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小6・9月の偏差値と親の気持ち~2022ふりかえり~

中1長男は今年の2月に受験が終了しています。そこで受験が終わった今、あらためて当時を振り返ってみたいと思います。


小6・9月の偏差値と親の気持ち

四谷大塚・合不合判定テストの偏差値

去年の今頃(9月)の記事。

リンク先を読んでもらうと分かりますが、9月の四谷大塚・合不合の結果は、こんな感じでした。

算数:60半ば
国語:50半ば
理科:60半ば
社会:約40

2科:60前半
3科:60前半
4科:50半ば

社会が全体を下げてしまい、第1希望(現在通っている学校)は合格可能性20%という結果に。

たぶん、中学受験の経験者や関係者(塾講師やプロ家庭教師)が言っていると思いますが、模試での合格可能性の判定は、あくまで可能性でしかないなという印象です。全く意味がない数字、とまでは言いませんが、あくまでも、その後の対策を考える材料の1つであり目安程度。一喜一憂したり、ましてやそれで子供を責めたりなじったりすることは百害あって一利なし。

長男の場合は、たいてい算数と理科がよくて、社会と国語が悪いので、4科総合でみると、模試での合格可能性は低く出ていました。

そのため、算数と理科では第1志望校でも勝負できる位置に徐々に近づきつつあるなと感じていました。あとは、得意の算理で可能な限り得点力を伸ばし、苦手な国社で大失点を防ぐ、できれば算理のどちらかでダメだったとき多少はカバーできる程度の点がとれるように取り組んでいけばいいかなと思っていましたし、実際、その後はそのように取り組みました。

親の気持ち

夫には特に聞いていないので、まぁ、私の気持ちということですが。特に「嬉しい」も「悲しい」もなかったです。「なるほどね、ふむふむ、現状はこんな感じなのね」と思いました。あと、合格可能性20%をみて「20%…ま、どんなに低くても受けるだろうな」と思ったかな。

合格可能性はどうなろうとも、長男の第1志望校に対する気持ちは強かったので、受験するという意志がゆらぐことはありませんでした。なので、私も20%は厳しそうだな、と思いましたが「まぁ受けるだろうな」と思っていたんですね。

中学受験に限らず私はもともと物事に(子供にも)特別に思い入れるということがないので、模試の結果にもそんなに強く反応することはありませんでした。よくいえば、「余裕がある」「広い心で見守ってる」「冷静」と言われるのかもしれませんが、悪く言えば「無責任」「無頓着」にもなるのかもしれません。

「人は人、自分は自分」「希望の道がかなわなくても、たくさん別のルートがある」という気持ちがあるので、長男を全力で応援している気持ちはもちろんあるのですが、常に一歩引いた視点で俯瞰している自分がいることを自分で認識しています。 

結果的には、この距離感や心の持ちようは、長男の中学受験では良い方に作用したように思います。ただ、人間関係というのは互いの化学反応みたいなものなので、たまたま当時のわがやの家族関係においてよかったというだけで、どの家庭でも私みたいになればいいわけでもありません。熱く応援してくれたり、かかわってくれる親のほうが合うという子も当然いるだろうから。


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