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酒と酒場と男と女(仮)

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「創作大賞2024」に挑戦します。 酒場でのエピソードをテーマに「エッセイ部門」に応募した作品集です。
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記事一覧

いつまでもあると思うな親と金。と、馴染みの酒場。

この先もずっとあると思っていても、現実はそうでないことは多い。 「いつまでもあると思うな…

旅と酒場と男と女 ~下田の酒場で出会いと別れ~

リゾートバイトでひと夏を白浜で過ごした俺は、20歳の誕生日を伊豆の白浜で迎えた。 当時は、…

旅と酒場と男と女 ~那覇の酒場で出会ったのは女王様とM~

南国好きを公言しているのに、沖縄に行ったことがない。 アロハやかりゆしばっかり着ているの…

旅と酒場と男と女 ~鹿児島で挑んだ焼酎マラソンの行方~

鹿児島には、これまで何度訪れたかわからない。 父親が鹿児島出身ということもあり、子どもの…

旅と酒場と男と女 ~福岡の屋台ですれ違い~

福岡は本当に美味いものが多い。 「ラーメン」に「博多うどん」、「もつ鍋」に「水炊き」。 「…

旅と酒場と男と女 ~大宮の酒場の鉄の掟~

友達が多くいたこともあり、若い頃はちょくちょく大宮で遊んでいたもんだ。 この街で出会い、…

旅と酒場と男と女 ~神戸のデートは69点~

阪神ファンというわけではないけど、野球をやっていた者として「阪神甲子園球場」はやっぱり特別な球場だ。 大阪から神戸へ向かう途中、デイゲームの阪神VS.ヤクルト戦がやっていると知り、当日券で入場した。 バイクで来たから、当然ビールは飲めない。 この場所で飲めたら、さぞ美味いんだろうと思いを巡らせた。 続いて向かったのは「メリケンパーク」。 メリケン波止場の一角では、1995年1月に発生した「阪神淡路大震災」の影響を今に伝えている。 澄みきった青空の下、神戸港を臨むこのロケーシ

旅と酒場と男と女 ~大阪での葛藤~

なんのご縁か、18歳からの10年間、俺は毎年必ず大阪に遊びに行っていた。 最初は「大阪城」や…

旅と酒場と男と女 ~京都で交わした約束~

外国人と話がしたい。 外国人と仲良くなりたい。 その一心で六本木に入り浸っていたのは20歳前…

旅と酒場と男と女 ~夜の名古屋、これは逆ナンか美人局か?~

10代の頃にも何度か遊びに来たことはあったが、酒が飲めるようになってからの名古屋は一味違っ…

旅と酒場と男と女 ~秋田でゾッとした話~

何年前だっただろうか。 震災復興ボランティア以来、二度目に秋田を訪れたときの話。 あれは今…

旅と酒場と男と女 ~真冬の札幌、「ザンギ」で呑りたい~

バイクに乗っていた頃、北海道を一周する計画を立てたことがある。 そこで知ったんだ。北海道…

しょっぱい漬け物は、お酒がすすむ!

漬け物は、酒場の一品メニューとして非常に優れている。 お酒のおかわりを待っている間の箸休…

揚げ物は、正義か悪か?

俺は揚げ物が好きだ。 天ぷら、から揚げ、フライ、磯部揚げ。 揚げ物は、油で揚げることにより素材の味を引き立てる素晴らしい料理だ。 表面はカリッ。 中はふわふわ。 もしくはジューシー。 揚げ物とは、なんて素晴らしい食べ物なのだろう。 俺にとって揚げ物は、楽しい酒場での時間を彩ってくれる「正義」である。 しかし、残念かな揚げ物は「悪」とされることも多い。 「カロリーが高いから、ダイエット中には食べない。」 「たっぷり油を吸ってて、揚げ物って脂質の塊でしょ。」 「使い回し