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無料求人募集のコツ 優秀な人材を採用する手段
こんにちは、経営者のこうたです。
求人募集ランキング
1.東京
2.大阪
3.神奈川
1位と2位にはダブルスコアくらいの差がありますが、神奈川ですら求人募集をするのはかなり大変です。
お金をそれほどかけずに優秀な人材を採用する方法をご紹介します。
ポイントは無料掲載サイトの活用法と、それ以外で人を集める方法です。
1.無料求人掲載サイトの現実
こちらのサイトで紹介されている求人サイトは、どれも手が出しやすい内容となっています。
完全無料もあれば課金制度のようなものもあり、無料&低価格で始められるお手頃な方法。
地方であれば、これらのサイトだけでも充分かと思います。
またはアルバイトを探すだけなら「居住から近いところ」を第一に探すので、競合店の時給を考慮して少し工夫すればそれほど苦労はしません(大量の人材を求めなければ)。
しかし実際、募集をする業種はだいたい類似します。
販売員やイベントスタッフなどの派遣系、ライター、塾講師、美容師、事務などは数が多く、似たり寄ったりなのでお金をかけないと厳しい。
唯一性のある業種や豊富な福利厚生、知名度の高い企業でもなければほとんどクリックすらされません。
私もいくつか掲載しましたが、月に2,3人申請があればいいほう。
申請されても、30代後半だったりコンタクトをとっても反応がなかったりと、ほぼないに等しい状態でした。
実際、大阪は申請者にコンタクトをとると連絡がつくのに、東京はほとんど連絡がつきません。
せいぜい差別化できるとしたらグレーゾーンに抑えた誇大広告(検索にヒットしやすくなるように給与を多めに設定等)くらいで、それでもたいした成果は得られません。
実際のところ、「無料で優秀な人材が数人ゲットできた!」なんて話は聞いたことがありませんよね?
それなら近場のコンビニ店員を引き抜いたほうが簡単です。
某配達会社は、集荷のたびにコンビニ店員とコミュニケーションをとって引き抜きをかけることがあります。
コンビニに不満を持たず働いているフリーターは稀だし単価も低いので、わりと引き抜きやすいんですよね。
ぶっちゃけ適当なところで引き抜きをかけたほうが、安価で優秀な人員を呼び込めます。
それぐらい、無料求人サイトは役に立ちません。
もちろんやらないよりかはマシなので、存在や手法そのものを否定するつもりはありませんよ。
2.求人募集のコツ
⑴平均よりも高単価
⑵近場で働ける
⑶サポート充実(具体的に)
⑷評価する(具体的に)
個人的に試して効果があったのはこの4点。
⑴平均よりも高単価
振り幅を広げるより、最低単価を上げたほうが効果的。
たとえば23万が平均で、それより多くは出したくない場合。
とりあえず25万を最低に設定し、備考欄に試用期間ありと記載します。
試用期間なら最低金額を下回っても嘘にはなりませんし、試用期間の評価で問題ありと判断したら下回った金額が着地でも仕方ありません。
ちなみに問題がないのに問題ありにして騙すようなことはしません。
優秀な人材なら、たとえ直近の利益が少なくても将来を見込んで囲うのは有効な戦略です。
私は優秀になり得る人材なら、多少高く出してもいいと思っています。
こういう先行投資も経営の醍醐味です。
⑵近場で働ける
言葉は悪いですが、これらの採用サイトで応募をしてくる人に高尚な理念なんてありません。
「とりあえず仕事が欲しい」「夢を叶えるための繋ぎ」「今の職場から早く脱したい」など、理由はだいたい共通しています。
長期目的で応募するというより、良いところだったら長期で働くという思考ですね。
こういう人たちは、退勤後に遊べる歓楽街か家に近い職場を求めます。
派遣業なら候補地を増やすのがベスト。
そうでなくても、「近場の人優先」と一見意味のない条件をつけるだけでも、自身の目的とマッチしていることに共感して応募しやすくなります。
⑶サポート充実
⑵とは別の視点で、働くうえで誰もが重視しているのがこれ。
特に派遣系は放任主義みたいな風潮が根強いので、かなり重要です。
弊社ではこのサポートをかなり重視しており、その成果あって離職はほとんどありません。
なので、イメージがしやすいように具体性を持った内容を記載すると確率が上がります。
「最初のうちは常に電話で確認、相談をしている」「定期的に面談をしている」など、当たり前のことで充分。
特に転職組はこれらがなかったことで不満を持って転職をすることが多いため、改善されると期待できるだけでも注目します。
⑷評価する
⑶に続き、転職組が重視しているポイントです。
弊社の場合は、10ヶ月で5万ほど給与が上がった人もいます。
ちなみに半年後にさらに5万ほど上げる予定。
こんな感じに過去の例を入れたり、未経験や無資格でも入社後に頑張れば誰でもチャンスがあると思えたりするような内容を意識しましょう。
3.お金の使い方を見直し、相性の良いサイトを見つける
完全無料でなくても、冒頭で紹介したサイト内にある求人募集サイトは安価で人を集められます。
成功報酬もあれば、投資額を増やすことで検索にヒットしやすくなるなんてものもありますね。
会社全体のお金や部署の予算の使い方を改めて見直してみてください。
また同時に、自社に合った求人募集サイトを見つけることも大切です。
業界と求人募集サイト応募者との相性
会社と支払い形態の相性
これらは千差万別。
サイトの種類が多いからこそ、注力すべきサイトを見つけるのは必須です。
0円で見つけるのは不可能に近いので、多少はお金をかける必要があります。
場合によっては、経営者の懐から出すことだってあるでしょう。
であれば、『お金の使い方の見直し』と『自社と相性の良いサイトを見つける』のは合理的かつ必須要素です。
4.募集にお金をかけるのではなく、1人にお金をかける
この時代、退職のハードルはそれほど高くありません。
簡単に辞めてしまうのが現代の若者です。
しかしきちんと評価して反映させれば、信者になりやすい長所もあります。
重要なのは集めることに囚われるのではなく、採用した後の育成です。
この記事を求めてくださった方からしたら、それ以前の問題なんだよ! と思われるかもしれません。
しかし、適当に集めて離職、また適当に集めて離職だと悪循環です。
私はこのことに気付き、まずは離職を防ぐように尽力しました。
そして長い期間をかけて人を増やし、今では精鋭と呼べる人員しかいません。
経営者は長期で物事を判断して実行する必要があります。
今回ご紹介した内容は大企業向きではないですから、おそらくあなたは経営者かそれに近い立場の人のはず。
立ち止まり悩んでいるのであれば、まずは戦略の見直しも検討してみてください。
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