最近の記事

ヘチマの実と種子をとりました。

4年のヘチマです。 実が茶色くなったのは、そのまま皮を剥かせました。 パリパリも音を立てながら剥きました。 まだ緑の実は、20分ほど煮込みました。 そのあと、水道で冷やしながら、皮を剥かせました。 簡単に剥けました。 今、干しています。 茶色が濃いものは、漂白しています。 漂白いたら白くなるかどうかはわかりません

    • 理科の授業で学習園

      小学校の学習園には、学年ごとに畑があります。 理科の授業に関係した植物を植えています。 今、理科専科をしていて、4~6年生に理科の授業をしています。 4年生は、ツルレイシ、キュウリ、ヘチマ、カボチャを植えています。 ウリ科の植物ですね。 キュウリは、終わりました。 5年生は、インゲンマメ、ナス、オクラです。 インゲンマメは、発芽と成長の授業で実験の条件を学ばせる単元です。 ナスとオクラは、受粉の学習のページに写真がありました。 6年生は、ホウセンカ、ジャガイモです。 どちらも

      • 年中行事は、子どもに伝えていきたい

        多くの地域では、8月13日からお盆ではないでしょうか。 宗派によっても違うかもしれませんが、先祖の霊をお迎えし、8月15日(16日のところも)にお送りするということになっています。  先日、テレビのニュース番組を見ていると、「自分は、無宗教だ」という人がいて、その話を受けて話す人も、「自分も、無宗教だ」と話していました。  本当に無宗教なのでしょうか。  もし、家族に不幸があったときに、どうするのでしょうか。  多くの家では、お坊さんにお参りに来てもらうのですが、無宗教という

        • 学力テスト小学校理科の問題を分析する

          普段の授業で、実験の考察に対峙した問題を作らせていますでしょうか。 子供が作る問題(学習課題)だからといって、どんな問題を作ってもよしとする授業をしていては、今回の学力テストの問題には太刀打ちできないです。 次の設問は、「試してみたいこと」に正対したものだけが正答なのです。  この【問題】では、「ほかの水よう液をこおらせた物は,水にしずむのだろうか。」が思い浮かぶのではないでしょうか。  これは、「◎」の答えです。  他に、どんな答えが考えられるでしょうか。 例えば、

        ヘチマの実と種子をとりました。

          「楽しい理科の授業のために知っておきたい大切なポイント14」

          「楽しい理科の授業のために知っておきたい大切なポイント14」 の出版をすることになりました。 初任者の先生、理科の授業が苦手な先生、できれば理科の授業をやりたくない先生のたの本です。 もちろん理科の好きな先生にもお読みいただいて、ご感想やご意見を頂ければなと思っています。 実は、同じ職場の新卒4年目の女性の先生が退職をされました。 2年目の時に一緒に学年を組みました。 そのころは、苦労しながらも楽しく頑張ってたのです。 理科も好きな先生でした。 家でもクワガタを飼ったり植物

          「楽しい理科の授業のために知っておきたい大切なポイント14」

          理科は好き?

          2学期の理科の授業アンケートをとった。 選択肢は、次の5つ。 好き、まあまあ好き、普通、あまり好きではない、嫌い 【4年生】49人 好き26人 まあまあ好き14人 普通4人 あまり好きではない0人 嫌い1人 無答(欠席含)4人 【5年生】57人 好き23人 まあまあ好き18人 普通6人 あまり好きではない1人 嫌い1人無答(欠席含)8人 【6年生】60人 好き15人 まあまあ好き20人 普通18人 あまり好きではない3人 嫌い0人無答(欠席含)4人 好きとまあまあ好きを

          理科は好き?

          ミョウバンの結晶作りを楽しむ

          5年生「もののとけ方」の学習でミョウバンの結晶作りをしている。 約60℃で飽和した水溶液を40度以下まで冷やして、その中に種結晶を入れて成長させている。 一人一つ、5年生全員にさせているのだ。 同じようにやっていても結晶の成長の度合いが違うところが面白い。

          ミョウバンの結晶作りを楽しむ

          科学マジックで学期末や授業開きを盛り上げる その2

          昨日の発信の続きである。 1. 大気圧を利用する  次は、ポリエチレンの袋(ポリ袋)に水を入れて、鉛筆を差し込むとどうなるのかという実験である。  これも予想を立てさせる。 (発問)水の入ったポリ袋に鉛筆を指すとどうなりますか。 水がちょっとだけこぼれるという意見の子どもが多くなる。 ちょっとだけ理論だ。  やってみると、スリルがあって面白い。全く水がこぼれることはないのである。  ポリエチレンの分子は、熱によって縮む性質がある。鉛筆を指したと

          科学マジックで学期末や授業開きを盛り上げる その2

          科学マジックで学期末や授業開きを盛り上げる

          学級のお楽しみ会で科学マジックを出しものにすると大受けである。  今、科学クラブを担当している。12月のクラブ活動の時間にやったネタを紹介する。「お楽しみ会でやったらいいよ」と話して教えた実験である。 1. 大気圧を利用する  紙(はがき程度の大きさ)1枚、コップ1個を用意する。  コップにすり切れ一杯まで水を入れて、用意した紙をふたのようにして上にのせる。  予想を立てさせる。  ほとんどの子が「水はこぼれない」という。 実際に実験をする。  水は、こぼれない。紙はコッ

          科学マジックで学期末や授業開きを盛り上げる

          単元のノートまとめの指導ポイントは、3つ

          単元のノートまとめは、見開き2ページである。それ以上でもそれ以下でもない。 「3ページにまとめても見ません」と子どもには話す。 1. 3つのポイント  単元のノートまとめは、3つをポイントにして評定する。 (1)うっとりするノートにする。 (2)ぎっしり書く。 (3)ていねいに書く 「うっとりするノート」とは何かと子どもから質問をされるが、「先生が、ああいいなあって思うノート」と答えている。  感覚的なものだが、うっとりするノートという言い方が最もぴったりの言い方で

          単元のノートまとめの指導ポイントは、3つ

          授業のDX

          6年生理科「てこのはたらき」で、調べたことを班ごとに発表をさせた。 てこ実験器の左のうでに1個(10グラム)のおもりをかけた場合、右のうでにには、どの位置に何個のおもりをかけたらいいのかを調べる実験だ。 実験結果を発表するために、タブレットでスライドを作らせた。 2クラスあるのだが、1つのクラスは、スライドを作って、発表をするまで1時間だった。 もう一方のクラスは、スライドを作るだけで1時間かかった。 何が違っていたのか。 どちらのクラスも6班まであった。 スラ

          授業のDX

          学習園で大根収穫

          9月に、学習園に蒔いた大根。 3か月が過ぎて、収穫の時期を迎えました。 平日は、毎朝水やりを4年生の子どもたちとやり続けました。 大根が少しずつ成長する様子を見るのが楽しくて、毎日学習園に通い続けていた子どももいました。 途中では、カブラハバチやモンシロチョウの幼虫に葉を食べられるのを防ぐために、毎日、幼虫取りをしました。 幼虫がだいぶ少なくなったころ、今度は、カラスが大根を狙いにやってきました。 朝、畑を見ると、くちばしでつつかれた跡が残った大根がありました。 子どもたち

          学習園で大根収穫

          2学期末の子どもの感想

          6年生の理科が、今日最終日だった。 「てこのはたらき」のテストをさせて、余った時間でアンケートを取った。 集計はまだだが、まあまあ、いい感触だった。 記述の部分を一部紹介する。 先生が、図などをかいて説明してくれたり、授業時間後の質問にも答えてくれたりしたから理科が楽しくなった。理科は他とは違って、実験して自分で体験できる。2学期はそれに気づけたので、すごく理科に対して積極的になった。3学期でもこのまま頑張りたい。 月と太陽がどういう関係か知れてよかった。水溶液に性質は、

          2学期末の子どもの感想

          身の周りには、理科の授業に使える「もの」がたくさんある その2

          (二) 空き瓶と学校の土を使えば、地層を作ることができる ジャムなどの空き瓶で地層を作ることができる。 空き瓶に土と水を入れて振るのである。 土は、運動場の土と校舎の横の地面から掘り出したものをつかった。 違う種類の土を混ぜることで、地層が見えやすくなるのだ。 たまたまだが、校舎の横の地面の土は、色が黒っぽくて、茶色い運動場の土とは違いが分かりやすかったのである。 学校にもよるだろうが、学習園の畑の土でもいいだろう。 瓶を振るということは、台風などで海が荒れた場合を想定して

          身の周りには、理科の授業に使える「もの」がたくさんある その2

          身の周りには、理科の授業に使える「もの」がたくさんある

           理科の授業には、具体的なものが必要である。  身の周りには、授業に使えるものがたくさんある。  例えば、「大地のしくみ」(六年生)の学習では、地層の学習をする。  以前は、地層なんて、学校の近くに観察できる場所もないし、実験や観察もあまりできない単元だから面白くないなと誤解をしていた。  しかも、「大地のしくみ」は、六年生二学期の単元でなので、運動会や学習発表会もあるので、理科の授業の準備に時間をかけることもできなかった。そのため、ついつい、さらっと授業を進めていた。

          身の周りには、理科の授業に使える「もの」がたくさんある