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上司に媚び売ったほうがいい? 媚びを売れない人の対策

こんにちは、【全国一位の元販売員】経営者のこうたです。

いきなり結論から申し上げます。

必要です


非常に効率的かつ、悪いことがありません。
これを見て、「は?」と思ったあなた。

意図と根拠をご説明しますので、昂った気持ちを抑えて最後まで読んでみてください。



⒈媚びを売るデメリット

まずは良くない媚びの売り方によるデメリット。

⑴スキルが磨かれない
⑵取り入った相手がいなくなると破滅する


⑴スキルが磨かれない
媚びを売って出世する人の共通点は、能力が低いことです。
逆に言えば、スキルが低いから媚びを売るしか手段を思い付かずに実行してしまいます。

学生時代から先輩や教師に媚びを売り続けた人というのは、社会人になってもやってしまいがち。
処世術として考えるのであれば、非常に効率的で良い方法だと思います。

しかしごますりだけで楽をしようと考えている人、または可愛がってもらって良い気になっている人は論外です。
そしてその考え方だと、もう一つのデメリット・リスクからどこかで破滅します。


⑵取り入った相手がいなくなると破滅する
ごますりで機嫌を良くして可愛がる上司にロクなやつはいません。

媚び売りは、できる人からしたら呼吸をするのと同じ感覚で取り入ります。
だからプライベートでも仕事でも苦にはならないのですが、結局仕事も頑張らなければならないという環境になるとリタイアしがちです。

取り入った上司がいなくなった時、その媚び売り商人の価値がなくなってしまいますからね。
無能でもある程度は出世できますが、ある一定より上は通用しません。
ゆえに無能な上司はいつか消えてしまうのです。

おそらく部下や同僚で媚びを売るのがうまい人も、意外に長続きしないと思いますよ。
「頑張る」ことができないのですから。



2.まともな方法で媚びを売るメリット

媚びを売るというのは、持って生まれた才能でもあります。
上述したデメリットは、媚びを売るけど努力をしない人。

しかし私には、努力を怠らないけど媚びも全力で売る友人がいます。
いわゆる世渡り上手な人間です。

彼は能力が決して高いわけではないものの、努力はちゃんとしています。
低い能力を補うために媚びを売るのです。

媚びを売って仲良くなることで環境に馴染みやすくなります。
環境に馴染めれば手助けをしてもらいやすくなりますし、多少の失敗も大目に見てくれます。

つまり、作業効率向上のために媚びを売っているのです。
そして彼のすごいところは、上司だけでなく同世代の人にもするところ。
人を差別しない
のです。


この戦略の良いところは、媚びを売っていると認識されないこと(本人は全力で媚びを売っていると言っています)。

だから媚びを売られるのが嫌いなまともな上司やクライアントも受け入れてしまうのです。
そうするとその人から良い噂が他の人にも伝播します。
自然と目立つ立ち位置になるので、良い噂が勝手に流れるんですね。


実はイケメンが出世しやすいのもこれに近い原理です。
見た目が良いと、それだけで男女関係なく相手は受け入れやすくなります。
そしてちょっと性格が良いだけで、イケメンだからという理由づけが勝手になされます。

勝手な理由づけと強い思い込みで、これまたイケメンが目立つゆえに良い情報が勝手に流れるのです。


『媚びを売る』と聞けば悪印象しかありませんが、言い換えれば分け隔てなく相手と接する高等な処世術なのです



3.媚びを売れない人

自分を曲げられない人
真面目な人
常日頃から損をしてしまう人


私もそのタイプです。
実は私の父もそのタイプで、そのせいで出世が見送られたこともあったそうです。

しかし、実直に頑張っていれば誰かが評価してくれます。
上司の上司が見ることもあれば、同僚が出世した場合や皆の噂が誰かの耳に届くことだってあります。

本当に稀に、媚びを売れない人は出世できない会社がありますけど、そんなところはさっさと辞めてしまいましょう。

たぶん代表あたりが脱税などの不正をしています。
上層部が自分のことしか頭にない連中の会社は価値がないです。

たとえ給料が良くても長い目で見たらマイナスなので、一刻も早く他のところへ避難しましょう。



4.媚を売る、を勘違いしている人がいる

上述したように、ある種の処世術です。
今回は分かりやすいように「媚を売る」というワードを使いましたが、処世術は社会人に必須のスキル。

嫌なことでもイエスと言わなきゃいけないこともあれば、納得がいかないことを飲み込まなければならないこともあります。

どうせイエスと言わなければならないのであれば、気持ち良く返事をしたっていいじゃないですか。
そこで不満を表に出すことにメリットはカケラもありません。


おかしいことをおかしいと言うのも悪いことではありません。
しかしやり方が正しくなければ、それはただの文句に成り下がります。

その技術を有していないあなたが悪いのですから、そこはうまく立ち回る必要があるのではないでしょうか?



5.媚びを売れない人はどうすればいいか?

ここまで読めば、勘の良い人は気づいたかもしれません。

扱いやすい有能な部下になればいいだけです。

しっくりこない人は読み返していただきたい。


媚び売ってのうのうとしているやつは無視していいんです。
そういうことを気にしているということは、真面目な自分が損をしていると思っているからだと思います。

私も陥ったことがありますので、痛いほど気持ちが良く分かります。
その結果が、私の場合は経営者になって煩わしいストレスを排するというものでした。


しかし、気にしてもどうしようもありません。
私は友人の真似をして、少しは媚びを売れるようになりました。

でも、クソ真面目から少し妥協ができるようになった程度。
第三者の目からしたら媚びなんて売っていません。


それが嫌ならただひたすらに能力をアピールすればいい。
それも嫌なら経営者になればいい。


媚びを売るのは一つの能力であり選択です。
あなたはその選択をしていないだけで、残った別の選択肢の中から選ばないといけないのです。

無能な媚び売りは勝手に脱落します。
心の中で馬鹿だなと思いながら、自分のスキルを磨いてください。

その会社がダメでも、磨いたスキルは決して無駄になりません
いずれ経営者を選択した時にも役に立ちます。


これからは、もっとスキルを磨くにはどうすればいいの?
と悩むようにしてください。

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