- 運営しているクリエイター
記事一覧
noteで学べるシステマ講座 第97回「未来への恐怖Part2」 byミカエル・リャブコ"
"未来への恐怖Part2" byミカエル・リャブコ" Part3本稿に先立って編集北川からのまえがき
今回はミカエルの「ロシア人らしさ」が全開となっています。
そのため西側に属する日本人の価値観・世界観で触れると、かなり違和感を感じるかも知れません。それを和らげるため、今回の原稿は北川が注釈をつけました。同じ事実、同じ世界でもロシアからはこう見えている、という一例として理解して頂ければ幸いです。
noteで学べるシステマ講座 第95、96回新年合併号「"恐怖と向き合う" Part3」+「未来への恐怖Part1」 byミカエル・リャブコ"
"恐怖と向き合う" byミカエル・リャブコ" Part3会話における男女のズレ
男性は第一に女性を尊敬し、愛さなければいけません。知り合って会話をするには話題が必要ですが、会うたびごとに会話のネタを探しているのでは、一時的な関係しか作ることができません。趣味や仕事など、共通の話題を見つけなければ関係を長続きさせることはできません。そのようなもののない関係はいずれ、終わりを迎えます。ですから、男女
noteで学べるシステマ講座 第92回「"過去の恐怖との向き合い方byミカエル・リャブコ" Part3」
他者を形成するのは何者か?
ミカエル:これまでも何度かお話した寓話ですが、好きな話なのでもう一度紹介します。
…………
ある村に旅の商人がやってきます。その村の入り口に差し掛かった時、新鮮な野菜を売っている商人と出会いました。
行商人は尋ねます。
「この村にはどんな人が住んでいるんだい?」
座っていた野菜売りは顔を上げると、こう答えました?
「これまで君がいたところには、どんな人が住んでい
noteで学べるシステマ講座 第88回「"英雄性"-戦士の心得-」Part2
noteで学べるシステマ講座
「"英雄性"-戦士の心得-」Part2自身を克服する
真の英雄性というものは、自分自身を克服することです。自らに残る恐怖、未知、経験からくる知恵、誰かから与えられた知識、そういった情報を全て取り入れることで、ひとつひとつ克服していくことが真の英雄性に繋がるのです。もし情報がないために恐怖を感じるのであれば、情報を手に入れます。先ほど例に挙げれば戦地であれば、戦地の
noteで学べるシステマ講座 第80回「練習とはクジ引きである」
noteで学べるシステマ講座 第80回
「練習とはクジ引きである」練習量が大切なもう一つの理由
これについてはこれまでもたびたび、このnoteマガジンで論じてきたとおりです。練習量は大事です。それが体力的、時間的に限界に達してはじめて、「質」の問題が出てきます。
限られた時間と体力の中で、最大限の練習効果を得るために「質」について考えるものであって、質さえ良ければ量は少なくても良い、というわけで
noteで学べるシステマ講座 第78回「沈黙について Part2/3」
noteで学べるシステマ講座 第78回
「沈黙について Part2/3」なぜコミュニケーションするのか?
私達がコミュニケーションの力を持っている、会話の力を持っている、会話という能力を持っているというのは、一体何のためでしょうか?
それはやはり、真実を人と共有するためだと思います。しかしテレビをつければ様々な情報が飛び交っています。食べ物ひとつとってみてもそうでしょう。美しくて綺麗なパッケージ