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エッセイ

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2024年5月の記事一覧

属人的で何が悪い

 日本の企業人は従順だなとつくづく思う。大企業の場合は特にそうだ。  経営の効率化や生産…

悪習

 仕事を終え帰宅する。手を洗ってから着替え終わると私はいつも冷蔵庫に向かう。いわゆるビー…

愛によって為しうること

 日曜日の朝のNHKニュースで、映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』が取り上げられていた。プロモ…

日本には無い「社会」という概念

 長いものには巻かれろと言われるくらい、日本人は大きなものに従順で歯向かわない印象がある…

論理の逆立ち

 原因と結果を入れ違えた言い方をしてしまうことがある。そうした話を聞いてなるほどと思って…

持っている人は、持っている

 あるところにはあるもんだなぁと思うことが多い。そう、詐欺事件の報道がされる度に、そこに…

偏見に満ちている

 私がここに書き残していることは、私の頭の中に自然発生した言葉たち。全てに裏付けがある訳ではない。だからきっと、偏見に満ちていると思った方が良い。すなわち私の勝手な思い込みや決めつけを綴っていることが多い。  普段の言動の全てにきっちりとした根拠があるなんて人はまずいないだろう。誰か高名な学者が言っていたなんていうのは何の根拠にもならないし、学術論文ですら決定的な根拠にはなり得ない。  そう、これは誤解している人が多そうだと常々思っている事がある。それは、学術論文に書かれた

大学に対する考え方を見直したい

 これまではそれでも良かった、なんて言うとズルいと思われるだろうが、世界の中で日本の大学…

パーソナルスペース

 個人が持っている心理的な距離空間のことをパーソナルスペースというのは古くから知られてい…

意識を解明しようとする脳科学の限界が気になる

 ある時から脳科学という言葉をよく耳にするようになった。今からすれば、かなり昔の話だ。そ…

仕事よりも、AIに奪われて困るもの

 AIが今後、人の生活や仕事にどんな影響を与えるかが話題だ。仕事が奪われるという話もある…

収斂していく視野

 スマホは便利だ。  便利過ぎて、これが無かった時代には戻れないくらい。水道が無かった時…

映画に浸る

 言うまでもなく、私が映画を見るのは情報を得るためでは無い。でも、これ、敢えて言った方が…

ぬるま湯がちょうどいい?

 ぬるま湯ですね、日本は。   海外在住が長い日本人がそう言った。  もちろん風呂の温度の話では無く、社会や経済の話だ。  海外諸国との金利差が生み出している円安なのに政治家に忖度して金利を上げることを躊躇する。  企業は客に忖度して原価高騰を価格に転嫁しない。  その結果、円安はさらに進む。企業は倒産する。輸出企業だけが莫大な為替利益を独占する。  そんなことをしたら国民や顧客の理解が得られないと言いながら、外国に対しては苦しいから為替介入するけど許してと甘えた態度を平