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【社員インタビュー】チームワークの重要性と成功の喜び

採用広報担当の髙橋です!
この連載は、チームが拡大する中の日々のドラマを発信したいという想いで立ち上げました!

トグルホールディングス(以下トグル)は、まちづくりにDXで革新をもたらす企業です。その独自のビジョンに共感し、多くの優秀な人材が集まっています。
今回は、2023年6月にトグルに入社し、新しい挑戦を続ける、再開発チームの平井孝樹さんのインタビューをご紹介します!

Q1. 自己紹介

-経歴を教えてください-
平井:
富山県富山市の海の近くで生まれました。生まれてから18歳まで、富山で過ごしました。地元の自称進学校に通っていて、周囲に流されて大学進学を目指していました。高校が国公立主義だったため、東京の国公立大学を目指していました。しかし、東大や一橋大学は及ばず、その当時自分の学力で届きそうだった名古屋大学を選びました。名古屋大学に行くことになったのは、本当にそれだけの理由だけで、特にやりたいことがあったわけではありませんでした。

学生時代はアルバイトとバレーボールサークルに力を入れていました。アルバイトはスターバックスで、1年生から4年間ずっと同じ店舗で働いていました。スタバでの経験は、それまでコミュニケーションが苦手だった自分にとって、コミュニケーション能力を高める良い機会となりました。

インターンは3年の夏から始めて、就活が解禁される前にいくつかのデベロッパーのインターンに参加しました。デベロッパーにしかほぼ応募していませんでした。

デベロッパーに興味を持った理由は、学生のころに両親とアンダーズ東京という虎ノ門ヒルズに入っているホテルに泊まったことがきっかけです。当時田舎から出てきた自分にとって、虎ノ門ヒルズのような大きな建物はまさに圧巻で、建物のつくりそのものに感動した記憶が今でも残っています。その時、「この建物を建てているのは建築会社だが、建物自体の計画を考えている人は誰か」とふと思いました。そこでスマホで調べると、「デベロッパー」という職業があることを知り、その時には既にデベロッパーに将来なろう、と強く思っていました。そして就活が始まった当初、とにかくデベロッパーと呼ばれる有名な起業に片っ端からエントリーをしていました。ただ進めていく中で、私の目指すきっかけとなった建物は、とてつもなく大きい建物であり、それを実現できる企業としての体力が大きい会社が自分にとっては望ましいと思っていたので、ご縁を頂いた中で最も大きい会社である、住友不動産を選択して入社を決めました。

-入社してからどのようなお仕事をされていましたか?-

平井:
入社後は、主に都内の再開発事業の推進に関わっていました。具体的には、駅前の開発において、土地を持っている地権者様やまちづくりに関わる行政、そして駅前なので公共交通機関など、多くの関係者と協議・交渉しながら10年、15年、あるいは20年かけて行うプロジェクトを初期段階の推進担当していました。用地をバシバシ買っていく、というよりは、地権者様含めて一緒に事業を推進してく、というイメージが近いです。大規模プロジェクトに関わることができる一方、日々の業務で何かが一変することはほとんどないので、地道に毎日をこなす感覚でした。

Q2. トグルとの出会い

-転職しようと思ったきっかけを教えてください。-
平井:私が退職する約半年前に、同じ本部でお世話になっていた先輩や同期が別の環境でチャレンジしようと外に出ていくのを見ていたのが最初のきっかけでした。

それまでは正直将来のことを考えておらず、目の前の仕事をこなしていただけでした。そこで年末年始に実家に帰っている間に、やることが何もなく、自然と将来について考え始めていました。その時考えていたことは、まずやりたいことは何かを考え始めました。しかし、考えてもやりたいことは思い浮かびませんでした。デベロッパーになりたくてなったという経緯がありましたが、その時点では特に続けたいというこだわりはありませんでした。

一方で、自分の父親が富山で自営業をしており、その姿を小さいころから見ていたので、いつかは自分の力で会社だったり事業をしてみたい、という想いはありました。つまり、今やりたいことはないですが、いつかできた時に、それを実行できる力は必要であると整理していました。それには、事業を責任をもって推進する経験や、経営に関する知見を身につけることは必要だと思い、ベンチャー企業に行きたいと考えるようになりました。ただ、4年間ではありますが、培ってきた不動産の知見を全て捨てるのは純粋にもったいないと思い、「不動産ベンチャー」にいこうと決めました。

-その後、どのようにしてトグルホールディングスに入社することになったのでしょうか?-

平井:私が住友不動産を入社して4年目のとき、髙橋晴大さんがいらっしゃった再開発推進チームに加わることとなり、約1年間一緒に働きました。そして、髙橋晴大さんが退職されてから約半年後、久しぶりにお会いする機会がありました。お会いした際に自分の現状の相談に乗ってもらう一方で、髙橋さんがトグルでしている仕事内容を聞き、純粋に面白そうだと思いました。特に覚えているのは「ツルハシ」です。

不動産業界で働く上で、まさにあったらいいな、というものが既に創られていることにとても衝撃を受けました。その後、山﨑さん髙﨑さんともお会いしたことで、①業界を変えられるテクノロジーが既にあり、②トグルで熱い気持ちをもって仕事している皆さんがいる安心感の二つが自分の中で決め手となり、入社を決めました。また、トグルに誘って頂いた形であったのも重要な決め手でした。自分の父親からは、「人に必要とされるまでは転職するな」という言葉もかけられていたため、その時点で自分を信じて採用してくれたトグルに行かない理由はありませんでした。

Q3. 現在の業務内容

-入社してからの業務内容について教えてください。また、前職との違いについても教えてください。-

平井:入社当初の主な業務は、開発用地の仕入れでした。具体的には、仲介業者への営業が中心で、前職では地権者とのやり取りが多かったため、最初は新しい業務内容に苦労しました。しかし、高崎さんをはじめ、あかねさんや村山さんの心強いサポートを受けながら仕事することができました。

前職との違いについて、当時思っていたのは資金の調達のしやすさです。前職はいわゆる大手企業だったので、不動産売買で数億円支払う際にも極論1日前の依頼で支払うことができていました。しかし、トグルでは事業計画を1プロジェクトごとに立てて、買収する際は、事業計画をしっかりと詰め、決済する数か月前にはそれを元にファイナンスを打診する必要がありました。前職では正直、資金が潤沢にあることに何の有難みも感じたことがありませんでしたが、トグルでは事業一つひとつに責任を感じて投資する、ということが自分の感じていたもので大きく異なる点でした(当然前職も責任を強く自覚すべきでしたが、、)。とにかく、責任感をもって一つひとつの仕事をする、ということが非常に大事であることを入社当初から日々痛感していました。

また仕事内容について、今の情報開発の仕事を1年間させて頂き、今年の4月からは再開発ユニットに移り、髙橋晴大さんのチームで再開発事業を行っています。具体的には、都内の再開発適地を探した後、チームメンバーに地権者様の意向を確認してもらい、その後条件交渉や契約の締結までのプロセスに自分が入り、事業用地の取り纏めをしています。

-苦労したことや印象的なエピソードについて教えてください。-

平井:忘れられないのは、2024年8月13日に初めて事業用地の取り纏めを完了した経験です。今まで土地を買ったことはありましたが、複数の地権者様から同時に土地を購入する契約をするのは初めてでした。

このプロジェクトでは、3人の地権者から土地を購入するために約3ヶ月間交渉を重ねました。最初は地権者の皆様が再開発に前向きな姿勢であったので、苦労することはないと思っていましたが、実際の交渉は非常に難航しました。特に、一度条件合意した地権者が最後に高値を要求してきたり、より融通の利く条件を求めてきたりしてきた時は、非常に焦っていました。

上記含めて、プロジェクトの進行中は、毎日精神的に辛いことが多く、「逃げたい」と思うこともしばしばありました。しかし、髙橋晴大さんや他のメンバーに助けてもらいながら、何とか進めていくことができました。一人でやっていれば間違いなく逃げ出していたと思います。

そして最後の地権者様と契約を無事にできた時、地権者様の家を出た瞬間、一緒に取り組んでいた入江さんと握手したことは鮮明に覚えています。また達成感と開放感が入り混じり、まるで体が浮いているような感覚で、「もう一回やりたい」と感じました

インタビュー中の平井

Q4.今後の展望

-トグルでの目標や展望について教えてください。-

平井:再開発ユニット事業を始めてから約半年が経ちましたが、この部署は会社の成長に寄与できる非常にやりがいのあるユニットであると感じています。今後はもちろん、自分でも多くの取り纏め案件をつくるとともに、チームメンバーと一緒に達成することも実現したいと思っています。

さらに将来的には、責任者としてより俯瞰的な視点で事業を進めたり、会社全体の経営に関与できる立場になりたいと考えています。経営層に近いところで自分を進化させながら、会社の更なる成長に寄与できる役割を担うことが私の目標です。

Q5. 今のトグルに足りないものは何で、その上でどんな人にトグルに来てほしいですか?

平井:強いていえば、一つひとつの達成(契約など)に関しても皆でもっと喜びを共有する機会をつくりたいです。以前は、少ない人数で仕事していたため、契約成立や売上の達成などの喜びをみんなで分かち合う機会が多かったのですが、今は成長に伴い人数が増え、その瞬間を皆で共有することが少なくなっていると少し感じています。成功の喜びをもっとみんなで感じて、みんなでもっと頑張れる組織になれれば良いかと思います。

どんな人に来てほしいかというと、皆と同じ方向を向き、責任感を持ってやり切れる方です。 能力はもちろん大切ですが、それ以上に仕事に対して愚直に取り組み、責任を全うできる方にぜひ入って頂きたいです。

Q6. トグルの魅力を一言で教えてください

平井:本当に熱く、魅力的な人が沢山いることです。トグルには、責任感を持ち、やり切れる人たちが集まっています。私もその集団の一員として、この感覚を大切にしながら、毎日成長していきたいと思っています。

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