コーヒーとお酒 Vol.81 - Beachwood
クラフトビール飲み比べ Vol.37
Beachwood - Melrose - IPA
クラフトビールを昨秋から飲み始めています。
ビールがそれまで苦手でほとんど飲まなかったのにクラフトビールはおいしく飲めてしまいました。
とにかくバリエーションが豊かで、ラベルデザインも豊富で味を楽しむのはもちろんのこと視る楽しみがあります。
今回は Beachwood Brewing の Melrose(IPA) のご紹介。
↓2011年にカリフォルニアで創業したのがBeachwood Brewing。
Beachwood Blenderyというサワーエール専門の姉妹Breweryも展開しています。
サワーエールについては全く知らないのですが、調べてみると白ワイン好きのぼくにとって、もしかしたら次にハマる種類のビールになりそうな予感。
ただ少量生産の商品になるので、価格が500mlで3000円を超えてきます。
こうなってくると白ワインの世界に近づきますね。
個人消費者が抱くビールの価格帯イメージからの脱却。自分へのご褒美にサワーエールビール買ってみるか。
今回のビールはラベルデザインがポップでホップです(笑)。こういうラベリングは飲む前から楽しめます。
ホップはSimcoeとAmarilloが使われています。Simcoe(シムコー)は有名どころだとヨナヨナの「インドの青鬼」でも使われています。なんとなく味のイメージがしやすいのではないでしょうか。
Amarillo(アマリロ)は香りづけや苦味づけに使用されることが多いホップとのこと。
飲んでみます。
あ〜ラベルのイメージ通りな感じです。爽やかな苦味が溢れます。太陽の下で飲みたいですね。
↓ラベルの表面の文字情報が抑えられているデザインに好感が持てます。
ぼくは文字情報が表に多いデザインは苦手です。裏面の情報もとっても読みやすい。
この辺りのデザイン性だけでも好感が持てます。
クラフトビールの味が多様なのは、様々なホップのブレンディングや発酵のアレンジがあります。
コーヒーの世界もGreen beansの発酵過程がユニークなものが増えてきている印象です。
クラフトビールのように今後もっと尖ったコーヒー豆も出てくるかもしれません。そして出てくるとすれば、それはかなりの高級路線になるはずです。
コーヒーの世界(だけじゃないけれど)ではずっと2050年問題について議論されています。
コーヒー豆の収穫高が減るということは現状のような大量消費、低めの価格設定では飲めなくなります。
一方で、よりプレミアムな高級路線のコーヒーの出現が多くなるのでしょう。
クラフトビールもコーヒーも原料は自然界のもの。
異なる飲料ですが、気候変動等で抱える問題は共通しています。
意外とコーヒー業界はクラフトビール業界から学べることは多いのではないかと思っています。
<今日の誕生日>
4月15日
デイヴ・エドモンズ(1944 - )この日ウェールズはカーディフで生まれたミュージシャン。
Frankie Poullain(1967 - )この日スコットランドで生まれたベーシスト。The Darknessのメンバー。
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