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「ずるい考え方~ゼロから始めるラテラルシンキング入門~」を読んで

ずるいというタイトルで惹き付けられた本書。

物事の本質をとらえて、ちょっとした発想の転換によって、労力をかけずに問題解決できるラテラルシンキングを学ぼうというもの。

会社で、とりあえず周りのやり方を踏襲する僕としては真似したい考え方。

大事なのは、

特徴をとらえる抽象化だと気づきを得ました。

できる人、良いアイディアを出す人の考え方を知れる本です。

周りから、あいつずるいよな~と思われる人になりたい!

良い意味で。


○ラテラルシンキングとは

ラテラルシンキング…多角的に見る。

枠組みにとらわれない自由な発想。

それに対してロジカルシンキングとは、

ひとつの考えを深く掘り下げる。

枠組みに当てはめて論理的に解答を導き出す。

A、B、C…Zと順序立てて考えるのがロジカルシンキングで、A→Zへと到達するための最短ルートを考えるのがラテラルシンキング。

常識的に考えることで周りから非難されることが少なくなるので、自分で考えることをやめてしまいがち。

理想は、ラテラルシンキングで多くの選択肢を得て、実行できるかどうかをロジカルシンキングで考察する。

○実行するために必要な力

・物事を疑う力

個人的重要ポイント。

これはこれ。

それはそれ。

当たり前に固定観念を破るためには、自分になぜ?を問い続ける。

物心の抽象化が大事。

例えば、馬車(対象)→速く移動するもの(抽象化)→自動車(具体化)。

車が発明されたときは、こんな思考から生み出されたそうです。

まず、なぜ?と問う気持ちを習慣化したいところ。

・セレンディピティ

偶然起こったことを偶然としてそのまま処理しない。

これを何かに応用できないかと考える。

成功した人や、大ヒット商品とかの舞台裏の話には、こんなのが多いと思います。

・最小の力で最大の効果を出す

他者の力を借りる

作業を組み合わせる

楽な権利を手に入れる

これこそずるいと思われるやり方ですよね。

日頃から、

物事にあえて制約をつけたり外してみたり、自由に思考する想像がトレーニングになる。

もし○○だったら。

仮に○○だとしたら。

いわば妄想なのか。

○まとめると

論理的に考えることも大事だが、まずは、多角的に物事をみることが大切。

対象を抽象化することで、ムダを省いて、効率的な行動を起こせる。

子供の頃から、順序立てて考えることを教えられるので、中々難しく感じます。

しかし、この考え方を知り、日頃から頭の中に置いておくことで行動が変わってくる。

なぜ?と思う癖をつけて、凝り固まった考え方をほぐしていきたいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。


おしまい。

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