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コーヒー豆 片手鍋 自家焙煎の記録 Vol.89

YEMEN - ARABIAN SELECTION

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青空に飛行機が飛んでゆく。最近また飛行機の音がよく聞こえる。そして飛行機雲もよく見える。

あの飛行機にはどんな人がどんな想いで乗っているんだろう。乗っている人からは僕がいる地上は見えているんだろうか。なんてことを思って眺めていました。

あっという間に通り過ぎる飛行機。目的地に向かって迷うことなく進んでいきます。

それでは、今回の焙煎記録です。

日:2021年1月10日(日曜日)

温度:5.6℃ 湿度:40% 天気:晴れ

予熱:60℃→34℃

豆:イエメン ARABIAN SELECTION (生豆本舗)

生豆の重さ:200g

焙煎後の重さ:168g

1ハゼ:9:20(196℃)

煎り止め:13:00(228℃)

色:シティ

<感想>はじめてイエメンの豆を焙煎しました。コーヒー豆の焙煎をはじめて、楽しみのひとつになったのが生産国について知ることです。

全く縁もゆかりもなかったコーヒー豆の産地について知ることができると自分の世界も広がります。

イエメンは名前は知っていても、場所は中東ぐらいしか思いつきませんでした。

↓サウジアラビアの下、アラビア半島の南端に位置するイエメン。エチオピアともすごく近いです。

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↓こうに地図を眺めるとコーヒーベルト(コーヒー豆の産地があるエリア)が見えてきます。全ての産地の豆を焙煎して飲んでみたいです。

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↓イエメンにおいてコーヒー豆の生産がもっとも盛んなのが、首都のサナアの地区だそうです。イエメンでは豆の乾燥は農家の屋根の上を利用することが多いのだとか。

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イタリアのコーヒーメーカーLAVAZZAのサイトによると、イエメンでは500年以上前、1500年代にエチオピアからコーヒーが持ち運ばれたとあります。この距離の近さであれば納得ですね。

なによりもイエメンには「カフェモカ」などで使われる名前の「モカ」があります。モカは紅海に面している都市です。このモカの港にオランダ商船が立ち寄り、コーヒー豆を買ったことでヨーロッパにコーヒーが広まったとも言われています。

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上記のLAVAZZAのサイトには、イエメンで飲まれているコーヒーの作り方レシピもありました。例えば、Qahwa Sana’a ni(サナアでのコーヒーの飲み方)は、コーヒー豆に生姜とシナモンを加えたものとあります。チャイのような感覚でコーヒーを飲んだいるのでしょうか。現地の飲み方もいつかチャレンジしてみよう。

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今回の豆の味の方はというと、おいしい!これは間違いないおいしさです。甘みがたっぷりあって、香りもよくて。酸味、苦味はほとんど感じません。これはリピートしたい豆ですね。

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飛行機からは実際には二本の飛行機雲が出ているんだな〜と昨日実感しました。それがひとつに見える。ひとつに重なる。

この飛行機はいずれどこかの空港に着いて、乗客は各々の最終目的地へと向かう。毎日そんな飛行機が上空を飛び交っている。

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月曜日。ファイト。

皆さん、良い1日を!



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