むとごはんに混ぜたときに違和感なく食べられるので、ライスものの糖質制限にはおすすめです。

味付けはケチャップ。

よく混ぜながら炒めて、こしょうの香りを利かせます。

🍽タルタルソースも手作り

魚のフライといえば欠かせないのはタルタルソース。

ピクルスは薄切りにしたきゅうりをお酢、塩、砂糖と一緒に鍋に入れて沸騰したら火を止めてそのまま冷ましたものです。
冷蔵庫で保存できて日持ちしますので、我が家では常備菜にしています。

玉ねぎとピクルスをみじん切りにします。

ボウルに入れたらマヨネーズとこしょうをたっぷり。

混ぜ合わせたらタルタルソースのできあがりです。

🍽フライはもちろん白身魚

上に載せる魚フライ、今回は鱈にしました。フライにして美味しい白身魚の代表ですよね。

フライの下ごしらえはこちらの記事でどうぞ。

高温の油でカラッと揚げます。

🍽卵を焼きます

オムライスの卵は個人的にはしっかり火を通した薄焼きが好きです。

ただ今回のハントンライスは有名なお店のメニュー写真を見ていると、とろとろ半熟オムレツ系が多いようなので、そのスタイルでいきます。

バターを溶かしたフライパンに溶き卵を投入。

お箸でかき混ぜて半熟になったら火からおろします。

🍽さあ盛り付けです

チキンライスをお皿にこんもりと盛り付けます。

その上にとろとろの面を上にして卵をかぶせます。

ケチャップは白身フライを載せるスペースを考慮して少し端に寄せました。

アツアツの白身フライをトッピング。

タルタルソースをたっぷり載せたらハントンライスができました。

🍽どうでしょう? ハントンライス

まだ現地で本物のハントンライスを食べたことはないのですが、どうでしょう。

味は文句なし、大好きなオムライスと白身フライにタルタルタソース。美味しいのはいうまでもありません。

ちょっとわんぱくな感じもいいですね。


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