![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94788610/rectangle_large_type_2_9e99702a516dbc77a57549404025ff34.jpg?width=800)
趣味人・伊藤喜久男の発行した『全国蒐集家番附』
戦前の趣味界の中心にいた伊藤喜久男が発行した『東京蒐集家番附』を以下の記事で紹介したことがあるが、伊藤が発行した他の番附も紹介していきたい。今回紹介するのは昭和15年発行の『全国蒐集家番附』であるが、写真を掲載しておきたい。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94780615/picture_pc_938794df7ee5f612657ae740c60b5656.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94780623/picture_pc_bbfa16a7e295aeaa6a043f105ab143d4.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94780649/picture_pc_5c8eff465ce98624886a6d67a55ae4df.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94780668/picture_pc_28a85b39b8b7e2d3336c379553d5eab0.jpg?width=800)
すべての人物が分かるわけではないが、知っている人物も増えてきた。趣味誌に多く投稿していた西尾四郎、戦後も郵便関係の蒐集界の中心にいた大川如水、以下の記事でも紹介した今井源之助などが最近気になっている人物だろうか。郷土玩具関連では、小谷方明、趣味誌『鈴守』を発行していた慶谷俊雄、梅林新市と交流のあった高山重城(拙noteで紹介したこともあるが、梅林が中心となって発行していた趣味誌『雉子馬』の同人の一人)らが載っている。ところで、最近私がこのような番附表をみる度に気になるのは、載せる人々を選ぶ基準や方法である。伊藤はどのように掲載する人物を選定していたのだろうか。
よろしければサポートをよろしくお願いいたします。サポートは、研究や調査を進める際に必要な資料、書籍、論文の購入費用にさせていただきます。