ヒレ肉ってやわらかい
豚肉はリーズナブルで食べ応えがあって人気の素材。お肉の部位も豊富なら、調理方法もたくさんあります。
豚肉の中でも人気が高いのはロース、バラではないかと思いますが、個人的にはヒレ肉がけっこう好きです。
🐽ヒレ肉の魅力
なんといってもヒレ肉の柔らかさは魅力的。お肉としてはふわっとしたような噛み応えで、すじもないのでほんと優しい口当たりが好きです。
一般的にはヒレというとヒレカツが思い浮かぶと思います。ロースよりあっさりしていて、かりっと揚がった衣の中のふわっとした食感のバランスがいいですよね。
🐽ヒレ肉であれを作ってみよう
そんなヒレ肉のちょっと珍しい、そしておすすめのひと品がしょうが焼き。
一般的なしょうが焼きというとロースかなと思いますが、テレビでも紹介された人気の洋食屋さんにヒレのしょうが焼きという名物メニューがあって、大人気なんです。
今回はそれを再現してみることにしました。
🐽では早速ヒレ肉の準備
ヒレ肉は近所のスーパーでけっこう特売になる日も多くて、これ1本350円前後くらいで手に入ります。
こんな感じで厚みを残して切り分けたら、包丁の背で軽くたたいておきます。ロースと比べてすじはあまり気になりませんが、少しはあるので、軽くたたいておくと焼いたときに縮みにくくなります。
バットにラップフィルムを広げてオリーヴオイルを垂らしたら、ヒレ肉を置きます。オイルをなじませたら返して、両面をしっとりとさせます。
ラップフィルムで包んで冷蔵庫で30分ほどなじませます。
🐽ソースと付け合わせを準備します
しょうが焼きのタレは我が家では常備調味料。
醤油
みりん
砂糖
おろししょうが
おろしにんにく
鍋で煮たたせて冷ましておきます。
冷めたら冷蔵庫に入れておけば、いろいろ使えて便利です。
続いて今回の付け合わせはもやしいため。
彩りと食感に茹でた絞ったほうれん草と、マッシュルームも準備。
にんにくともやし、オリーヴオイルを入れたフライパンを弱火にかけます。
動かさずじっくりと焼いていきます。もやしに焼き目がついてきたら底から返して強火にしてマッシュルームとほうれん草を加えて全体を混ぜながら炒めます。
味付けはシンプルにこしょうのみ。お好みで塩や醤油を加えてもOKですが、メインのしょうが焼きにたっぷりタレを添えるので、塩味はそちらでカバーできる点も考慮しています。
🐽いよいよヒレを焼きます
冷蔵庫から取り出したヒレ肉に小麦粉をまぶしたら、フライパンにオリーヴオイルを入れて強火にかけます。
煙が出てきたら弱火にしてヒレ肉を入れます。
片面がこんがり焼けたら返して、反対側も焼き色を付けます。
両面がこんがり焼けたらもう一度返して、指先でお肉を軽く押してみます。
(※注※やけどしないようにお肉に触る時間は一瞬です)
自分の鼻の頭を押したときくらいの手ごたえがあれば、9割がた火は通っていると思っても大丈夫です。
🐽仕上げはたっぷりのソース
最後はソースをからめた仕上げの工程です。
今回はしょうがの風味をよりしっかりとさせたいので、紹介したタレに追いしょうがをプラスします。
ヒレ肉を焼き上げたフライパンに、タレとおろししょうがを加えたら強火にします。
ソースを絡めながら加熱して、すこしソースにとろみがついてきたら焼き上がりです。
ひとくち齧ればやわからいヒレ肉の魅力がビンビンきます。
一般的に思い浮かべるしょうが焼きとは別の料理みたいなひと皿ですが、だからこそ人気店の看板メニューにもなるんだと思います。
ぜひ、いつものしょうが焼きと食べ比べてみてほしいです。
🐽おまけ(ヒレカツも下ごしらえ)
最初の写真のとおり、ヒレ肉1本ってけっこうな量なので、しょうが焼きにした残りをヒレカツにすることにしました。
ヒレカツ用は包丁を斜めに入れてそぎ切りにします。
あとは衣をつけるだけ。衣の付け方は以前のミックスフライの記事で紹介しています。
衣をつけたヒレカツは、一枚ずつラップフィルムで包んだら、冷凍して保存しておくことにします。
ヒレ肉は火通りもいいので、そぎ切りにして厚みを抑えておくと、冷凍したまま揚げてもうまくできるので、作り置きに便利です。
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