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自分の目標は、何かを続けること?それとも習慣化?

始められない、続けられない、だらだらしてしまう

家事や何かをやろうとしたときにぶつかってしまう壁。

著書「なまけもののあなたがうまくいく57の法則」の筆者である本田直之さんは、コンサルティング会社代表取締役兼CEOでありながら、自身をなまけものの資質を持っていると自覚しているそうです。

「レバレッジ・リーディング」という多読をテーマにした著書も読みましたが、本当になまけものなのだろか……と疑ってしまいます(笑)

本書では、なまけることとさぼることは似て非なるものととらえています。

サボることは、目の前の問題から逃げることです。そのためいつか余裕がなくなり、結果的に怠けられません。
しかし、前進型のなまけものは物事から逃げようとしませんし、工夫が習慣になるのでいつもラクができます。

なまけもののあなたがうまくいく57の法則より

なまけものにも種類があり、なるべく怠けたいと工夫しながら前に進む人を前進型と定義しています。

サボることは逃げるという手段を取り、なまけものは工夫をする手段を取るということ。

今回なまけものである僕は、どうすればうまく習慣にできるかという発想に注目しました。


〇最初の10日間に力を注ぐ


冷静に考えると、わたしがマラソンを好きになれなかった理由は簡単でした。それは、「効果を”身体で”実感できなかった」からです。

なまけもののあなたがうまくいく57のが法則より

筆者はマラソンをやり始めて、週に1回ランニングするなどのルールを決めていました。

しかし、週に一回だけでは一週間後にはまた元の体に戻ってしまい、その繰り返しで自分には無理だとあきらめてしまいそうになったそうです。

そこで大切なのが「最初の10日」に力を入れる、ということです。
最初の10日だけは、絶対に休まず毎日続ける。たった10日なのですから、どんなに仕事が忙しくても、筋肉痛がひどくても、やってみる。
すると、最初は3キロ走るだけでヘトヘトだったのに、少しずつ息が上がらなくなる。身体が軽く感じられる。体重にも変化が出る。もちろん、気分もよくなる。

なまけもののあなたがうまくいく57の法則より

目に見える効果があってこそ続けられるモチベーションになります。

勉強や運動は効果ありそうだし、逆にダイエットやサプリメントが継続しにくいのも納得です。

〇続けることが目的ではなく、あくまでも習慣化


挫折する理由は簡単で、力を注ぐ先に問題があるのです。
これは多くの人が勘違いをしているところですが、何事も「続けること」に力を注いではいけません。そんな動機付けで続けられるのは勤勉な努力家だけで、われわれなまけものには到底無理なのです。

なまけもののあなたがうまくいく57の法則より

ここが一番共感したところですが、日々がんばっていると毎日続けることが目的になってしまい、最初は楽しかったものがだんだんと苦痛になってしまいます。

われわれなまけものが力を注ぐべきは「習慣にすること」です。
たとえば、わたしがランニングを始めたときも、最初は苦しいばかりでした。しかし、最初の10日で効果を体感し、タイムが速くなる、苦しくなくなるなど楽しいがまし、その流れで「走らないと気持ち悪い」という状態になってきました。つまり習慣になったのです。

なまけもののあなたがうまくいく57の法則より

先ほど挙げた最初の10日がんばることで効果を体感できたあとは、それをしないと気持ち悪いという習慣になりやすい。

この習慣にすることで、気合や根性も必要なく継続していくことができる。

続けることを目標にすると、いつまでも強い精神力が必要。

習慣化を目標にすることで身体に自然と染みついていくようです。

ちょっとした考え方を変えるだけで効果がありそう。


〇まとめると


何事も続けることが大事。

続けるためには、継続を目標に置くのではなく習慣化することを目標にする。

習慣化するためには、自分が体感できるよう最初の10日間だけ毎日続けてみる。

いかに行動を習慣化できるかがカギですね。

僕もそう考えてみれば、noteも筋トレもなんとなくつづけられています。今思えば、最初の10日間を頑張ったからこそのものだったんだと納得。

最後までお読みいただきありがとうございました。


おしまい。

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