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意外と知らない!実は今食べてるキウイは国産な話

こんばんは!
フルーツ伝道師のミサキです♪
 
皆さんはこの時季、旬のフルーツといったら、何を思い浮かべますか?
いちごやミカンという方が多いのかなと思います。
 
実は、それ以外にも「国産キウイ」も今が旬で食べごろなんです!
キウイって国産のイメージないと思うんですけど
今の時季、スーパーで並んでいるのはほとんど国産なんです。
 
「国産キウイって何?」
「海外産のキウイと何が違うの?」
と思われた方のために、今回は国産キウイについてご紹介します!!
 
今後スーパーで見かけたら、ぜひ見てみてくださいね。
 

■国産キウイとは?


「キウイは海外の果物」という印象がある方も多いと思いますが、
近年では国産のキウイの生産量も増えているんです。
 
日本へは1960年台半ばにキウイの輸入が始まり、
その後国内での品種改良や新しい品種の育成が行われ、
九州から東北まで広く栽培されるようになったそうですよ。
 
主な産地トップ3は愛媛県、福岡県、和歌山県です!
 

キウイは1年中スーパーでも見られると思いますが、実は旬の時期があるんです。
 
キウイは秋から冬に収穫される、寒さに強い亜熱帯果実です。
そのため、国産のキウイが出回るのは、12月から5月頃に多くなります。
キウイは、収穫されてすぐに出荷されるのではなく、しばらく時間をおいて熟してからスーパーなどで売られます。
 
特に2月・3月頃のものはしっかりとした甘さがあるだけでなく、輸入物と変わらない値段で手に入れられますよ。
 
ちなみに、夏ごろに食べているのは日本の裏側にあるニュージーランド産がほとんどで全体の90%以上も占めています!
 

■海外産と何が違うの?

海外産と国産の大きな違いは2つあります!
 
まずは「品質」
海外産と比べて国産キウイは、甘さと酸味のバランスが優れています。
 
また海外産のキウイは、日本の市場に出回るまでに傷ついたりしてるのも多く、うまく熟さなかったり、小さめのものが多い傾向にあります。
ですが国産は大きめが多く、痛んでいるものが少ないので、どれを買っても美味しいんです。
 
2つ目は「種類の多さ」
一般的に海外から輸入されているキウイは「ヘイワード」と呼ばれるグリーンキウイと「ゴールドキウイ」がほとんどですが、国産では独自に開発されたものも複数あるので選択肢が豊富にあるのもポイント。
品種や時期によって味も少し違うので食べ比べもおすすめですよ♪
 

■国産キウイの種類

そんな種類の多い国産キウイの中から代表的な5種類を紹介しますね♪

・ヘイワード

グリーンキウイの代表的な品種で、海外・国産共に市場に出回るキウイのほとんどはヘイワードです。

酸味が強く、いわゆる「酸っぱいキウイ」のイメージは
ヘイワードが持つ味わいから連想されているといえます。

一方できちんと時間をおいて熟すことで甘さと酸味のバランスがとれた味わいに仕上がるのも特徴。近年、糖度重視で酸味の薄いキウイが増えるなか、正統派なキウイの味わいを楽しめる品種です。

食べ頃の美味しい旬の時期は2月上旬~ 3月下旬にかけてです!
なので、今スーパーで並んでいるものは、ほとんど国産なんですよ♪


・サンゴールド

引用元:ゼスプリ公式HP

ゴールドキウイは果肉の色が黄色いキウイフルーツです。緑系のキウイと比べて果皮に産毛がほとんどなくツルツルしています。

日本で流通するゴールドキウイはそのほとんどがゼスプリブランドが手掛けた「ゼスプリゴールド」と「サンゴールド」。

国内でも少量ですが香川、愛媛、福岡産で生産されていますよ!

11月中旬~12月上旬に収穫されて今の時季に
熟した美味しい国産のサンゴールドが楽しめます♪

・香緑(こうりょく)

引用元:kiwibird


香緑は香川県でニュージーランドから導入されたヘイワードが自然交雑して生まれた品種として登録されています。

縦長の外見に鮮やかな緑色の果肉が特徴。
グリーン系のキウイのなかでも糖度が高く、ねっとりとした触感が魅力です。

流通時期は11月あたまから1月くらいまでで、流通量は少なく希少性の高い国産キウイといえます。

・レインボーレッド

引用元:PRTIMES


レインボーレッドキウイは静岡県富士市の小林利夫さんが発見したキウイの新品種です。

その名の通り果肉が赤色になっているのが特徴です。

表皮は通常のグリーンキウイと比べると少し褐色がかっていて、全体的に小ぶりなサイズ感です。

甘みが非常に強く、グリーン系にもゴールド系にもない
特有の甘い香りを持ちます。1度食べると病みつきになるんだとか!

日本のキウイ市場の中でもわずか0.5%以下の生産量で、9月半ばから10月にかけてのごく短い期間にだけ流通します。国産キウイのなかでは早い時期に旬を迎えるのもポイントです。


・アップルキウイ

引用元:キウイフルーツカントリーJapan


見た目がりんごのような形をしているのが特徴のアップルキウイ。

果肉は未熟なときは緑色ですが、熟すにしたがって黄色に近づいていくのが特徴。

酸味が極端に少なく、非常に食べやすい優しい味わいが魅力。

11月~12月頃が旬の時期で、ヘイワードよりは希少ですが香緑などと比べると比較的手に入れやすい品種です。

・さぬきゴールド


引用元:SHIKOKU FOODS


さぬきゴールドは香川県が育成したゴールドキウイ系統の品種。
2005年に品種登録されています。

特徴は何といっても200g前後にまで成長する世界最大級ともいわれるサイズ感!糖度が高く、ビタミンCの含有量も一般的なキウイの3倍程度とされているのもポイント。

10月下旬から11月下旬までの1ヶ月程度のみ流通する珍しい品種のひとつです。 


いかがでしょうか?
 
ぜひ今が旬の国産キウイ、試してみてくださいね♪
 

また、キウイと言えば私の大好きな!
ゼスプリさんのキウイブラザーズについて書いてる記事もあるので
キウイを食べながら見てみてくださいね♪


最後までお読みいただきありがとうございました。

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