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科学マジックで学期末や授業開きを盛り上げる

学級のお楽しみ会で科学マジックを出しものにすると大受けである。
 今、科学クラブを担当している。12月のクラブ活動の時間にやったネタを紹介する。「お楽しみ会でやったらいいよ」と話して教えた実験である。

1. 大気圧を利用する
 紙(はがき程度の大きさ)1枚、コップ1個を用意する。
 コップにすり切れ一杯まで水を入れて、用意した紙をふたのようにして上にのせる。
 予想を立てさせる。
 ほとんどの子が「水はこぼれない」という。

実際に実験をする。
 水は、こぼれない。紙はコップに付いたままである。
 次に、水をコップの半分まで入れる。半分は、空気ということになる。


(発問)逆さに向けると水は、どうなるでしょうか。



この予想は、半分に分かれる。
 紙が外れて水が落ちてしまうという子がおよそ半数いるのだ。
 実験をすると、水がこぼれることはない。
 ならば、もっと水を減らすとどうなるのかやってみたくなる。

(発問)水を4分の1にするとどうなるのでしょうか。

あとは、自分たちでどんどん実験をさせて確かめさせれば良い。水を入れないときは、紙は、落ちてしまうことが分かる。大気圧が下から紙にかかっているのである。
 紙の代わりに網のお玉などでもできる。

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