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脳とコンピュータの記憶の違いは何?


脳の記憶では外界からの情報は電気信号となって
大脳皮質の神経細胞を刺激し
神経細胞と神経細胞の間の接合部の
シナプスの変化として残る


脳の記憶がコンピュータと大きく違う点は「学習性」である

脳は外部情報を処理する神経回路を繰り返し刺激によって
脳内に形成し固定する。

ここでの記憶はコンピュータの記憶装置で行われるように
データの格納ということではなく、情報の処理回路の形成を意味する。


脳のもう一つの特徴は記憶の「階層性」で、新しい情報が入って記憶が書き換えられても元の記憶は消えることはない

あるきっかけで古い記憶が詳細に蘇ることがあるのは、そのため


脳とコンピュータの記憶の一番大きな違いは、既に述べた「学習性」である
人間は言葉を話すが、文法を習ったから話せるのではなく話せる環境で育ったから、その環境に置かれることによって継続的に刺激を受けることとなり話すための回路、神経細胞の回路が、ある程度遺伝的な情報に基づいて出来てくるのである。


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