The 雑談 #1:医療系教授のサポート を通じて副業したいと思った話
普段なかなか経験できないことの一つに、大学教授(以下、先生)との共同研究があるのではないでしょうか?
そんな中、会社員としてではなく、個人のお付き合いとして先生の研究をサポートする珍しい機会がありましたので、いきさつをご紹介します。
最近、yahooのギグパートナー制度が話題になりましたが、まさに今の私がそんな感じです。(お給料は無しです!)
いろんな世界を知るために、副業したいと思ったお話です。
▶先生について
先生は医療分野で社会貢献になる研究を多数手がけていらっしゃる方です。
現在も国内外の企業・大学と共同研究をされています。
教科書も執筆されており、幅広い知識にいつも圧倒されております。
会社員として先生とお付き合いするようになったのはここ1年ですが、気さくで、やわらかな物腰の方です。
▶サポートすることになった背景
恩は返せるうちに返す
会社員として先生とお付き合いさせて頂く中で、恩を感じることが多々ありました。
・医療現場の困りごとの相談(無料)
・プロジェクトの進め方の相談(無料)
・関連機関への相談(無料)
・最新情報の共有(無料)
・お菓子、アイスのご馳走(毎回先生のおごりです!やったー!)
...etc
本来であれば共同研究契約であったり回数毎のコンサルティング契約を結び、お金を払って先生のお時間と知見を頂くことになるかと思います。
先生のお時間を無料で頂けていたのは、「本格的な研究開始までは面倒な手続きに時間を割きたくないでしょ」という先生のご厚意によるものです。
「医療現場の負担を減らせる研究なので、ぜひ開発してほしい」ともおっしゃっていただき、現在もお世話になっております。
大変ありがたいのですが、私の性格上、先生に負担ばかりかけて申し訳ない気持ちがありました。
そこで先生自身の困りごとを何か解決してあげられたらと思い、伺ってみたところ、困りごとがあったためサポートを買って出ました。
恩は返せるうちに返すのが私のこだわりです。
ちなみに、個人の付き合いとして、業務時間外に先生のサポートをしています。
お給料は発生しないので、ボランティアですね。
こういうところから新しい何かが生まれるきっかけになればいいなと思っています。
▶サポート内容
臨床実験結果の解析自動化
先生の困りごとは、解析の自動化でした。
海外の教授の方との共同研究にて、解析の自動化ができておらず、非常に手間がかかってしまうとのことでした。
自動化してほしい内容は
・解析パラメータの算出・出力
・数種類のグラフの出力
と、よくある話です。
分野としては音響解析、音声解析になります。
なんとかなりそうだったので引き受けました。
3日くらいで当初の要望を満たすプログラムを開発して、その後の追加要望に1日割きました。
学びが多い休日でした。
▶開発してみて思ったこと
医療系の仕事いいな
医療系の研究では目の前に困っている患者さんがいるので、自分の開発したものが誰かの役に立つ未来が容易に想像がつきます。
自分も将来何らかの病気にかかった際、解決する方法を模索して治療に協力してくださる方がいたら心強く感じると思います。
先生いわく、時には自分の無力さを感じることもあるそうですが、確実に誰かのためになる活動なので、こんな仕事ができたらいいなと感じました。
ギグパートナー的な感じで、医療系にこだわらず新しいことにチャレンジしたいです。
副業という形でお給料を頂きながらできればすごい嬉しいですが、副業を広く認めてくれる世の中はもう少し先ですかね。
給料はなくても、0から一緒に新しいサービス開発しようぜ!という活動は楽しそうです。
▶おわりに
私は会社員として先生と共同研究に取り組ませて頂いておりますが、企画兼開発の立場で先生と1対1で自由にやりとりさせて頂けていることが、今回のような取り組みに繋がりました。
企画と開発で人材が分かれていると、気軽に困りごとを聞いて、それ作っときますよ、とはいかないですからね。
先生への恩返しが気楽にでき、自分には普段見えない世界を垣間見ることができて、満足でした。
「誰かのために」という気持ちは自分を突き動かしてくれる原動力になりますので、みなさんもそういう機会がありましたら、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
そこから思いもよらない展開が待っているかも?
頂いたサポートはみなさんの血肉になるような情報で還元させて頂きます!