語学のプロフェッショナルがマネタイズする方法

語学のプロフェッショナルがマネタイズする方法について考えてみたい。手っ取り早いのは、英語などの塾を経営することだ。しかし、英会話イーオン、ベルリッツ、GABAなど、大企業がすでにあるため、個人塾が戦うのは極めて厳しい。

いくつか、マネタイズの方法を挙げていきたい。

英会話プラスアルファの塾

英会話だけだと、大手塾に勝てる可能性は低い。大手塾は、広告費も多いのでブランドがあるし、好立地も押さえている。勝てると思えない。英会話プラスアルファがあれば、勝てる可能性がある。例えば、欧米の大学に詳しければ、ただ英会話を教えるだけではなく、留学の進路指導もできる。もしくは、ITや商社、メーカーの海外工場で勤務した経験があるならば、ITプロジェクトの英会話や、商社ビジネスの英会話、工場で使う英会話を教えれば良いだろう。US CPAなど資格があれば、国際会計と英語の両方を教えても良いだろう。ただレッスンをするだけではなく、学習指導や、スケジュール指導など、コーチングを取り入れるのも良いだろう。

観光ガイド

今の日本は、海外から観光地として極めて高く評価されている。そのため、観光ガイドとして働くのも良いだろう。JTBなど大手企業は人気観光スポットしか販売しないので、マニアックな観光ガイドができれば、人気が出るかもしれない。英語だけでなく、中国語や韓国語もできるとなお顧客が広がるだろう。常日頃から、美しい場所や、美味しい飲食店の情報には敏感になる必要がある。個人タクシードライバーや、民泊も合わせてビジネスをすれば、さらに稼げるかもしれない。さらにオススメしたいのは、日本史を英語で話せるようになることだ。戦国武将や、伊賀忍者に詳しければ、人気が出るかもしれない。YouTubeなどで宣伝して集客すれば良いだろう。

日本語教師

これは、逆転の発想だ。英語や中国語、ベトナム語の知識を活かして、外国人に日本語を教えるのだ。日本人ならば当たり前にわかる日本語も、文法などで論理的に教える必要がある。そのため、日本語教師の資格を持ったほうが良いかもしれない。アニメの知識があると、生徒のモチベーションは上がるかもしれない。

外国人向け不動産仲介

不動産は、意外と難しいビジネスだ。宅建などの資格が必要だ。さらには、外国人向けとなると、英語など外国語の知識も必要だ。ただ、物件を紹介して終わり、ではなくて、親身に色々な相談にのると、良い評判が得られるだろう。

行政書士

行政書士の国際業務は、英語など外国語ができたほうが良い。資格がないとできないので、ある程度は参入障壁がある。これも、評判が良くないと顧客は増えないので、親身に相談に乗る必要がある。

日本で起業したい人向けの起業コンサルタント

今まで挙げたなかで、最も仕事のレベルは難しいと思われる。英語だけでなく、日本の法律、日本の会計税務、日本のマーケット、経営戦略などの幅広い知識が必要になる。失敗した時の責任も重大だ。しかし、このような業務ができる人材はごく限られているため、模倣されることは少ないだろう。大手コンサルティングファームでも、ここまでできる人材は少ないだろう。おそらく、大手コンサルティングファームであれば、チームを組んで対応するはずだ。自分一人で対応するのは難しいならば、税理士などの人脈を活かせば良いだろう。

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