ちくちく裁縫店

ちくちく裁縫店

マガジン

最近の記事

7/12「バランスのとれた棚卸し」〜ACA今日の黙想

7/12 「バランスのとれた棚卸し」 【ACA では、親の行動、家族の役割、ルール、メッセージ、虐待、怠慢、そしてそれらが大人になった私たちにどのように影響しているかを見る。 家族システムの棚卸しと、徹底した私たち自身の行動の棚卸しにバランスをとる。】BRB p. 109 ステップ 4 は、私たちの多くが初めて自分のすべてを他人に話す機会かもしれない。 これは注目すべき出来事であり、これまで経験したことのない全体性の感覚を与えてくれる。 私たちが抱え続けてきた、自分

    • 7/13「宗教的ではなく、スピリチュアルであること」〜ACA今日の黙想

      7/13「宗教的でなくスピリチュアルであること」 【ACA は宗教的なプログラムではなく、精神的なプログラムであることを忘れてはならない。 信仰と宗教的信念は 、ACA メンバーになる資格条件ではない。 私たちは教条主義や神学的な議論を避けるが、ハイヤーパワーは ACA の生き方の重要な部分だ。】BRB p. 106 ミーティングで、お互いにとても親しくなり、感情的なサポートを頼り合いながら、それでもハイヤーパワーを構成するものについて異なる見解を持っているというのは

      • 慶び事

        今朝は、修理を頼んだ自転車を引き取った後、買い物前に近くの庭園に立ち寄った。 江戸時代から続く庭園で、日本3大庭園の一つ。 大きな木々や竹林、手入れの行き届いたお庭、庭園脇の大きな川の流れは、街中の喧騒がすぐ隣にあることを忘れてしまうほど、ゆったりとした空間だ。 庭園の中に入らなくても、入り口周辺でくつろげる場所があちらこちらにあって、観光の人だけでなく、近所の人たちもよく散策している。 私も仕事帰りに好きな木の下で、一休みすることも多い。 ****** 前置きが

        • アゲハ蝶

          昨日7/5の夕方、用事を済ませた帰宅途中のこと。 信号待ちをしていて、夕方の光でやさしい色になった真っ青な空を見上げながら、ふと思い浮かんだことがあった。 そうしたら、街中の商店街なのに、アゲハ蝶がひらひらと飛んできて、しばらく私の周りをくるくる旋回するように飛んでくれた。 思い浮かんだことについて、 目に見えない何かが一緒に祝福してくれているように感じて、何かに許されたように感じて嬉しかった。 根拠はないけれど、そんなことを感じた。 暑い一日だったけれど、風が強

        7/12「バランスのとれた棚卸し」〜ACA今日の黙想

        マガジン

        • 全国都道府県連絡先
          0本
        • 子どもたちへの接種を止める
          0本
        • さゆりんおっちゃん 星空漫談
          0本
        • 脳と心についてのシンポジウム
          0本
        • 白い魔法使いからのお手紙2020
          3本

        記事

          4/23「グリーフ(深い悲しみ)と古参のメンバー」

          4/23「グリーフ(深い悲しみ)と、古参のメンバー」 【ミーティングに長く通っているメンバーの多くは、12ステップの作業や、一人静かに座って湧き上がる感情を感じることで、自分の深い悲しみを見つけるのだと、話すようになる】 BRB p.200 何年にもわたってミーティングに参加し、分かち合いをし、フェロートラベラー(お互いのスポンサーシップ)を行い、愛の思いからサービスを行なってきた古参のメンバーたちは、ただ静かに座って、感情が湧き上がるにまかせることができるようになる。

          4/23「グリーフ(深い悲しみ)と古参のメンバー」

          6/23「性格上の欠点」〜ACA今日の黙想

          6/23「性格上の欠点」 【あなたは性格上の欠点そのものではない。性格上の欠点を持っている、ということだ。】BRB p.188 多くの私たちは、子ども時代の育ち方によって、「欠点・欠陥」という言葉を聞くことに困難があり、自分自身が「欠点•欠陥」に当てはまると考える。 第一に、私たちが「問題が起きた」と言った時、それはたいてい、どのように怒られるかを意味した。 私たちは、自分であることを非難され、最も望まなかったことは、(私たちに)何か間違っていることがあると指摘を受ける

          6/23「性格上の欠点」〜ACA今日の黙想

          6/21「伝統12」〜ACA今日の黙想

          6/21「伝統12」 【私たちは、ミーティングを安全に保つために、個人の無名性を全力で守る。ACAを安全に保つことによって、私たちはグループの一体性を強め、ACA仲間にとって大切な人生の資源となる、新しいメンバーを惹きつける。】 ACAプログラムにとって、伝統12がなければ、伝統そのものがないのと同じだ。 これは、ミーティングで誰に会い、何を聞いたかについて口外しない(ミーティングの外に持ち出さない)ことによって、私たちがお互いを守り合うことを示している。 この無名性は

          6/21「伝統12」〜ACA今日の黙想

          6/26「矛盾する感情〜休暇」〜ACA今日の黙想

           6/26「矛盾する感情-休暇(祝日)」 「私たちは、両親が誕生日や休暇(祝日)を忘れたり、大切にしていなかったことが分かる。】BRB p.296 休暇(祝日)についての矛盾する感情の変化は、感傷的な休暇(祝日)の映画や音楽、祝日の飾り付けによって、制御できないほどの抑圧した感情の津波を起こす引き金になることがある。 私たちの矛盾した感情や感覚を整理するのは、簡単ではない。 もし簡単だったら、ミーティングに参加したり、セラピーに行ったり、ステップ作業をする自分はいなか

          6/26「矛盾する感情〜休暇」〜ACA今日の黙想

          6/25「感情的な摂食行動」〜ACA今日の黙想

          6/25「感情的な摂食行動」 【ACA(アルコール依存症や機能不全のある家族で育った大人)の再発は、自分を傷つける行動へ逆戻りする可能性がある。その行動は、感情的な摂食行動、薬物使用、強迫的な性的関係、その他の有害な行動を含む。】BRB p.391 子どもの時、私たちは自分の感情を感じることを許されなかった。私たちが「悲しい、怖い、怒ってると感じた」と話すことは安全でなかった。 感情を無視することは、私たちの内側をとても傷つけた。 痛みを手放すために、多くの私たち

          6/25「感情的な摂食行動」〜ACA今日の黙想

          6/1「真の自己」〜ACA今日の黙想

          6/1「真の自己」 【私たちは、真の自己を人間関係の中で表現できることを理解し始める。不健康な依存とは違って、提供できるものがある。このことは、ACAの回復がどのようなものであるかを示している】BRBp.265 私たちの真の自己を発見することは、何という旅だろう!初めて参加したミーティングを振り返ると、ミーティングに私たちを連れて来てくれたハイヤーパワーに感謝する気持ちになる。 私たちは狂気を直す簡単な方法や、他の人たちを直す奇跡の答えを望んでいたかもしれない。 けれ

          6/1「真の自己」〜ACA今日の黙想

          6/10「もう一つのランドリーリスト」〜ACA今日の黙想

          6/10「もう一つのランドリーリスト」 【私たちの経験は、「ランドリーリスト」の反対は、元のものと同じくらいに私たちを損ない傷つける。】BRB p.8 もう一つのランドリーリストが与える損傷の影響を理解することは、ACAプログラムに取り組み始めた頃、私たちの多くに葛藤をもたらす。 子ども時代に影響を受けた人たちのグループを見つけた喜びは次第に薄くなり、私たちは少しずつ、自分がされたことを周りの人たちに無意識に行っていることを認めるプロセスを始める。 これは受け入れ難い

          6/10「もう一つのランドリーリスト」〜ACA今日の黙想

          6/24「境界線」〜ACA今日の黙想

          6/24「境界線」 【ACAで、私たちが成長させてきた選択の水準は、私たちの境界線の完成度に比例する。 私たちが手放すほど、境界線は強くなる。 これはACAのパラドックスだ。 「手放すことは、より強い境界線を創る」】BRB p.148 私たちの多くは、境界線のない家族の中で育った。 それはまるで、お互いの領域(課題)に立ち入り、評価(判断)をし、何を考え何を感じているかお互いに話すような在り方だった。 もし私たちが境界線という考え方(概念)を理解していたら、機能不全

          6/24「境界線」〜ACA今日の黙想

          6/20「グリーフ・ワーク(喪失を悲しむ作業)」〜ACA今日の黙想

          6/20【グリーフ・ワーク(喪失を悲しむ作業)にはさまざまな形があり得る。このプログラムがもたらす、すばらしい成果でもある。 いくつかのグリーフ・ワーク(喪失を悲しむ作業)の中に、ジャーナリング(書く瞑想)がある。これは人生の出来事と、その時に感じた感情を思い出して書くというものだ。】BRB p.202 私たちは、深い悲しみが自分のものであるように思えなかったので、無視した。私たちは長年、悲しさを感じたり喪失を経験する許可を感じなかった。 家族の中で私たちは、話すな、信

          6/20「グリーフ・ワーク(喪失を悲しむ作業)」〜ACA今日の黙想

          「怖いと思う階段を駆け上がる: 未知に心を開く」〜絵手紙屋ヘモグロビンさんからのメッセージ

          この半年、自分でも思いがけない言動をして信頼を壊した出来事をきっかけにして、自分を信じられず混乱した状態が続いていた。 そのため、普段なら参加しない講座に参加したり、支えとなる言葉に意識してふれるようにしてきた。 その一つが、「絵手紙屋ヘモグロビン」さんのメッセージ。ブログでは全体的なメッセージを。LINE登録をしておくと、その時々のテーマで行う個別メッセージの案内が受け取れる(有料)。 https://ameblo.jp/megumomen/ 6/21夏至を迎える日

          「怖いと思う階段を駆け上がる: 未知に心を開く」〜絵手紙屋ヘモグロビンさんからのメッセージ

          6/15「約束6」

          6/15「約束6」 【私たちは、安定、平安、経済的安心を感じることを楽しむ。】BRB p.591 混沌、不安定、財政的な瀬戸際。 私たちの多くにとって、これらのことは、家族の底流に流れるものだった。 アルコール依存症や機能不全の川は、私たちの気質に消えない痕跡を残し、人生のあらゆる面でその進路を辿る。 私たちはACAに来て、 子どもの時にどのようにこれらを経験したのか、そして悲しいことに、現在の環境で孤立無援感や困惑を感じるためだけに、大人になった私たちが無意識に同じ

          どうしてそんなことを

          どうしてそんなことをしたのだろう。 本当に、どうかしていた。 何をどう表現していいかわからないけれど、痛い。 人や目に見えない大切なものを傷つけてしまう、自分の心の在り方を知らな過ぎたことがつらい。 自分の心身の状態に注意を向けること、整えること、保つことが疎かになり、 余裕を失って、防衛スイッチが入り、受け取る人がどう感じるか、配慮のない、乱暴な言動をした。 起きたことは取り返しがつかない。 お互いにとって、あまりに痛い出来事になってしまった。 あまりに私が

          どうしてそんなことを