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家族と仕事、両方あってこそのキャリア。働く場所でキャリアを諦めなくて良い社会に。

こんにちは!Timers広報担当です。
Timersは、「社会の二項対立を溶かす」をビジョンに掲げ、社会課題の解決に貢献できるプロダクト・組織づくりを推進しています。

今回のnoteでは実際に働くメンバーのインタビューを通じて、Timersが取り組んでいる組織作りについてお伝えしたいと思います。

都市で働いていた方が、ご家庭の都合などで関東圏外に移住しなければならないことや地方に移住を希望する方は今後も増えていくかと思います。その際に居住地が変わることでこれまで培ってきたキャリアを”諦める”という選択をしなければならない方はまだまだ多いのではないでしょうか。

Timersでは「地方や自宅からの勤務前提ポジションの登用」や「家庭の事情に合わせて自宅以外のエリアからも勤務できる環境」など、柔軟な働き方・生き方が実現できる組織づくりを行っています。

今回はパートナーの転勤で、東京から大阪へ住居を移しフルリモートで働くメンバーにお話しを聞いてみました。

吉田七美
早稲田大学を卒業後、大手金融機関にて顧客の資産運用業務に携わる。
夫の転勤を機に退社。出産後、教育業界でフランチャイズ全国拡大の営業経験後、株式会社TimersのFammスクール事業部、スクールディレクターとして入社。現在は大阪でリモート勤務にてスクール運営業務に携わる。
休日は家族で近隣観光地めぐりなど、家族との時間を充実させている。

パートナーの転勤で働くことを諦め、専業主婦に

ーー現在パートナーの転勤で大阪府にお住まいですが、これまでのご経歴をお聞かせください。

ファーストキャリアで勤めた会社は証券会社で転勤が多い職種でした。
東京都から広島県に転勤し、7年ほど働く中で、パートナーと出会い結婚することになりました。パートナーも転勤が多い職種で、結婚後福島県への転勤が決まりました。
お互いに転勤が多いことはわかっていたので覚悟はしていたのですが、別居をするという選択肢をとることができず、一度会社をやめて専業主婦になることにしました。
数年後神奈川県に転勤が決まり、そのタイミングで子供を授かったので子供が2歳になるくらいまで専業主婦を続けました。子供も大きくなってきた頃、そろそろ社会復帰しようと仕事を探しはじめ、元々興味があった教育業界に営業職として就職することにしました。

仕事は大変やりがいがあり充実していましたが、保育園のお迎えの時間があるので、時間に制約ができてしまい家庭と仕事の両立が難しい状況が続きました。その状況を変えようと正社員ではなく派遣社員で時短で働けるところを探していたところ、Timersに出会いました。ちょうど子育て中の女性向けのスクール事業の立ち上げのフェーズで、興味ある事業かつこれまでの自分自身の経験を生かせるのではないかと思い、入社を決めました。

ーーTimersでのお仕事についてお聞かせください。

社員として入社したのは2020年6月なのですが、その半年前に紹介予定派遣としてTimersですでにお仕事をしていました。
スクールディレクターとしてスクール事業の運営をしています。当初は恵比寿に出社していたのですが、コロナウィルス感染症の影響で、当時は週2出社、週3リモートという働き方をしていました。

“キャリアを諦める”まで考えた上で、会社から提示された選択肢

ーーそんな中、またパートナーの転勤が決まったのですよね?

はい。2021年の1月に今度は大阪に転勤することが決まりました。
転勤が多い方と結婚したので、「またか・・・」という気持ちでした。

コロナ禍でリモートで働くことが習慣化されているとはいえ、居住地が大阪となると出社することは気軽には難しい。会社に迷惑をかけてしまうので、上司に会社をやめる前提で相談したところ、「それなら大阪からフルリモートで働く選択肢があると良いよね」と、会社にフルリモートで働けるように掛け合ってくれて、想像以上にスムーズかつ柔軟に対応してくださって、大阪に住居が移っても辞めることなくフルリモートで働ける選択肢を用意してくれました。

今後も転勤の可能性があるなかで、自分のキャリアを諦めなくて良い選択肢が出てきたのは仕事に対してのモチベーションも上がりますし、スクールディレクターのお仕事も楽しくさせていただいてましたので、それなら是非この環境で仕事を続けていこう、と考えを改めました。

ーー大阪でフルリモートでお仕事をされてみていかがですか?

新しい環境での生活基盤ができていない中で、フルリモートで仕事を続けることに不安はもちろんありましたが、以前からコロナ禍でリモートでの業務が習慣化できていたため、思った以上に違和感なく業務を行うことができました。

チームでは、メンバーと顔を合わせて業務について確認できるよう毎日30分オンラインでMTGをしたり、業務中ちょっとした相談などをSlackのハドルを使って気軽に行なっています。

また請求書対応など黙々と作業をしなければならない時に、オンラインで繋ぎっぱなしにして作業する「もくもく会」もしています。家で一人作業するより捗りますし、何か不明点があればすぐ質問できるので良い取り組みだなと思っています。

また会社では、定期的なランチ(mixランチ、1:1ランチ)を設定してくれているのでいろんなメンバーとコミュニケーションが取れるのもありがたいです。

このように、以前と変わらず円滑に業務はできていますが、直接会うということから生まれるものもあると思っています。なので年に1回ある全社合宿に大阪から関東へと日帰りで参加しましたし、今後状況をみて定期的にオフィスにも足を運びたいなと思っています。
あとは関西で同じようにフルリモートで働くメンバーとも会ってみたいですね。

家族と仕事、両方あってこそのキャリア

ーーご自身のキャリアについての考え方は変わったのでしょうか?

これまでの私は、転勤が決まったら居住地が変わるから仕事をやめるという選択肢しか考えることができず、自分のキャリアアップなどは全く考えてきませんでした。なので仕事に対して前向きさが持てずにいました。
Timersで住む場所が変わっても継続して働くことができたことで、その場しのぎではない、長い目線でキャリアを考えることができるようになり仕事のモチベーションは高くなりました。

家族より仕事を優先したいというわけではなく、両方あってこそだと思うので、

・家族を大切にするために仕事をやめる
・仕事継続するために家族と暮らせない

という選択肢にならずに済んでいることはありがたいなと思っています。
Fammスクールをご受講されている方も同じような境遇の方で、住む場所に囚われず在宅でもお仕事が出来るようにしたいと思っている方はたくさんいらっしゃるかと思います。

こういった働き方を選択出来る方が今後もどんどん増えていくと良いなと思っています。

ーーありがとうございました!
住む場所で出来ることが分断されるのではなく、柔軟な選択肢を取れるよう今後もTimersは「社会の二項対立を溶かす」というビジョンを掲げて社会課題の解決に貢献できるプロダクト・組織づくりを推進していきたいと思います。

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