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単元のノートまとめの指導ポイントは、3つ

単元のノートまとめは、見開き2ページである。それ以上でもそれ以下でもない。
「3ページにまとめても見ません」と子どもには話す。

1. 3つのポイント
 単元のノートまとめは、3つをポイントにして評定する。

(1)うっとりするノートにする。

(2)ぎっしり書く。

(3)ていねいに書く

「うっとりするノート」とは何かと子どもから質問をされるが、「先生が、ああいいなあって思うノート」と答えている。
 感覚的なものだが、うっとりするノートという言い方が最もぴったりの言い方である。
 また、
「先生は、2秒しか見ません。」
とも言う。
 つまり、パッと見て評定をするということである。
 ぎっしり詰まった感じがすることも大事である。ノート2ページに情報を詰め込むようにと話す。


「教科書を丸写ししてはいけません。」

とも伝える。
 丸写しをしなければ、文章をしっかり読んでまとめることになる。そういう学習こそが大切なのである。
 ていねいに書くとは、例えば、線は定規を使って引くというようなことである。
 色鉛筆で色を塗ってもいいが、塗りすぎないようにさせている。
 色を塗りすぎると、かえって見にくくなるのである。
 
2. ノートの実際
 以下は、4年生「変身する水を調べよう」の単元のノートまとめである。

図を描いて実験をわかりやすくまとめている。色鉛筆で彩色もしているが、必要最低限にとどめている。
以下は、4年生「もののあたたまり方を調べよう」



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