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「人は死ぬとき何を思うのか」を読んで

普段全く意識しない死について。

30代の僕はまだまだ縁遠いことと思いつつも、いつ病気になるか事故に遭うかもわからない。

人は生まれたときから、死に向かって旅を始める。

人は死ぬとき何を思うのかより

本書で気になった言葉。

逃れられないけども、いつかは死んでしまうのか…

少し寂しく感じるものの、こうも書かれていました。

死を受け入れ、その準備を行うことで、生はより輝き、満ち足りたものになっていくのです。

人は死ぬとき何を思うのかより

自分が最期を迎えるとき、後悔することはないだろうか。

後悔しないために、今自分がやるべきことは何だろうかを考えるための本です。


○今を大切に生きる

若くて体が元気なうちは、

旅行に行きたい!

趣味を思う存分楽しみたい!

時間があれば思いつくやりたいことの数々。

歳を重ねると、体が不自由になっていき、気力も失せていき、したいとおもっていたことがしたくなくなってくる。

今の自分の気持ち、時間を大切に生きないといけない。

死という制限があるからこそ何をするか考えられ、人生の中で大切なものを考えることが死を考えながら生きるということ。

本書にもありましたが、まさに死と生は表裏一体だなと感じました。

いつかやりたいは今しないとダメなんだな…

「いつやるの?今でしょ。」

この言葉の深さを噛みしめてます。

○自分の死をどう迎えたいか、一度考えておく

この歳になってくると、周りでも聞く機会が増えてくるようになりました。

寝たきりになって、機械でなんとか命を繋いでもらっている状態というのも、テレビで観たり知人の話で聞いたりすると、ツラい気持ちになってしまいます。

本書によると、本人は生まれ育った家で最期を迎えたいと希望しながらも、病院で最期を迎える人が多いそうです。

自分が最期をどう迎えたいか、遺された家族の負担にならないようにするためには、と一度考えておいた方が良さそう。

意思表示が出来なくなってからでは伝えるのは難しい。

現実味もないし、それどころではないくらい忙しい日々の中で、頭の片隅にとどめておくことが大事だと思いました。

○まとめると

正直なところ、全く現実味がないことなので、考えることが難しいです。

でも、確実に迎える死を意識することで、いつかやろうと思っていたことも、やらないといけないに考えを改められる。

死という制限があるからこそ生を感じられる。

今元気なうちにやりたいことをやる。

先のことを考えることで、今を真剣に生きられる。

壮大なテーマですが、自分なりに色々と思考を巡らせられる本書。

最後までお読みいただきありがとうございました。


おしまい。

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