南原卓也(美味いビールが飲みたい)

ビール・格闘技・埼玉県を愛する戸田市・蕨市の特化型ライター! 1年の3/4をアロハシャ…

南原卓也(美味いビールが飲みたい)

ビール・格闘技・埼玉県を愛する戸田市・蕨市の特化型ライター! 1年の3/4をアロハシャツとビーチサンダルで過ごしています。 店舗を持たないビール屋として、戸田市・蕨市のイベントにも出店中!

マガジン

  • 酒と酒場と男と女(仮)

    「創作大賞2024」に挑戦します。 酒場でのエピソードをテーマに「エッセイ部門」に応募した作品集です。

  • 戸田市・蕨市特化型ライター 南原卓也のブログ

    南原卓也です。 「美味いビールが飲みたい」って屋号でフリーランスの戸田市・蕨市特化型ライターをやっています。 戸田市・蕨市の企業ホームページで記事を書いたり、地域情報サイトに記事を書いたり、ローカルテレビ番組に出たり、イベントでクラフトビールを売ったりしています。

  • #ピックアップお題 ~ noteのお題、書いてみた ~

    普段は、ビールや埼玉県、グルメや格闘技などの記事を中心に執筆しています。 ここではnoteの「#ピックアップお題」に沿って執筆した記事をまとめています。

  • ビール“空想”物語 ~ビールを飲んだら浮かんだ話~

    仕事終わりに飲んだとき、楽しい家族の時間に飲んだとき、お気に入りのお店で飲んだとき、お気に入りの銘柄を飲んだとき。 様々なシチュエーションで美味いビールを飲んだときに浮かんできた、ビールに関する短編小説です。 実体験をベースに、ちょこっとアレンジしたフィクションです。

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戸田市・蕨市特化型ライター・南原卓也(美味いビールが飲みたい)とは?

はじめましての方も、いつもお世話になっている方も、こんにちは。 戸田市・蕨市特化型ライターの南原卓也です。 文章を書くことで地域貢献するために。 そして今日も美味いビールを飲むために。 そんな気持ちで、日々文章を書いています。 【プロフィール】1982年8月22日、埼玉県蕨市出身。妻・娘2人の4人家族。 10代は野球と格闘技に傾倒し、20代は国内外を旅しつつ、樽生アドバイザーとして活動。 30代は業務用酒販店の営業として勤務し、お酒を生涯の仕事と決めて過ごす。 そんな中

    • いつまでもあると思うな親と金。と、馴染みの酒場。

      この先もずっとあると思っていても、現実はそうでないことは多い。 「いつまでもあると思うな親と金」 この言葉自体はよく耳にするものだけど、俺はこの言葉に「好きな酒場」を追加すべきだと思っている。 いや、そう思うようになった。 酒場が閉店する理由は、売上不振だけじゃないってことだ。 どんなに常連客に恵まれていても。 どんなに人気のお店であったとしても。 突然、酒場が閉店してしまうことはある。 2024年7月。そんな当たり前のことを、今ほど身にしみて感じていることはない。 先日

      • 旅と酒場と男と女 ~下田の酒場で出会いと別れ~

        リゾートバイトでひと夏を白浜で過ごした俺は、20歳の誕生日を伊豆の白浜で迎えた。 当時は、その後10年以上続けて伊豆・白浜を訪れるようになるとは思ってもいなかった。 毎年何をしに白浜を訪れていたのか? 海水浴というよりは、当時のバイト仲間の顔を合わせることを口実にして、ただ飲みに行っているといった方が正しい。 終電で埼玉から一緒に向かう仲間と合流して飲み始め、始発に乗って出発する。 「伊豆急踊り子号」でももちろん飲み、ビーチに着いたら海を眺めながらさらに飲み、当時のバイト

        • 旅と酒場と男と女 ~那覇の酒場で出会ったのは女王様とM~

          南国好きを公言しているのに、沖縄に行ったことがない。 アロハやかりゆしばっかり着ているのに、沖縄には行ったことがない。 それが俺のコンプレックスだった。 だからこそ、社内イベントの成績優秀者上位2名のみが行ける沖縄へのご褒美研修旅行はなんとしても行きたかった。 そして見事、ぶっちぎりで1位の成績をおさめ沖縄行きをゲット。 有言実行の男とは、俺のことよ。 沖縄は本当に最高だった。 一瞬で虜になるとは、まさにこの事だった。 美しい海とオリオンビール。 心地いい気候とオリオン

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          旅と酒場と男と女 ~鹿児島で挑んだ焼酎マラソンの行方~

          鹿児島には、これまで何度訪れたかわからない。 父親が鹿児島出身ということもあり、子どもの頃はほぼ毎年来ていた。年に2回、盆と正月に来ることもあった。 子どもの頃の鹿児島は、カブトムシやクワガタがわんさか採れる夢の土地。たくさん採っては、埼玉に戻ってから友だちに分けていたもんだ。 じいちゃんばあちゃんの畑に遊びに行くのも楽しかった。 大人になって、鹿児島の見方が変わった。 ここでは、海の幸も山の恵みも存分に味わえる。 鹿児島は食の宝庫だ! まずは肉。 鹿児島の肉といえば「

          旅と酒場と男と女 ~鹿児島で挑んだ焼酎マラソンの行方~

          旅と酒場と男と女 ~福岡の屋台ですれ違い~

          福岡は本当に美味いものが多い。 「ラーメン」に「博多うどん」、「もつ鍋」に「水炊き」。 「鉄鍋餃子」に「皮焼き」、「明太子」、「胡麻さば」。 福岡の大好物を挙げればキリがない。 そして忘れてはならない「屋台グルメ」。 博多名物の「屋台グルメ」は、福岡に行ったらやっぱり経験しておきたい。 大通りに複数の屋台が集まっている様は、博多ならではの光景だ。 俺たちが酒場で一杯呑って帰るように、博多の人たちはみんな屋台で一杯呑って帰るもんだと思っていた。 だからこそ、初めて福岡を訪れ

          旅と酒場と男と女 ~福岡の屋台ですれ違い~

          旅と酒場と男と女 ~大宮の酒場の鉄の掟~

          友達が多くいたこともあり、若い頃はちょくちょく大宮で遊んでいたもんだ。 この街で出会い、この街で別れた人間もいる。 悪そうな奴はだいたい友達ってことはないけど、カラーギャングやってる奴とか、ラッパーやってる奴らと飲んでたのも大宮だった。 初めての「B-BOY PARK」も、大宮で知り合った奴に誘われて行ったんじゃなかったかな。 大人になって遊びに来ることはめっきり減ったけど、仕事では定期的に大宮に来ている。 新しいビルが建ち、お店もずいぶん入れ替わった。 俺が遊んでた頃と

          旅と酒場と男と女 ~大宮の酒場の鉄の掟~

          旅と酒場と男と女 ~神戸のデートは69点~

          阪神ファンというわけではないけど、野球をやっていた者として「阪神甲子園球場」はやっぱり特別な球場だ。 大阪から神戸へ向かう途中、デイゲームの阪神VS.ヤクルト戦がやっていると知り、当日券で入場した。 バイクで来たから、当然ビールは飲めない。 この場所で飲めたら、さぞ美味いんだろうと思いを巡らせた。 続いて向かったのは「メリケンパーク」。 メリケン波止場の一角では、1995年1月に発生した「阪神淡路大震災」の影響を今に伝えている。 澄みきった青空の下、神戸港を臨むこのロケーシ

          旅と酒場と男と女 ~神戸のデートは69点~

          旅と酒場と男と女 ~大阪での葛藤~

          なんのご縁か、18歳からの10年間、俺は毎年必ず大阪に遊びに行っていた。 最初は「大阪城」や「通天閣」へ行ったり、「なんばグランド花月」で吉本新喜劇を観たりもしたもんだ。 しかし、3回4回と訪問すれば観光ではなく飲み歩きが目的になってくる。 いつからか、大阪に来たら必ず立ち寄る酒場ができていた。 俺が大阪へ行く度に訪れる酒場は、某駅直結の地下街にある。そこには様々なお店が密集し、人気店だと早い時間から店の前に行列ができてきるのも珍しくない。 俺が行っている串カツ屋もそうだ。

          旅と酒場と男と女 ~大阪での葛藤~

          旅と酒場と男と女 ~京都で交わした約束~

          外国人と話がしたい。 外国人と仲良くなりたい。 その一心で六本木に入り浸っていたのは20歳前後の頃。 外国人が集まるバーで酒を飲み、英語もできないのに片っ端から話しかけていた。 そのときの経験が生きたのは、関西バイク一人旅の2日目。 バイクで世界一周を経験した方が、京都にオープンしたバックパッカー&一人旅専門の宿でのことだった。 チェックイン後、簡単な説明を受けてから、部屋に荷物を置きに行く。 部屋には二段ベッドが4台。 驚いたことに、ここは男女共用の部屋だ。 部屋に入

          旅と酒場と男と女 ~京都で交わした約束~

          旅と酒場と男と女 ~夜の名古屋、これは逆ナンか美人局か?~

          10代の頃にも何度か遊びに来たことはあったが、酒が飲めるようになってからの名古屋は一味違った。 「味噌カツ」「どて煮」に「味噌おでん」。 「手羽先」や「天むす」。 名古屋は、一杯呑りながら食べたいメニューに溢れていた。 バイクにまたがり一人旅。この旅の目的は関西だった。 一週間かけて関西を回って帰ることだけは決まっていたが、どこに寄るのも、どこに泊まるのも自分次第。 これが一人旅のいいところである。 ノンストップで関西まで行ってしまう計画もあったが、俺は名古屋で一泊するこ

          旅と酒場と男と女 ~夜の名古屋、これは逆ナンか美人局か?~

          旅と酒場と男と女 ~秋田でゾッとした話~

          何年前だっただろうか。 震災復興ボランティア以来、二度目に秋田を訪れたときの話。 あれは今思い出してもゾッとする体験だ。 秋田へ出張出来ていた俺は、ホテルにチェックインするなり会食までの空き時間を近くの酒場で過ごしていた。 秋田の漁師料理を肴に美味い秋田の酒を飲ませてくれるいい雰囲気の酒場だった。 目の前で軽く炙って食べる干物は絶品。 会食前なのについつい秋田の銘酒に手が伸びる。 会食本番は、乾杯から最後までずっと日本酒。 総勢16名、全員が酒豪。 すべて秋田のお酒だっ

          旅と酒場と男と女 ~秋田でゾッとした話~

          旅と酒場と男と女 ~真冬の札幌、「ザンギ」で呑りたい~

          バイクに乗っていた頃、北海道を一周する計画を立てたことがある。 そこで知ったんだ。北海道の大きさを。 ただ走るだけならいいけど、行った先々で酒を飲むことを想定していた俺としては、5日間の連休じゃどうにもならなかったことを覚えている。 それから10年以上が経ち、仕事で訪れた初めての北海道。 仕事といっても研修旅行で、半分以上は接待を受ける意味合いが強い。 1泊という限られた時間で、いかに食べたい肴で呑るか。 公式のスケジュールも考えたら、無駄な時間は一切ない。 昼前に新千歳

          旅と酒場と男と女 ~真冬の札幌、「ザンギ」で呑りたい~

          しょっぱい漬け物は、お酒がすすむ!

          漬け物は、酒場の一品メニューとして非常に優れている。 お酒のおかわりを待っている間の箸休め。 お酒があれば、ちょうど良い塩味がお酒をすすめてくれるおつまみ。 動物性のメニューを摂取しがちな酒場において、野菜を美味しくいただける貴重な存在でもある。 浅漬けも好きだけど、しっかり漬かって塩味や酸味が強い漬け物も好き。 カリカリポリポリ。 やめられない止まらない。 酒場へ行って美味い自家製漬け物に出会うと、2回3回と注文してしまうことも少なくない。 漬け物文化は、日本の食文化と

          しょっぱい漬け物は、お酒がすすむ!

          揚げ物は、正義か悪か?

          俺は揚げ物が好きだ。 天ぷら、から揚げ、フライ、磯部揚げ。 揚げ物は、油で揚げることにより素材の味を引き立てる素晴らしい料理だ。 表面はカリッ。 中はふわふわ。 もしくはジューシー。 揚げ物とは、なんて素晴らしい食べ物なのだろう。 俺にとって揚げ物は、楽しい酒場での時間を彩ってくれる「正義」である。 しかし、残念かな揚げ物は「悪」とされることも多い。 「カロリーが高いから、ダイエット中には食べない。」 「たっぷり油を吸ってて、揚げ物って脂質の塊でしょ。」 「使い回し

          もう二度と食べられない「イカの塩辛」

          「イカの塩辛」が食べられるようになったのは、酒が飲めるようになって数年経ってからのことだった。 子どもの頃はどうも苦手で、食べようとすら思わない。 婆ちゃんが作ってくれた「イカの塩辛」も、いつもの食べないと断っていた。 いわゆる食わず嫌いってやつだ。 そんな「イカの塩辛」を食べられるようになったのは、父親に連れていってもらった寿司屋がきっかけだった。 お任せで出てきた中に「イカの塩辛」があって、なんとなく食べてみた。 あれ? 思ってたよりっていうか、全然生臭くない。 てか

          もう二度と食べられない「イカの塩辛」