卒業するみなさんへ

昨日に引き続き先輩のご紹介です。

今月、大学院を卒業してこれからさらに研究の道を志すOGをご紹介します。

2009年に国立外大を中退して
2010年に諦めきれなかったデザインを学ぶため専門学校へ。
2011年に新卒で県内企業へ就職。
2017年に社会人枠で大学に合格。
2021年に大学を首席で卒業して
2023年に修士課程を首席で修了し博士後期課程への進学を目指す。

とにかく前向き、真面目、誠実、そして努力家。
しかし本人は努力とは思っていません。ここ超重要。

本人の中では今日まで何度も挫折があったそうですが
毎回、全ての壁をさらりと乗り越えている印象です。
とにかく頼もしい。

「中退」そして「再受験」
「就職」そして「再受験」
「首席」そして「再受験」. . .
私の周りで学びに対するモチベーションを
これだけキープし続けている人物はいないので
この点でも私は学ばせてもらっています。

大学に再進学してからの成長は目を見張るものがありましたが
首席という結果は2009年に「中退」という意思決定をした時点で
すでに確定していたのかもしれません。

ここで取り上げている首席とは
ある一つのわかりやすい指標として取り上げているだけですが
ここで首席つながりでもう一人、該当者を思い出せますが
その彼は「システム」について昼夜関係なく常に考え続けていました。
そして今回の先輩は「語学」について常に考え続けています。
要は「好きなこと」に没頭しているという単純な行動原理ですね。

「勉強」と表現されると伝わりづらくなりますが
「好きなこと」と表現すると誰にでも当てはめられますね。

そしてそんな先輩から一言。

"Never, never, never give up." - Winston Churchill

決して、決して、決して（この先も）あきらめるな

とのこと。

みなさんと全く同じ課程を修了した先輩です。
だからこそ、みなさんにやってやれないことはない。

ただ、取り上げる先輩に共通しているのは
「好きなことを突き詰めている」ということ。
その共通点を軸にそれぞれのフィールドで継続しているということ。

だからこそまずは、好きなことを突き詰めてください。

社会人を控えた今こそ、
期待よりも不安が先行する今だからこそ
伝わるように感じています。

そしてまたいつか、みなさんを
ここで取り上げられる日を
楽しみにしています。