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なぜ「聴く」ことができないのか

こういうシーンを体験したことはありませんか?
話したい話題があったけど、よく考えると面倒な議論に発展してしまう可能性があると思い躊躇してしまった。
このように、ちょっとした会話が大きな議論を巻き起こすということは日常生活でよく見られます。軽い気持ちで発言しただけなのに、いわゆる物議を醸し、こちらの意図が理解されないまま反撃されるということもあるでしょう。そして話す側も次第に発言を躊躇するため深い会話が成り立たなくなってしまいます。
これが「お互いに耳を傾けていない」状態です。
会話とは、話す側と聞く側のバランスが非常に大切ですが、このバランスが成り立っていない状態ですね。

ではなぜこのような現象が起こるのでしょうか。

一つの理由として、テクノロジーの発展が挙げられます。モバイル世代の多くは、好きなトピックや関心事にいつでも簡単にアクセスできる環境で生活しています。自分の興味の向くものだけに囲まれた、限定された世界で情報を得続けているのです。自分の世界にいると、相手の話は上の空になり、相手の話のポイントに反応できなくなってしまうのです。

もう一つの関連事項として、「違い」を「間違い」と判断しすぐに相手を切り捨ててしまうこともあるでしょう。自分の考えを持つということは非常に大事なことですが、自分の考えに固執し他者を排除することとは異なります。相手と良い関係を築きたいのであれば、まずは結論を急がず、相手の主張の「間違い」ではなく「違い」に着目してみましょう。

現代社会では表面的に似ている、興味が合いそうだという人を簡単に厳選してこの人とは気が合うのだと思い込んでしまう状況が多いでしょう。
しかし、表面的には合わないと感じてもじっくりと相手の話を聞いていると深いポイントで共感が生まれることがあるものです。相手の主張を忍耐強く「聴いてみる」ことで自分の中で新たな気付きが生まれるかもしれません。これは人の成長に非常に重要なポイントです。

日本カウンセリング学会理事で「アサーション・トレーニング」(自己表現の訓練)」を日本に広めた平木典子先生によると、お互いに上手く会話するためには「お互いを大切にしながら、素直に会話する」ことがとても重要だといいます。視線、表情、姿勢、うなずきなどで「あなたに関心があります」というさまざまなサインを出すこともよりよい会話へのヒントになるでしょう。

さあ、Tin Canは自由に考えを表現し、物事について素直に会話ができる音声空間です。まずは自分にないものを持っている相手に「小さな関心」を持って会話を始めてみましょう。
最後にTin Canで会話する上での小さなヒントを!Tin Canは音声のみのため「あたなの話を聴いているよ」と分かるような小さなリアクションを取ってあげるものポイントです👍

Tin Canで素直な会話を始めてみましょう

🥫会話する方法を見に行く🈁


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