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夫は読み聞かせの戦力にならなかった話

先週、カドカワの本が最大50%オフで買えるキャンペーン「ニコニコカドカワまつり」が開催中と知り、大きな書店に行った。

その時、たまたま見かけて「おもしろそう」と思い、買ってしまった本がある。「偏差値40台から開成合格! 自ら学ぶ子に育つ おうち遊び勉強法」。

開成を目指したいわけではなく、家庭でできる遊びながら勉強する方法ってどんなのがあるのかな?という興味。

結論から書くと、内容はとてもよかった。まず、著者が現役の高校生という点がスゴイ。子供視点から描かれているのが新鮮。こういう本って他になかったんじゃないだろうか。大人になってから、当時を振り返ってというのはよくあるけど、それだとタイムラグがあって、現代とずれてしまっている部分がどうしてもある。その点、これはまさに今を生きる家庭でできることが満載。

イラストもよかった。著者自らが書いてる漫画だそうだが、ほのぼのしてカワイイ。家族それぞれのキャラクターが反映されている。絵もうまいなんて天は二物を…って言いたくなっちゃうな!

紹介されていることの1つ1つはほんとに家庭ですぐにできそうなばかりで、どれも楽しそう。幼児~低学年の子供がいるご家庭に特におすすめです。


と、前置きが長くなったけど、私が印象に残ったのは、読み聞かせのところ。

この家のお母さんはたくさん本を読んでくれたけど、お父さんは絵本を読むのを嫌がってて、「読んであげて」「いや、大丈夫」と言ってしまうほど(大丈夫ってなんやねん…)。いざ読んでも、ふざけて脚色したり嘘のことをしゃべったり…最後には子供が「もういい」と自分で読みだす始末。

これってわがやに似てるなぁと思っておかしかったです。

「読み聞かせは良い」ってことは、「もう常識でしょ!」ってくらい教育熱心な家庭には知れ渡ってると思うけど、それが苦手なお父さんってけっこう多いんじゃないかなぁ。

わがやは、私は読書大好き・読み聞かせ大好き・図書館大好きだけど、夫はどれもそんなに好きじゃない。むしろ苦手。フィクションはまず読まないし、図書館行っても手持無沙汰。

それでも、子供達が小さい頃は私が「読んでね!」と私が頼むので、しぶしぶ読んでいたけど、飽きて途中で寝ちゃったり(子供に「パパ~パパ~」と起こされる)、逆に頑張って抑揚つけすぎて嫌がられたりして、読み聞かせの戦力にあまりならなかった。なので、この本の家のように、パパが読むならいいやってなることもけっこう多かった(;^_^A、

そんな時代もあったなぁってなつかしく思い出しました。

長男長女が小学生になってからも、読み聞かせは続けて、新書も読んでいたけど、さすがに高学年になってからは「読んで」と言われることもなくなったし、「読もうか?」と聞いても断られるようになった。そんな2人を見てるからか、私が忙しくしているからか、次男も「読んで」と言わなくなり、小2になってからは数えるほどしか読み聞かせしてない。

子供が1人で読書できるようになるのは、時間の負担は減るので嬉しいは嬉しいけど、同じ時間に同じ世界を共有できる幸せが1つなくなってしまって、さみしくもある…。

その一方で、子供ができることが増え、新たに得る幸せもあるんだろうな。


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