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セロトニン的免疫力の高め方:血流の改善

セロトニン = わたしらしさ応援ホルモン

セロトニンに溢れ、
心も身体も生き生きとし、
「わたしらしく」活躍したい人を
セロトニンせんせいは全力で応援します!

セロトニンせんせいの竹本功二です。今日もご覧いただいてありがとうございます!セロトニンを始めとしたホルモンのお話を中心に、心も身体も元気ハツラツになるための情報をシェアしています。

コロナウイルス感染拡大防止の観点から、政府から緊急事態宣言が発令されました。自宅からの外出が制限されているため、意識的にセロトニンが出る習慣を心掛け、メンタルを整えていただきたいです。以前の記事でも屋内でもセロトニンを補充する方法を簡単にご紹介しております。ご興味ある方はぜひご覧になってください。

前回に引き続き、コロナウイルス対策として、免疫力を高める手法についてお伝えします。

免疫力向上の方向性

免疫力を向上させる方向性について、私は以下の3つが重要と考えています。

 ●腸内環境の改善
 ●血流の改善
 ●酸化ストレスの抑制

今回は血流の改善についてお伝えします。

血流改善の重要項目

血流の改善が免疫力を高めるという話も、なんとなくご存知の方も多いと思います。血流が全身をよどみなく流れている状態だと基礎体温が高くなり、ウイルスなどから身を守る力が向上する、というロジックですね。

なので血流を促すために身体を温めたり、運動をすることが大事だと考える方も多いかと思います。

確かにそれは大事なことでありますが、実はその前に解決すべき問題が存在します。それは「血が作れているか」です。

体内でしっかり血液が作れていないと、様々な弊害が発生します。

・食べ物から吸収した栄養が充分に全身に運ばれない
・呼吸で取り込まれた酸素がしっかり全身に運ばれない
・老廃物や毒素を体外へ排出する機能が低下する

結果、免疫力が低下してしまうのです。

以下の特徴に合致する方は体内で血液を充分に作れていない可能性があります。

・疲れやすい
・胃もたれしやすい
・動悸や息切れしやすい
・貧血や立ちくらみをする
・声が小さい
・不安になりやすい

では、「血を作れるようになる」方法を段階を追って説明します。

血流改善のポイント①:血液を作れる体の状態を作る

まず、血液を作れるよう身体の状態を整える必要があります。

結論から言うと、胃腸の消化吸収能力を上げる、もしくは人並みまで回復させましょう。胃腸が充分に働いていないと、食べ物をきちんと消化吸収することができておらず、そもそも血液そのものを充分作ることができません。

胃腸が元気かどうかの指標は「お腹が空いているか」です。
夜寝る前や、朝起きてからお腹が空いてますでしょうか?
もしあまりお腹が空かないという方は以下の対策を意識してみてください。

・お腹が空くまで食べ物を食べない
・夕食を早めにとる。もしくは食べない(断食する)。
・朝食を毎日とる ⇒ 腸の蠕動運動を活発にする

血流改善のポイント②:血液の材料を摂取する

①の対策を取って、しっかり胃腸を元気な状態に戻せたら、ここで血液の材料となる栄養補給を意識しましょう。

補給する栄養素の柱は鉄分とたんぱく質です。それぞれを摂取する際のポイントをお伝えします。

鉄分
赤血球に含まれるヘモグロビンには鉄分が含まれています。材料となる鉄分を摂取しましょう。

代表的な鉄分の形態はキレート鉄とヘム鉄です。このうち摂取するべきはヘム鉄です。ヘム鉄は体内への吸収率が25~30%程度と高く、またヘム鉄にはHCP-1という専用の吸収経路があり、これにより過剰摂取の心配がありません。

ヘム鉄が豊富に含まれる食品は肉類です。後述のたんぱく質と併せて摂取できるため、お肉をしっかり食べましょう。また、サプリメントとしてヘム鉄を摂るのもありです。

たんぱく質
たん白質も赤血球を作るために必要な栄養素です。たんぱく質も積極的に摂取しましょう。

日本人はたんぱく質の摂取量が少なすぎると言われています。最低でも一日に体重×1g摂取したいところです。

また、先程も肉類の摂取を推奨しましたが、オススメの肉は鶏肉です。鶏肉は鉄分の含有量では牛肉などに劣りますが、肉類の中でも消化吸収されやすいのが特徴です。東洋医学やアーユルヴェーダの中でも鶏肉は体に吸収されやすく、胃腸をいたわる滋養食であるとされています。胃腸を労わりながらたんぱく質を摂取しましょう。

血液の生成を補助する栄養
血液の生成を考えた場合に、鉄分やたんぱく質と一緒に摂取したい栄養素はビタミンCと葉酸です。これらも併せて摂取しましょう。
ただし、葉酸はサプリメント摂取による健康障害が報告されているため、食材からの摂取を推奨します。ただ、野菜を充分食べていれば葉酸不足になることはほとんどありません。

さいごに

いかがだったでしょうか?
血液は免疫力だけでなく、体内の生命維持機能の根幹を担っています。血液をまず作るところからイメージできたなら幸いです。

また、セロトニンをはじめとしたホルモンも、血液量が少ないと充分に生成することができません。
まさに心身共に健康であるために、血液をしっかり作れるようになる生活習慣を意識してみてください。

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