角 勝

元地方公務員、今はアイディエーションファーム(事業開発コンサル)の経営者。 日本有数のお固い職場から日本有数の最先端ワークに突然シフトチェンジした男。 スタートアップから大企業や外資系企業の経営幹部まで幅広い人と雑談し、その気づきを記事にすることが多いです。

角 勝

元地方公務員、今はアイディエーションファーム(事業開発コンサル)の経営者。 日本有数のお固い職場から日本有数の最先端ワークに突然シフトチェンジした男。 スタートアップから大企業や外資系企業の経営幹部まで幅広い人と雑談し、その気づきを記事にすることが多いです。

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    • 「面白がり力ドリブン」で生きる

      幅広く様々なことをポジティブに面白がり、アクションにつなげる力。それが面白がり力です。 言い換えると、自分の「引き出し」と「切り口」を増やす力。 面白がり力が強いと様々な物事に詳しくなったり、色々な人と仲良くなりやすい(引き出しが増える)。 そして、そのつなぎ方(切り口)もたくさん思いつくようになるので、新しいプロダクトやサービスを生みやすい。 そんな「面白がり力ドリブン」での成長や育成につながる記事たちです。

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    「あざす」と「あざます」の違いは大きいーテキストコミュニケーションの基本3箇条ー

    テキストコミュニケーションは感情が伝わりにくい。 これこそテレワークを難しくしてきた要因の一つだと思います。 でもちょっとした心がけやコツでぐっとやりやすくなるとしたら。 きっとテレワークの良さや楽しさも増し、生産性は上がり、メンタルヘルスリスクも減ると思うのです。 そのためのコツを書いてみたいと思います。 1)経営学的にもリモートでの感情の伝わりにくさは実証されている気鋭の経営学者として知られる早稲田大学大学院ビジネススクールの入山先生とお話しした時におっしゃっていたのが

      • 企業内新規事業の作り方ーフィラメント流ビジネス構造化スライド5選ー

        株式会社フィラメントCEOの角です。 フィラメントでは様々な企業で新規事業をつくるサポートをしているのですが、社長としての僕の2022年の目標は「自分の気づきの構造化と言語化を進める」でした。 年初に目標を立てることほど無意味なことはないっていう意見もたまに聞きますが、年初に立てた目標を忘れずに言い続けたおかげで習慣化され、成果も出せたのでそのうちのいくつかを公開してみたいと思います。(この投稿はQUMZINEのアドベントカレンダー企画に参加しています。) 1)ビジネスの要

        • 鬼滅好きな娘にジョジョを激推しした話

          「『人間賛歌は勇気の賛歌ッ!!』ってジョジョでも言うてるしな。」 っちゅう話を小6の娘に言うたんですよ。 彼女の答えは 「えー、ジョジョ読んでないからわからん…」 そうだよね。でもお父さん、ジョジョについては知っておいた方がいいと思うんです。 なのでここから、ジャンプバトル漫画史から見たジョジョの意義を交えつつ解説しました…というのがこのnoteです。 この時点で大半の女性読者を失った気がしますが、できれば女性にこそ読み続けてほしい。 そういう思いを込めて書きますね。

          • 「お金ってなに?お父さん?」と我が子に問われたらどう答えるか

            自分にこどもができた時、いろんなことを考えました。 この子が大きくなったら、いろんなことを親に聞いてくるだろう。 その時どうこたえてやればいいんだろう。 複雑な概念でも、わかるように教えてあげたい。 そんなこともたくさん考えました(考えちゃいますよね?)。 僕は、「〇〇とはなにか?」とか「なぜ〇〇なのか?」という問いを日常的に考えている「考えすぎ属性」なのですが、こどもが生まれてからはこの性質が加速しました。 そんな中で考えたのが 「お金ってなに?お父さん?」 って聞

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            キャリアの悩みの根源は一つしかない/「過去の経験の奴隷」にならないために

            新規事業創出と人材育成を支援する会社、フィラメントの代表をしている角と申します。 僕は自分の会社を立ち上げる前は、20年もの長きにわたり、大阪市役所の職員をやっていました。 つまり… 地方公務員(1番堅実な仕事)  →  起業(1番不確実な仕事) …という極端なキャリアを歩んでいるわけです。 そのうえ、自分の会社フィラメントの経営もそこそこ順調、情報発信のためにQUMZINEというメディアもつくり、業界的にはちょっとだけ目立つ存在かもしれません(目立ってないかもしれませ

            人間は結果から理由を探す/偏見とアナロジー思考とクリティカルシンキング

            僕は自分ではあまり偏見とかは持ってない方だと思っているんですが、どんな人もバイアスや偏見は持っている、あるいは持ちうるんだろうなと思うことがありました。 以下、事例をわかりやすく簡略化しますがざっくりこういうことなんです。 街を走る自動車が交通事故を起こした。 ドライバーは80歳の男性だったという情報が出る。 そこで僕はこう思う。 「ああ、だから高齢者に運転させちゃダメなんだよ」と これって偏見ですよね。 事故の原因が何だったのかとか事故当時の状況とか知らないのに、ドライ

            ファミマの野菜を食べ続けて半年で10キロ痩せた話

            どうも! フルリモートワーク生活になって、13キロのダイエットに成功した48歳・男性(会社経営)の角と申します。 50代目前で13キロ痩せたことを自慢したくて、これを書いていますが、体重とともに体脂肪率も10ポイントくらい減らすことに成功しています。 どうやって減らしたのか?ってのをこれから書きますが、フルリモート生活を送ってらっしゃる同志の多くが再現できるんじゃないかと思います。 是非参考にしてみてほしいです。 アラフィフで痩せることの難しさまず最初に言っておきたいこ

            人生100年時代とVUCAの時代が同時に来た今の必須スキル「面白がり力」

            僕たちが生きるこれからの時代ってホント、どんどん大変になってますよね。 この記事では、これから生きてくのがなぜめっちゃ大変で、学び続けることが必須なのか。そして、しんどくなく楽しく学ぶためには好奇心に基づいて学を楽しむ力ー「面白がり力」があると便利だし、これからの必須スキルだと思うということを書きつつ、面白がり力の高め方も少し書きます。書いてるうちに結構長めの文章になったので面倒な方は目次から⑤と⑥くらいだけちゃんと読んでもOKだし、太字のとこだけ読んでも大丈夫ですよ!! (

            フィラメント起業から6年・QUMZINEスタートから1年経ちました!!

            2021年の4月9日(本稿執筆の前日)は僕が自分の会社、フィラメントを起業して6周年の記念日でした。 大学卒業してから新卒で大阪市役所の職員となり、その後20年間、役所一筋で勤務して退職後すぐ設立したフィラメントは、企業の新規事業開発支援をメインの事業とする、大きい括りで言えば「ビジネスコンサル」に分類される会社です(全然ビジネスコンサルっぽくないけど)。 民間企業の就職経験のない僕が右も左もわからない中で始めた会社が、多くの方のご支援のおかげでだんだん大きくなり、事業も

            起業準備家になるくらいなら、まずレモネードを売ろう!!

            「ビジョンって大事ですよね。」 こういう時のビジョンって何かというと 会社でいえば「自分たちが企業活動を通じて実現させたい未来像」、個人にとっては、「自分が将来どうなりたいか、あるいは自分が豊かな人生を送るためにめざす指針」という意味合いになるでしょう。 ね?やっぱり、ビジョン大事ですよね。 でも若いうちからビジョンなんて持ってないのが普通だと思うんですよ。 社会人経験がなければ、そもそも社会をよく知らないですし、人間ってどん存在についてもイマイチよくわかってないし、

            孤独のグルメに学ぶ「失敗の原因を解明し、前進し続けるマインド」

            皆さん、「孤独のグルメ」ってご存じですか? そう、久住昌之さん原作、谷口ジローさん作画の人気漫画であり、テレビ東京にて松重豊さん主演でドラマ化され大ヒットしましたよね。 僕、漫画もドラマも大ファンなんですよ。 で、ちょっと前の話なんですが、この孤独のグルメの年末スペシャルってのがやってまして、その中ですごく胸がざわつくワンシーンがあったんです。 どんなシーンかというと 松藤豊さん演じる主人公、井之頭五郎がコロナ禍のせいで、慣れないパソコンを手に四苦八苦しながらビデオミー

            入会しやすく退会しにくいサービスは人間を捕獲するモンドリである

            2021年のお正月、近くに住む高齢の義父の家を訪れました。 そして、義父の家の通信費がやたらと高額で非常に搾取的に見える契約となっていることが親族の間で問題となりました。 その後、妻と義妹一家も含め、ふた家族で見直しに着手、1ヶ月を経てやっと全容解明し、収束が見えてきました(でもまだ完全解決していない)。 義父宅の契約は ・テレビ視聴(インターネットテレビ) ・インターネット接続プロバイダー契約 ・固定電話 ・携帯電話 の4つがセットになっていて、総額で約14,348円。

            大事なのは「謙虚・挑戦・感謝」ー伊藤羊一さんに学ぶ成長継続の極意ー

            自ら成長しながら、その流れに周りを巻き込み、大きなうねりを作っていくような人がいます。 そんな人の特徴は ①謙虚 ②挑戦 ③感謝 だと思うのです。 今年、僕がそんなことに気づくきっかけになるできごとがありました。 それは友人の伊藤羊一さんとのランチ。 羊一さんは、Yahoo!アカデミアの学長であり、「1分で話せ」などの著書で知られるベストセラー作家であり、そして、今また、日本初の「アントレプレナーシップ学部」の学部長になろうと挑戦を続けている人です。(羊一さんの紹介はどう

            NTTコミュニケーションズの新規事業の祭典DigiCom2020が大成功だった話

            行動の起点をつくる 今年は「人の行動の起点をつくる」という1点を特に意識して仕事をしてきた1年でした。 こちらのnoteにも書きましたが、人間というのは、新しい知識が手に入ったからと言ってそれだけでは新しいことを始めたりできないものだと思います。 人との出会い・人との関わりが行動の起点となり、具体的な行動を通じて学びを蓄え、自分の人生を切り拓いていくことができる。 僕は自分のこれまでの体験を通じてそう理解しています。 そういう人間理解の前提に立ってコロナ禍での今年の僕の仕事

            人生は出会いによって作られている

            「人の体は食べたモノで作られる」と言いますよね では心は…人の考えは何で作られるのでしょうか? ↑というのは、僕の大好きな楠みちはる先生の『首都高SPL(スペシャル)』という漫画からの一説です。(以下掲出の写真は、首都高SPL第三巻、講談社ヤンマガKCより抜粋。写真掲載に問題あればすぐ削除します) 皆さんはどう思われますか? 人の心を作るのは何か? 物質=ハードウェアである体に対して、ソフトである心を動かすのは知識というデータではないかという仮説を語る、主人公・工藤の

            「若いってどういうこと?」とこどもに聞かれたときの答え方

            こどもってのは好奇心のかたまり。 いつ、親がドキッとすることをきいてくるかわかりません。 先日も、6歳の息子(サムネ写真の子です)が、こう聞いてきたのは家族で晩ご飯を囲んでいるときでした。 「わかいってどういうことなの?おとうさん」 この質問に妻としばし顔を見合わせた後、僕は彼にこう答えました。 「若いってのはね、自分が知らないことを知るのを楽しいと感じることやで。〇〇も知らんかったことを知ったとき面白いって思うやろ?だから〇〇は若いんやで」 これを聞いて彼は「お母さん