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解決から観察へ人生が変わる思考法

観察は言葉の使い方からはじまる

人から何か意にそわないことを言われると、感情が動きます。
イラついたり、むかついたり、落ち込んだりと
自分の気持ちに波風がたちます。


「あの人にそんなこと言われたくない!!」とか
「あの人にバカにされた!!」
など自分が普段使っている言葉に意識を向けてみてください。

わたしたちは、感情の波風が立つとき、
〈あの人〉と相手を主語にして考えてしまいがちです。
そして相手にどうわからせてやろうかと考えたり、
もうあんな人には関わらないなど
いろんなパターンを駆使して、ネガティブな感情をなくそうと解決していきます。

その延長線上に自分らしく生きる世界はなく、ただ人間関係で起こるわかりあえなさに振り回されて疲れがエスカレートしていくだけです。
そこから抜け出すために〈観察するわたし〉を育む思考法を身に着けていくことが大事になっています。

観察するわたしを育むための基本

観察するわたしを育む基本は、自分にベクトルを向けることから始まります。
自分がのその言葉に<反応>したと捉えます。

相手の言葉や態度に「そうなんですね」と受け流し終われるところが、そうできず感情が波立つのはなぜなのか?
「私の中に流せない何があるのか?」
その問いから<観察するわたし>が始まります。

何が許せないのか
何がありえないのか
そうされると自分にとって何がまずいのか?

そこをずっと観察していくことで、自分がなかったことにしてきた自分と出会いなおすことができます。

脱ポジティブシンキング


ネガティブな感情は、本来の自分に出会いなおすための大事なサインです。
ポジティブシンキング的に、前向きにとらえようとしたり
忘れようとしたり・・・

いわゆる物分かりのいい大人の対応は自分らしく生きることからますます遠のいていきます。

自分の中に起こるいろんな〈反応〉観察してみてくださいね。







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