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複業はスキルのシェアで「つながる」ことである。

こんにちは!たーふじです。

「シェアライフ 新しい社会の新しい生き方」という本を読みました。
共感ポイントが多く、頷くことが多かった中で、「あ、複業もシェアなのかも」と感じたので、思いをつらつらと書いてみます。

複業はスキルのシェアである

「複業ってなに?」って聞かれたらどう答えますか?

本業以外の収入が欲しい、本業じゃできない好きなことをやりたい、本業のスキルを更に高めたい、複業の【理由】は人それぞれあるでしょう。

でも「なに?」と聞かれると、パッと答えられない自分がいましたが、この本を読んで、「複業とはスキルのシェアだ」と感じました。

メディアは【すごい人】にスポットが当たる

少し話が飛びますけど、現状のメディアの記事って、副業だと「空いた時間で〇万円稼ぐ!」のような稼ぎ方や稼いでる人の記事が多いイメージです。

一方、複業という言葉でメディアに露出するような人になると「大手企業で勤め、その時に修得したスキルを活かし、地域の企業に参画した」のようなバリバリ働いている【すごい人】が出てくる。
※移住の記事もそうですね。「やりたいことがありました!」とか。

メディアの性質上、仕方のないことかもしれません。でも私個人としては、「そうじゃない、そうじゃないんだよ」と声を大にして言いたいのです。
「あー、やっぱり複業って、バリバリ働いている【すごい人】しか出来ないんだなー」と世間に認識されるのが辛い。

あなたのスキルは誰かの役に立つ

で、結局何が言いたいのかというと「あなたのスキルは誰かの役に立ちます」ということ。

私は今、渋谷で「〝ともに暮らし、ともに働く〟意識でつながる家族」というコンセプトの『Cift』(シフト)というシェアハウスで暮らしています。
Ciftには、0歳から60代まで、約60人の多様な人々がおり、一緒に「家族」をしています。立ち上げ当初38人だった家族は1年で約2倍になりました。
(中略)
何か困ったときも、60人のスキルをシェアすれば、ほとんどのことが解決する。美容師の裕太くんに家の中で髪を切ってもらうこともあれば、体調が悪いときは針灸師のマサキくんにお灸をしてもらうこともある。それぞれが自分の得意なことをシェアし合いながら生活を営んでいくことで、お金を介さずとも、スキルをはじめとしたいろいろなことがコミュニティの中で循環していきます。
※「シェアライフ 新しい社会の新しい生き方」より引用

(語弊を恐れず言えば)数十年携わってるようなプロフェッショナルのスキルじゃなくて、半年や1年くらいしか携わっていないスキルでも、あなたが働くことで身につけたスキルは、携わってない他の人にしてみれば十分すごいことなんですよ。

だから複業は一部の【すごい人】しか出来ないわけではなく、世の中の誰もが出来ることなんです。もちろん待っているだけで複業が降って出てくるわけではないので、自分から一歩踏み出す勇気は必要ですが。

役に立つと人と人は「つながって」いく

本の受け売りですけど、役に立つことで「信頼」が生まれ、そこから人と人が口コミを通じてどんどん「つながって」いきます。

自分では出来なくても、複業をしているその人であれば解決できる。スキルをシェアすることで誰かを助けることができる。

複業には、今まで「お金」という側面が強かった副業にはない、「信頼」や「つながり」という新しい価値があります。

個の時代と呼ばれる中、個人がインフルエンサーのように1人1人が縦に伸びなければならないと思われています。私はそうではなく、個人と個人のつながりを意識し、複業によってスキルをシェアすることで横に伸び、どんどんつながっていくような世の中になれば良いな、と思います。
※シェアするものはスキルだけではないですが。

まだまだ地域の受け入れ体制(リモートワークでの管理方法や仕事の進め方など)や、都市圏企業での副業解禁のスピードは遅いです。ただ、パーソル総合研究所の調査では、1年以内に副業を始めたい人の割合は4割を超えており、需要はどんどん高まってきています。

その中で複業を始めたい人の一歩が、【すごい人】を見て「自分じゃ出来ないな・・・」と思うことなく、このnoteをたまたま見た人は、少しでも前向きに踏み出せるようになればいいなと思います。

宜しければ、前に書いたnoteも一緒にご覧ください。

※本業を行いながら複業もしています。複業に興味があったり、相談したいことがあればお気軽にTwitterからDMをください!確認次第、ご返信させて頂きます。

「35歳の実録」マガジン書いてます。


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