大波止、思案橋、水辺の森
私が大波止バス停前のおうちで一人暮らしをしていた頃,、私の行動範囲はたいていタイトルにあるこの3か所で完結していた。
朝は「大波止~。大波止で~す。」というバスの運転手さんの気怠い一声から始まる。新地ターミナルに向かうバスなら必ず止まるバス停の上に私の家(もっといえば寝室)があった関係で、私は毎朝アラームなしに目を覚ますことができた。朝に弱い私への当てつけのように何台ものバスが通過していく。そのうち大型トラックが通る揺れなんかも伝わってくるもんだから、嫌でも起きざるを得ない