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偶発を求めて自発的に動く。

メモしている「いつか読みたい本」のリストが、いつの間にやら380冊を超えていました。

興味関心のままに綴るばかりでは増える一方。
そろそろ消化に励んだ方が良いかもしれない。

ということで本日、ジュンク堂書店池袋本店へ向かいました。
在庫の種類も豊富で駅から近い、灼熱の季節を生きる本好きに優しい空間です。


早速「いつか読みたい本」リストを確認しつつ。
以下の三冊を購入しました。

まず遠藤周作『最後の殉教者』
リストの一番下にあった本です。
昨年初めて読んだ『沈黙』が壮絶だったので、こちらも期待しています。


アントニオ・タブッキ『インド夜想曲』
タブッキは『供述によるとペレイラは…』が面白かったので、リスト内に5冊ぐらい連なっているんです。そんなに興味あるなら早いとこ読んだら良いのに、メモだけとって満足しちゃってますね過去の自分。まずはここから。


ドラえもんルーム編『藤子・F・不二雄の発想術』
こちらはすでに読み始めています。ドラえもんが青い色になった理由、本編内の設定ではないリアルな事情に唸りました。なるほど納得。
Amazonのサムネイルでは確認できないけど、帯に載ってるベレー帽をかぶったドラえもんの笑顔がたいへんかわいいです。



……で、気付きました。
好きな本屋さんなのに、読みたい本を見つけて買ってるのに。
なんだかあんまり楽しくない。

少し考えた結果。
「リアル書店で本を買う」という行為に、何を求めるかが顕著に現れた結果の興醒め感。
そう自己分析するのが妥当なようです。

探して、見つけて、買う。
それってただノルマをこなすだけの作業じゃないか。


これが「積読本を読む」なら良いんです。
そこには私の知り得ない世界や、気付きの可能性が広がっている。
あらゆる意味での新しさに出会えるから、消化という言い方はすれど「ノルマをこなす」という残念な感覚にはならない。

「探して買う」という行為しか見てないからそう思うのかな。
「微力ながら好きな書店に貢献する」とか「積読本を増やす」と解釈すればまた変わるかな?

いや、そういう問題じゃない。
やっぱり本屋さんへ行って本を買うなら、ネット書店のレコメンドでは決して出会えない偶発性を期待したい。
どちらがより枝葉を広げられるかは明らかだし。


「読みたい本」リストの消化と並行しつつ。
大量の本が視界に入るリアル書店で「いま気になる」のアンテナに引っかかる本との出会いも大事にしたい。
次に本屋さんに行ったら、スマホのリストを見ずに店頭の情報のみで選んでみたいです。

とりあえず、寝る前に『藤子・F・不二雄の発想術』の続きを読もうと思います。
お読みいただき、ありがとうございました📚



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